2007年10月30日火曜日

続・ワインディングロード

リスペクト自生山那谷寺霊と共に霊峰月山三度目の立ちゴケワインディングロード

10泊11日
九日目536km
道の駅たじま-R121-R119-R120(いろは坂、金精道路)-r267-赤城道路-赤城神社-r4-r34-r120-r26-r15-水澤観音-大澤屋-r15-r33-榛名神社-r33-R18-おぎのや-R18-r9-R141-r120-r93-新海神社-竜岡城跡-r93-R141-R20-甲斐善光寺-R358-上久の湯-R358-R139-r72-天神橋-r72-r180-チャンティック-r180-富士山スカイライン-新五合目

以前、日光を訪れたとき、晩秋にこの道を走りたいと思ったわけだが、その思いは果たして叶うことがあるのだろうか?この憧れの道を一度走ってみることにより、その気持ちはより一層明確なモノとして刻まれていく。

菅沼、丸沼の脇を抜けていく。この道は日本ロマンチック街道というそうだ。確かにロマンチックである。日光例幣使街道、日光街道、日本ロマンチック街道、日光周辺は素晴らしい道ばかりだ。

かつて、雨の降る黄昏時に日光例幣使街道を抜けたことがある。一車線半ほどの狭い道。その両脇には江戸時代から時を重ねてきた杉の巨木が並んでいる。道端から張り出した枝は、真夏だというのにシトシトと降り続けるその雫を、優しく受け止めていく。微かに杉が匂い立つ。日光線の車両が通過するたびに、大人二人も抱えきれぬほどの幹と幹の間から、ほのかな光が漏れ伝う。今でもその風景は鮮やかさを失わない。
雨天のツーリングで嫌ではなかったのは、この時を於いて他にはない。唯の一度も。

薗原湖畔から赤城山へと進路を変える。一部狭いところもあるが、楽しい道だ。この時間に於いて、すれ違う車などまるでいない。心持ちペースを上げてみる。もちろん十分なマージンを取っての話だ。
幾つヘアピンを越えたのであろうか、唐突に空が開ける。大沼だ。赤城神社の看板を見付け、未舗装の道へと慎重に入っていく。緑、青、そして朱。鮮やかな色彩が襲いかかる。この様な山深い地に、この様な空間が拡がるというのは中々感動的だ。
真新しい朱も鮮やかな社殿。本来はこの様な荘厳さに欠ける神社はあまり好まないのだが、この地、この時においては寧ろ、神々しい。
時刻は未だ8時を廻ったばかり。今日の安全を祈願した後、朱印を戴こうと、ダメ元で宮司宅の呼び鈴を押す。9時まで社務所の警備が解除されないから無理だ、といわれる。まぁ、仕方がない。朝早く訪れているのだから、対応していただいただけでも嬉しい。

遠くから大排気量単気筒独特の排気音が響いてくる。人(バイク?)恋しさに、上がってきた道に目を遣るが、姿を現さない。やがて、音は少しずつ遠のいていく。他のルートを選んだのであろうか。
再びバイクに跨り、大沼を大きく回る。中禅寺湖湖畔と同様の清々しさ。但し、こちらの方が俗されてはいない。
r4へと入ると湖岸の道とはいきなり風景を変え、如何にもワインディングといった感じを現す。しかし、それに伴っての暴走防止にしても過剰とも云えるほどの路面処理が施されている。地図上では期待していただけに少し残念である。
次に向かう榛名山に期待を繋ぎ、先を急いだ。


赤城神社元宮(山宮)
住所:群馬県勢多郡富士見村赤城山小鳥ヶ島
電話:027-287-8202
祭神:赤城大明神、大國主神、磐筒男神、磐筒女神、経津主神、豊城入彦命
神紋:五三の桐、十六八重菊、丸に三つ葉葵
旧社格:郷社
神階:正一位
上野国二宮、名神大社
参考URL


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著者:津本陽
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2007年10月29日月曜日

月見茶屋@高取山

予算¥900(ビール大瓶¥600、おでん各¥100(スジ、大根、厚揚げ))

かねてから登拝したいと思っていた山、高取山を登りに行ってきた。
この様な地元に根ざした、お山はブラブラと散策するだけでも気持ちよい。
登山道には、各所に清水茶屋、中の茶屋、安井茶屋、潮見茶屋、そして月見茶屋とお茶屋が立ち並ぶ。参拝帰りにはちょっと一杯引っ掛けていこう、そう思い、一軒の茶屋へと立ち寄った。

"月見茶屋"
強い日差しを避け、薄暗い茶屋の中へと踏みいる。カウンターの隅では、真夏だというのにおでんを焚き続けている鍋が、湯気を上げる。
奥のテーブルでは毎日登山の帰りであろう、ご年配の登山客が、おでんをアテにビールを傾け、最近見掛けない顔見知りのことをつまみに盛り上がっている。

おでんをいくつかと、ビールを頼み、空いている席に着く。店の奥には古ぼけた本棚が一つ置かれ、年季の入った登山ガイドや雑誌が背を並べていた。その内から面白そうなモノを幾つか選び、ビール片手に読みあさる。
"これから縦走するの?"とのおばちゃんの問いかけに、"酒も呑んでいますし、この時間からではちょっと"と、お茶を濁す。初めは菊水山へと向かおうかとも思いはしたが、すっかり寛いでしまい、そんな気は既になかった。

ちょこっと登って、ちょこっと寛ぐ。高取山はいい山である。

月見茶屋
住所:神戸市長田区高取山町103-8 食堂マップ
電話:078-611-8496
営業時間:6:00~12:00 5:30~17:00(土日祝)
定休日:火曜


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2007年10月28日日曜日

宇都宮みんみん本店@宇都宮

予算¥840(ヤキ(焼餃子6個)¥220、スイ(水餃子6個)¥220、餃子浪漫(地ビール)¥400)

宇都宮を訪れること3回目にして漸く、開店中に訪れることが出来た"みんみん"。
宇都宮を代表する餃子屋の一角を担う店だ。

"宇都宮みんみん本店"
うらぶれた、よく言えば風情のある店内へと入り、壁ぎわに設置されたカウンターへと着く。メニューは3種類、焼餃子、水餃子、揚餃子とある。その内から好きではない揚げ以外を注文する。それと餃子には無くてはならない、ビールも一緒に頼んだ。地ビールも同じ値段だと言うことなのでそちらにする。

醤油、お酢、ラー油でタレを作っていると、焼餃子が運ばれてくる。大ぶりなその餃子は、焼き色も美しく、香ばしい香りが食欲をそそる。一口囓ると、ごま油の香りが拡がり、それに伴って肉汁が溢れる。この値段で、このボリューム、この味はお得感が高い。
次は水餃子を頂く。これは焼餃子と同じ餃子をタダゆでただけ、のようで皮の旨味に乏しく、残念だ。グラスに注いだ最後のビールも飲み干し、店を出る。"餃子浪漫"と大層な名前のビールも、美味しいのだが、餃子にはやはり、麒麟クラシックラガーが一番合う。

宇都宮ではこれで5軒の餃子屋を巡ったわけだが、やはり神戸の餃子の方が好みであった。後、めぼしい店としては"正嗣"を残すだけである。

宇都宮みんみん本店
住所:栃木県宇都宮市馬場通り4-2-3 餃子マップ
電話:028-622-5789
営業時間:11:30~20:00
定休日:火曜
参考URL


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2007年10月27日土曜日

串かつ 船越@篠原

予算¥3,000(男2人)(瓶ビールx3、揚シューマイ(5個)¥300、なす¥200、チューリップ¥130、アスパラ¥100、にく¥100、小エビ¥120x2、たこ(大)¥120x2、タマネギ¥70、他)

長峰山、および摩耶山でかいた汗を灘温泉で洗い流す。そして風呂上がりの一杯を船越で味わう。scottをして"Perfect Day"と言わしめた休日の過ごし方である。

"串かつ 船越"
夕暮れ時には一杯になるカウンターも、まだこんな時間では、一組の客しかいない。少し距離を置いた位置につけ、伝票に食べたいモノを記入していく。まだ日も高いうちの一杯。これが背徳的なスパイスとなり、より一層旨く感じられる。
極極、薄く衣をまとった串カツは、あらかじめソースにつけられ、供される。油ぎれもよく、素材が十分に味わえる上品な一品だ。これならいくら食べても胸焼けに悩まされることも無かろう。
ビールで舌を洗い流すように食べなくても良い、貴重な店である。ここではあくまでも、酒がメインではなく、串カツがメインなのだ。

"ばんどう"のようにラードで揚げ、ニンニクソースで食べるようなコテコテに下品な串カツが好きだが、たまにはこういったモノも良い。

こんな事を書いていたら久しぶりに"ばんどう"へ行きたくなってきた。
ギトギトなラード中毒な人は、一度"ばんどう"にも訪れていただきたい。そしてあのトイレの衝撃を一度味わっていただきたい。


串かつ 船越(ふなこし)
住所:神戸市灘区篠原南町6-1-6 串カツマップ
電話:078-802-1139
営業時間:16:00~24:00、14:00~24:00(日祝)
定休日:月曜(祝日の場合は翌日)、第3火曜
串かつ 一燈園@水道筋


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2007年10月26日金曜日

GroovyDish GRASS@JR芦屋

予算¥13,000(男2人女1人)(ジャパニーズピザ(岩のりソースのシーフード)¥1,150、二度サンド(シチューの後、サンドに変身!10月~5月限定)¥950、ドレドレトマトサラダ¥680、名物チャボ(自家製タレで食べる手羽先)¥700、エナスカリ(ナスときのこのタイ風グリーンカレー)ご飯¥980、ポリポリスティックサラダ¥480、オニオンリング¥600、フレンチフライポテト¥650、カムカム¥500x2、グレナデンカルピス¥500、エビス生M¥600x2、エビス生L¥1,000、ハウスワイン、他)

ローコから晩飯のお誘いアリ。そこで以前から気になっていた"GRASS"へと出かける事に決めた。芦屋なら仕事が終わり次第エムも参加できるから良いであろう。

"GroovyDish GRASS"
一階は花屋となっており、それがそのままGreenに囲まれたアプローチとなっている。店はその二階だ。
ここは二国沿いではあるが、このちょっとした風景の変化により、何やら隠れ家的な雰囲気を醸し出している。

ローコがイモウトさんと話をしているとき、"私の時はLadies Firstして貰ったことがない"と話していたのを思いだし、"そんなことはない"、と思いつつもわざとらしく扉を開ける。もしかしたら最近、知らず知らずのうちに、ぞんざいに扱っていたのかも知れないからだ。だが、これで確固たる反論をする事が出来る。

席に着き、その豊富なメニューからじっくりと時間をかけて選ぶ。取り敢えずはオススメをメインに選んでいく。
チャボ(自家製タレで食べる手羽先(正確には手羽中か?))と二度サンドが特に気に入った。ひとりで訪れることがあれば、おそらくはこれらにビールを頼むであろう。
ジャパニーズピザは岩のりソースの甘みが強く感じられ、"まるでデザートピザの様だ"、といったが、賛同は得られなかった。

エムと連絡を取るために携帯を取り出す。そこに貼られたシールを見て"私のと一緒だ"とか言うが、当たり前だ。それは俺があげたモノではないか。これで自分の好みではない男のことは、記憶の片隅にも留めておかないことが判明した。

ドレドレトマトサラダを食べるときに"ドレドレ"などとオヤジギャグを噛まし、"うぁー"っと退かれてみたり、俺の元カノに"みっちゃん(偽)と付き合う女の子趣味悪いよねぇ、って言っているかも知れない"って不安がっていたが、確実に言っているやろ、俺には良いとしても、マキに失礼やわ!などと他愛もない話しをしている内に、エムが合流。
ここまでで既に二時間ばかし飲み続けていたものだから、これ以降、何を話したかは余り覚えていない(a la campagne、高杉、ダニエルの話をしたのは思いだした)
その後も引き続き、終電までダラダラと呑み続けることとなった。

冬限定メニューとして、赤道鍋?とか言うヤツがあるらしい。次は鍋部(偽)の会合をここでするのも良いかもしれない。

GroovyDish GRASS
住所:芦屋市前田町5-9 ASHIYA GARDEN内 各国料理マップ
電話:0797-32-32-4326
営業時間:17:00~24:00
定休日:もく曜
参考URL


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2007年10月25日木曜日

Live Searchはじめました

「初音ミク」画像がネットから“消えた”?
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0710/18/news040.html


最近、一部を賑わせているこの事件により、MSN Live Searchも試してみる。
取り敢えず、当サイトを訪れる人の検索ワード1位、2位で調査してみた。

結果は下記の通り(ダブルクォートでくくっている順位はくくっての検索順位)

ロキ食堂
Yahoo.co.jp   "12/151"  13/155
Yahoo.com   "5/151"  5/151
Live Search   "16/52"  non/4350
Google      "27/248"  27/1090

梟亭 岡山
Yahoo.co.jp   "1/143"  1/672
Yahoo.com   "1/134"  1/657
Live Search   "4/5"  non/1470
Google       "1/3"  5/527

検索バーに追加しましたが、ウェブ検索はダメダメですね。イメージ検索だけ使わせて貰います。



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2007年10月23日火曜日

支店とりひげ@王子公園

予算¥7,500(男2人)(生中¥290xたくさん、冷酒、鳥雑炊¥400x2、かわ3本¥270、きも3本¥270、手羽先2本¥280、ささみしそ巻き2本¥280、こころ3本¥300、ひっぷ3本¥300、なんこつ3本¥330、盛り合わせ8本¥680、ししとう3本¥250、チョリソ2本¥300、ホタテの貝柱焼¥340、キムチの盛り合わせ¥280、たこわさび¥280+消費税)

前回、所謂ステロタイプではない焼鳥屋を訪れたので、今度は、所謂普通の焼鳥屋に行くことにした。

"支店とりひげ"
平日とは言え、いつも通りの盛況だ。ボックス、カウンター共に殆どが埋まってる。
カウンターの隅に着き、先ずは生ビール。そして、適当に焼鳥を頼んでいく。それからまた生中、生中、アテ、冷酒、そして生中と飲み進める。
値段を気にせずに好きなだけ飲めるのが嬉しい。
最早、満腹となっていたが、〆にご飯物も頼む。これがまた量が多い。腹十二分ぐらいになってしまった。

何とか平らげてのチェック。値段を聞いて驚いた。今まで思いっきり飲み食いしても、ひとり辺り2500円を超えた事はないというのに、ふたりで7500円。最近はすっかり、過食過飲気味である。
そうそう、今回は持っていくのを忘れていたが、帰りには無期限の一杯無料チケットが貰えるので、それを使えば更に安くなる。

マスダセンセイに聞いたところに依ると、本店では"おでん"もあるらしい。おでんも良い季節になってきた。また近いうちに訪れなければなるまい。

支店とりひげ
住所:神戸市灘区倉石通6-1-17 焼鳥マップ
電話:078-801-7058
営業時間:17:30~26:00
定休日:年中無休
本店とりひげ@王子公園

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黒ひげ危機一発
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2007年10月22日月曜日

キッチン クレヨン@田中町

予算¥750(クレヨンランチ(金曜)¥750(特製ハンバーグ130g、サラダ、スープ、ライス))

またまた、モトカノさんからランチでも、とお誘いを受けたので食事に出かけた。
いくつか挙げた中選ばれたのが"クレヨン"。というわけで"クレヨン"

"キッチン クレヨン"
オムライスとハンバーグが美味しいことで有名な洋食屋さん。とはいえハンバーグしか食べたことが無いのだが。
ひとたびナイフを入れると溢れ出る肉汁。それがタップリとかけられたデミグラスソースと絡まる。牛の配合が多めのしっかりしたハンバーグステーキは、玉葱の甘みも感じられ美味しい。
この値段でこれだけのモノを食べさせる店も中々ない。

しかし、一つだけ難点がある。それは非常に長く待たされるということ。20分ほどで出てくれば良い方で、40分以上待たされることも多々ある。
まぁ、今回はのんびりと話をするつもりだったから、この店を選んでもOKだったわけで。

時間にゆとりがある人にはお奨めの一軒である。

キッチン クレヨン  
住所:神戸市東灘区田中町3-3-4 更科ビル1F 洋食マップ
電話:078-452-8773 
営業時間:11:00~15:00 17:30~23:00
定休日:水曜


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映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦
当店通常価格 3,990円(税込)
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2007年10月21日日曜日

ワインディングロード

リスペクト自生山那谷寺霊と共に霊峰月山三度目の立ちゴケ

10泊11日
九日目536km

道の駅たじま-R121-R119-R120(いろは坂、金精道路)-r267-赤城道路-赤城神社-r4-r34-r120-r26-r15-水澤観音-大澤屋-r15-r33-榛名神社-r33-R18-おぎのや-R18-r9-R141-r120-r93-新海神社-竜岡城跡-r93-R141-R20-甲斐善光寺-R358-上久の湯-R358-R139-r72-天神橋-r72-r180-チャンティック-r180-富士山スカイライン-新五合目

さて今日は、今回唯一のワインディング巡り、と言っても過言ではない一日である。いろは坂から男体山の裾野を抜け、赤城山、榛名山と巡り、碓氷峠から富士山スカイラインを目指す。トータルで何キロになるのかは判らないが、"カン"によると少し余力を残すくらいの距離であろう。

早朝の鬼怒川沿いを日光に向けて下りる。寝ぼけた身体をバイクに馴染ませるには丁度良い道だ。度々現れる農作業へと向かう軽トラをパスしていく。早朝特有の清んだ空気と、樹の香りを浴びながら。
未だ陽は山間から姿を現さない。そんな時間が一番気持ちいい。この時間に走りたいが為にキャンプを続けているのかも知れない。
予定が狂った事による早朝のいろは坂。この道は登り2車線、下り2車線の完全分離された一方通行道路である。そう聞くと、サーキットのように走れるのか?と思いがちではあるが、要所要所の減速帯、車線を分離するキャッツアイにより、そううまくはいかない。一車線一方通行である雲仙の"仁田峠循環道路"や"五台山"の方が気持ちよく走ることが出来る。
しかし、ペースをそれ程上げられないとはいえ、非常に気持ち良い道である。"いろは坂"その名前の由来となる48のカーブ。それぞれに”いろはにほへと”と順に名前が振られている。そのコーナー毎の看板を数えながら駆け上がっていこう、と決めてた。"い"、次は"は"、そして"ほ"?。低い位置の陽の光が、コーナーを曲がり、また次のコーナーへと差し掛かるとき、一つ置きに激しく目を射る。まともに数え上げていくことが出来ない。ペースを落とし、その彼方へと目を遣る。姿を現した太陽が、男体山から裾野へ向けて、その景色を染め上げていく。その光を浴びながら走る内に、何時しか数えることは諦めてしまっていた。
急激に高度を上げ、男体山が迫り来る。その姿が大きくなると、彼の独特な深く刻まれた崩落痕が姿を現す。その威容をを眺めると何時も、"アブドーラ・ザ・ブッチャー"の額の傷跡を思い出す(同世代の人なら分かって貰えると思うが)
さらに明智平を越え、中禅寺湖まで至ると途端に高原らしい風景を呈する。此処に至る風景の変化、道の楽しさは、中々他では味わえぬものがある。
中禅寺湖畔沿いの道を跨ぐように一の鳥居が姿を現す。晴天の青さが融け込む水面、そこに映えるその朱の鳥居は、神々しいまでに美しい。中宮祠を参拝したいのだが、まだ先は長い。今回のメインである富士山に辿り着けない、という事態だけはどうしても避けたかった。次回男体山登山と併せて訪れよう、そう思い、今は先を急ぐのであった。


日光二荒山神社中宮祠(にっこうふたらさんじんじゃちゅうぐうし)
住所:栃木県日光市中宮祠2484
電話:0288-55-0017
祭神:大己貴命(おおなむちのみこと)、田心姫命(たごりひめのみこと)、味耜高彦根命(あじすきたかひこねのみこと)
神紋:三つ巴
旧社格:国幣中社
神階:正二位
下野国一宮、名神大社

【国重文】
本殿:(S19.09.05指定)三間社流造、切妻反り屋根、銅瓦、総弁柄塗り、江戸中期(元禄14)
拝殿:桁行五間、梁間四間、一重、入母屋造、反り屋根造、銅瓦葺、総弁柄塗り、間口15m、奥行き12m、江戸中期(元禄14)
中門:棟門、銅板葺、江戸中期
掖門及び透塀:棟門、猿頭付銅板葺、江戸中期
掖門及び透塀:周長三十四間、猿頭付銅板葺、江戸中期
鳥居:銅製明神鳥居、柱に寛政十一年己未九月の刻銘がある、江戸後期(寛政11)
鳥居:銅製明神鳥居、無銘、江戸後期(明和6)
参考URL


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ブッチャー
幸福な流血
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2007年10月20日土曜日

お食事処 千疋屋@王子公園

予算¥1,080(本日のサービス定食¥580(小松菜のみそ汁、鰯のから揚げ、ライス)、ビール大瓶¥500)

ぱぁのマスターから"バイトのコが居ないときは暇なんだよ、飲みに来い"と言われていたので出かける。
その前に何処かで腹拵えをして行こう、というわけで、久しぶりに千疋屋を訪れた。

"お食事処 千疋屋"
外のホワイトボードを見て今日のメニューを確認する。万が一気に入らなければ他の店にしようか、とも思っていたがその心配はなかった。

ビールとサービス定食を注文。先ずはビールと大根の漬物が出された。甘酢の漬かり具合も丁度良い。間もなくお盆にのせられた定食が出てくる。
サービス定食の特徴はなんと言っても、その丼一杯に提供される具だくさんの汁物である。これと皿に盛られた多めのご飯。おかずはあくまでも補助的なイメージがある。それ程、汁物のインパクトは大きい。

先ずは鰯のから揚げ。から揚げと書いてはあるものの、フリッターのような柔らかい食感。揚げたての鰯は、レモンを搾るだけで何もつけなくても美味しい。
汁物の入った丼は陶器製なので熱くてもてない。少し冷めるまでの間、から揚げ、サラダ、ご飯と食い進めていく。それらを食べ終わる頃、漸く汁物へと辿り着く。この時点で既に腹七部目と云ったところか。
シメジ、薄揚げ、小松菜の具材の上に浅葱を散らす。あくまでも素朴な味付けがいい。家庭の味付けといった感じだ。たとい毎日食べたとしても食べ飽きることはない味、そんな味である。

20円足せば大盛りに出来るのだが、学生の頃ならいざ知らず、この歳では食べきるのは難しそうだ。

残ったビールを飲み干し、満腹の腹を抱え、ぱぁへと向かう。明らかに食べすぎである。

お食事処 千疋屋
住所:神戸市灘区倉石通6-1 食堂マップ
電話:078-871-7097
営業時間:11:30~14:30、18:00~21:00
定休日:日祝

2007年10月19日金曜日

インターナショナル・ビール・サミット@梅田スカイビル

"道に迷った"、その声にちょっと苛つく自分が居た。仕方なく、会場内をひとりぶらつく。
そこかしこから聞こえてくる"異国の声"に囲まれて、妙な孤独感と居心地の悪さを味わっていた。

どんな店があるのか、一通り巡ってみる。イタリア料理、インド料理屋、ベトナム料理屋、韓国料理屋、そして普通の屋台と、各種食べ物の屋台に混じりビールの店が軒を連ねている。
インド料理屋からはタンドリーチキンがスパイシーな香りを放っていた。熱した筒状の釜で焼くナンも美味しそうだ。空腹を満たしてからビールを味わいたかったのだが、20人以上並んでいる。此処以外は並んでは居ないのだが、魅力を感じさせるものはなかった。

適当にビールを飲みながら待つか、そう思い、プラカップに注がれたビール片手に遅れる二人を待つ。

漸くの合流後、改めて"チンチン(乾杯)"。

各種ビールを飲み歩き、その味には満足するものの、やはり値段が高すぎる。
何時の日か再び、アメリカで浴びるようにエールを楽しみたいもんだ。
参考URL



DE KONINCK DRAFT BEER ¥500/200cc 5.0%
大好評ゴールデンエールビール
ザーツホップの苦みとローストモルトのコクが最高のビール

HOMMERBIER DRAFT BEER ¥500/200cc
ビールサミット2度目の登場
苦みとフルーティーさのバランスが絶妙なホップビール

箕面ビール ペールエール ¥500/200cc
参考URL

シメイホワイト ¥700/200cc
参考URL

カブ ツィーナ ヴァイツェン ¥600 5%
スイートで白い花のような香りが印象的。パッションフルーツのような甘酸っぱさの中にもスッキリ感のあるフルーティーな飲み口。ピーチやバナナのような風味を楽しむことができ、まるで果実からできているかと思うほど!

タイベビールTaybeh Beer golden ¥500?Bottle 5%
パレスチナ唯一の100%キリスト教徒の村"タイベ"
副原料を使わず麦芽とホップと酵母と水だけでアロマ豊かなでしかも後味がすっきり
参考URL

インターナショナル・ビール・サミット


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ベルギービールJapan

2007年10月18日木曜日

L'Ami du Camembert@高徳町

予算¥9,600(男2人、女1人)(SACRED HILL SHIRAZ CABERNET 2006¥2,500、お惣菜 3種¥1,200(ドライトマト&ブラックオリーブ、サーモンマリネとマスカルポーネ、じゃがいものウォッシュチーズ焼、鴨のグリル)、モッツァレラ・ディ・ブファラのカプレーゼ¥1,200、栗とキノコのサルサ・ヴェルデ¥1,500、モッツァレッラ・ディ・ブファラのマルゲリータ¥1,200、シェフのきまぐれチーズフォンデュ¥2,000)

マユのタイ料理か、インド料理が食べたいとの言葉により、何処か適当な店はあったか考えてみる。"お兄ちゃんの食べたいので良いよ"と言うので、素直に"タイ料理の方が良い"と答えた。
しかし、インド料理なら"Raja"と"Puja"は直ぐに思いついたのだが、タイ料理はちょっと思いつかない。
ベトナム料理なら"Quan An Ngonがある。そこでも良いというので向かったが、運悪く休みである。
仕方なく当初の予定とはかけ離れてしまったが、カマンベールへと行くことにした。

"L'Ami du Camembert"
予約しなくても大丈夫かな?とちょっと不安はあったのだが、今日は平日の晩。その考えは杞憂であった。

ワインは取り敢えず一番安い"SACRED HILL SHIRAZ CABERNET"を選ぶ。シラーか、とちょっと気になったが、まぁ良いだろう。
後、料理は肉以外のモノを適当に選ぶ。前菜にと3種盛りを頼んだのだが、何故か4種盛ってある。しかし、それは鴨のグリル。マユが食べられないので、scottと二人で頂く。
ドライトマトが甘くて美味い。合わせてワインを口に含む。不味くは無いのだが、どうもシラーの独特の味わいと香りは口に合わない。そんなことを言っても、別に拘りはない。結局のトコロ、アルコールなら何でも良いのだ。

サラダ、パスタと食べ進め、"シェフのきまぐれチーズフォンデュ"で最後。少し足りないかな?と思い、ピザを追加する。

シェフのきまぐれというのが気掛かりだったが、他のフォンデュで使われているチーズが気に入らなかったのでコレを頼んでみた。ハードタイプのモノとウォッシュタイプのモノ、エメンタールとあと、もう一種入っていたはずであり、色々と説明も受けたのだが、忘れてしまった。
コレはチーズの旨味をタップリと味わえて正解。ただ、マルゲリータまでは頼みすぎであった。これだけ食べると流石に苦しい。

scottはドルチェが欲しいだろうと思い、何を頼むか聞くが遠慮しているのか、要らないという。

これだけ食べても一万円いかないのは、流石はチーズ専門店と言うべきであろう(ワインは割高な気はするが)

さて、1階のショップが閉まる前に買い物をしなければ。

L'Ami du Camembert(ラミ デュ カマンベール)
住所:神戸市灘区高徳町1-2-11 各国料理マップ
電話:078-846-5300
営業時間:11:30~22:00
定休日:年中無休(年末年始を除く)
参考URL

2007年10月16日火曜日

開田高原アイスクリーム工房@開田高原

予算¥400(そばソフトクリーム¥400)

林道組を無事送り出した後、再合流まで時間を適当に潰さねばならない。
と言うわけで、デザートをシバキに行くことになった。

"開田高原アイスクリーム工房"
”そば処 まつば”にて手に入れた”南信州どっと混む”によると、直ぐ近くに"開田高原アイスクリーム工房"があるという。
そこでそばアイスなるモノが食べられるそうだ。

白樺林に囲まれた如何にも高原です、といった風景の中その建物は現れた。これまたリゾート地の建物です、といった外観である。軽井沢辺りにこんな建築が多かったよなぁ、と思い返される。別に否定するわけではないのだが、面白味はない。

そばまつりの行われる10月の一ヶ月間のみ発売されるというそばソフトクリームを頼んでみる。400円という値段は結構高いが、話のネタには良いであろう。
新蕎麦の殻の色であろうか、微かに緑色を帯びているソフトクリームには蕎麦の実が散らしてある。このトッピングがサクサクしていて美味しい。ポン菓子の様に加圧して作るのであろうか?
ソフトクリームから仄かに蕎麦の香りが漂う。”そば処 まつば”にて味わったソバではなく、ソフトクリームにて新蕎麦を堪能することが出来た。

こう云うのも、コレはコレでありっちゃありである。

開田高原アイスクリーム工房
住所:長野県木曽郡開田村末川4411-9 スイーツ(lol)マップ
電話:0264-42-1133
営業時間:10:00~17:00
定休日:無休(4月~11月)、火曜(12月~3月)
参考URL



2007年10月15日月曜日

そば処 まつば@開田高原

予算¥1,200(きのこそば¥1,200)

信州に来たからには蕎麦を食べねばなるまい。新蕎麦の時期となれば尚更である。

"そば処 まつば"
そばまつり(2007/10/14)にはざるそばが1枚500円で提供されるそうだが、残念ながら今日はその日ではない。
"さて、其れでは何にしようか?"とメニューを見る前から、壁に貼られた文字に目を奪われ、既に頼むべきモノは決まってしまっていた。
それは"期間限定 きのこそば"である。本来なら新蕎麦の香りを楽しむため、盛りを選ぶべきなのであろう。
しかし、茸好きとしては"きのこそば"も外すわけにはいかない。茸の天麩羅を添えた、盛りそばであれば最高の選択であったのであろうが、その様なわけにはいかなかった。

ここの蕎麦は、開田高原産のモノをその日打つ分だけ碾いた、つなぎが一割の九一そばなそうだ。見た目も黒っぽく、私好みと言ったところであるが、やはり茸が勝ってしまい、蕎麦の香りはあまり感じられない。
しかし、タップリと入れられた茸は(これはアミタケとナラタケであろうか)、非常に美味しく満足させられた。

紅葉の時期にもう一度くらい蕎麦を食べに訪れたいものだ。そのときこそは御嶽山登山も合わせて楽しみたい。



そば処 まつば
住所:長野県木曽郡開田村末川3904-1 蕎麦マップ
電話:0264-42-3100
営業時間:11:00~18:00
定休日:月曜
参考URL



2007年10月14日日曜日

炭火焼肉 たじま屋 深江本店@深江

予算¥9,350(男2人)(上カルビ¥900、ハラミ¥700x2、ハツ¥550、スジ¥450、アカセン¥600(全てたれ)、シオタン¥750、ユッケ¥850、生レバー¥650、白菜キムチ¥250、ピビンパ(スープ付)¥700x2、生ビール¥450x3、ウーロン茶¥無料、アミ代¥200)

今日も妹がいない。
scottに何を食べたいか聞いてみる。すると、"焼肉かカツ丼を食べたい。魚でも良い。"と言う。
おそらく焼肉が一番食べたいのであろう。そこで安くて美味いと評判のたじま屋へと出かけることにした。

"たじま屋 深江本店"
電話で予約を入れたときには"座敷にて相席で宜しいですか?"と言われてはいたが、テーブルが空いているようでそちらに通された。
もちろんテーブルの方が良いのだが、scottは座敷に座ったことがないそうなので、そちらでも良い経験になったかも知れない。
一応メニューを見せ説明するが、"お奨めを選んでください"、との事なので適当に選んでいく。私の好みでいくと、内臓ばかりになってしまうので、気を付けて選ぶ(カルビ以外内臓だからそれでも多いか?)

先ず出てくるのはシオタン。此処のシオタンはレモン汁を自分で搾り、軽く炙り、やっこ葱を捲いて食べる。良い具合に肉汁があふれ出す。コレは期待できそうだ。
上カルビ、ハラミ、アカセンを次々に焼いていき、合間にユッケや生レバーをつまむ。カルビもハラミも美味い。アカセンは脂ののりが悪くもう一つだ。

scottはハラミが気に入ったと言うので、更に追加。食べたことのないスジも頼んでみる。これが中々に美味い。口腔にネッチョリと吸い付くようなゼラチン質を味わうことが出来る。コレが一番気に入った。
ピビンパを平らげる頃には二人ともかなりの満腹具合である。これで一万円で納まるのはやはり安い。

scottは車の運転があるので、ビールを飲む事が出来なかった事だけが心残りであったそうだ。
次はバスで来て、一緒にビールも飲もう。そして何か解らないミスジ、三角バラ、カッパ塩焼も頼んでみたい。
まぁ、半年ほど焼肉は要らないが。

炭火焼肉 たじま屋 深江本店
住所:神戸市東灘区深江北町3-3-1 肉料理マップ
電話:078-441-3377
営業時間:17:00~23:00
定休日:月曜(祝日の場合火曜)、第3火曜
参考URL

2007年10月13日土曜日

三度目の立ちゴケ

リスペクト自生山那谷寺霊と共に霊峰月山

10泊11日
八日目312km

盛岡-r13-清水寺-r13-広域農道-まだ来すた-R397-R343-黒石寺-正法寺-R343-r289-r19-ベイシー-R4-R347-R457-R4-R399-r3-R13-R121-r333-R121-R118-R121-ラーメンまりちゃん-道の駅たじま

ゆっくりとバイクが傾いていく。支える事は無理だと分かっていても、可能な限りそれを遅らせる。
あぁ、鈍くさい。家族が見守る中、これで三度目の立ちゴケを経験することになってしまった。

一度目は早朝駐車場に駐めるとき。中半寝惚けていたのかスタンドを出さずに降りてしまい、クラッチレバーを曲げた。
次は屋久島のキャンプ場にて。荷物を積み込むときにスタンドが土に食い込み、そのまま倒れ、カウルを割る。
そして今回。不幸中の幸いというか、小さな傷だけで特に破損したらしき箇所は見当たらなかった。
積み込んだ荷物を全て下ろし、起こしたところでまた積み直す。家族に見られながらのこの作業はヘンな汗を伴う。兎に角一刻も早く立ち去りたかった。また一つ、ムスコさんにバイクの悪い印象を増やすことになってしまった。

幸先の悪いスタートとなった。おまけに雨まで落ちて来る。天気予報によると南の方には晴れ間が拡がるとのことなので、本降りになる前に距離を稼いでおきたい。

四号線の渋滞を避け、r13を下りていく。最初の目的地は"音羽山清水寺"、日本三清水の一つだ。その後蘇民祭で有名な妙見山黒石寺、大梅拈華山正法寺と抜けていく。

多少失望を感じずにはいられない正法寺を後にする頃には既に2時を廻っていた。以前から一度訪れたいと思っていたベイシーを覗いてみるのに丁度良い時間かもしれない、というわけで千厩を通るのは止め、一関へと進路を変えた。

ベイシーにて濃密な時間を過ごした後、R4へ入り再び南へと急ぐ。本当はもっとノンビリとしたかったのだが、時間的に厳しい。薗原湖キャンプ場に泊まる予定だったが、其れも難しそうだ。取り敢えず走れるだけ走って適当なところでテントを張ろう。予め宿泊地を決めていても、この様な結果となる事は多々あることだった。

妙見山黒石寺(みょうけんざんこくせきじ)
住所:岩手県奥州市水沢区黒石町字山内17
電話:0197-26-4168
宗派:天台宗
本尊:薬師如来
開山:行基菩薩
札所:奥州三十三観音25番
日本三大奇祭蘇民祭
拝観時間:9:00~16:00
休日:不定休
拝観料:大人300円、小・中200円(拝観要予約)
本堂:1884年(明治17年)再建
庫裏:1884年(明治17年)再建
参考URL

大梅拈華山正法寺(だいばいねんげざんしょうぼうじ)
住所:岩手県奥州市水沢区黒石町字正法寺129
電話:0197-26-4041
宗派:曹洞宗
本尊:如意輪観世音菩薩
開山:無底良韶(むていりょうしょう)
曹洞宗三本山
拝観料:大人300円、中学生200円、小人100円
拝観時間:4月~10月、9:00~17:00、11月~3月、9:00~16:00
【国重文】
本堂(法堂):(H2.09.11指定)桁行29.6m、梁間21.0m、一重、入母屋造、茅葺、東北西各面庇及び東西回廊附属、板葺及びこけら葺、江戸後期(文化8)仙台藩による造営で、総畳数は166畳、建築面積は約233坪。当初は「客殿」と称していた。屋根の高さは約26m、勾配49度、面積は720坪と日本一の茅葺屋根を誇る。
庫裏:桁行33.3m、梁間17.2m、一重、一部二階、寄棟造、茅葺、西面玄関及び各面庇附属、こけら葺、江戸後期(文化4)
惣門:四脚門、切妻造、とち葺、江戸中期(寛文5)
参考URL

薗原湖キャンプ場
住所:群馬県沼田市利根町園原
料金:無料
設備:東屋、トイレ、水
※心霊スポット

2007年10月12日金曜日

ラーメン藤@五個荘

予算¥600(ラーメン¥600)

晩飯は食べずに酒と酒のアテで済ますつもりであったのだが、徐々に身体を締め付けていく夜の冷気と、微かに痛み出す胃に負けて、またもやラーメン屋を探し始めていた。
在り来たりの店は避け、湖東を走っているとよく目にするソレ、"ラーメン藤"の看板を求める。
先ほど通り過ぎた"ラーメン藤"に寄れば良かった。そう後悔しはじめた頃、2件目の看板を見付け、駐車場へと右折した。

"ラーメン藤"
一瞬、店を探してしまったが、"ラーメン藤""ハイツ藤"と看板があがっているアパートの1階に入り口があった。1階が店舗、2階が賃貸住宅となっているようだ。
ラーメン屋として全然美味しそうに見えない外観はどうかと思うのだが、個人的にはこんなヘンな店がとっても好きだ。

頼んだモノはラーメン。初めての店ではイチオシのモノか、一番オーソドックスなモノが良いだろう。

比較的清んだスープにやや細目のストレート麺、薄く切られたチャーシューの上には山盛りの葱とモヤシが嬉しい。
豚のうまみがしっかりと出た醤油味で、結構甘めに仕上げてある。コレは玉葱の甘さであろうか?かなり好みのタイプのスープである。
しかし、麺はもっと硬めが好みであった。チャーシューも赤身のみで、パサパサしており余り美味しいとは云えない。
それでもこのスープの味とタップリの葱、モヤシは其れを補って余りあるものである。

一度本店に行ってみたい店がまた一つ増えた。

ラーメン藤 五個荘店
住所:滋賀県神崎郡五個荘石塚町226-1 ラーメンマップ
電話:0748-48-2980 
営業時間:11:00~28:00
定休日:年中無休
公式サイト

2007年10月11日木曜日

Yahooでググれ

アクセス解析は"Google Analytics"しか使っていないのであまり細かいデータを拾えないのだが、備忘録として。

このblogは"Blogger"を使っている。言わずと知れた"google"によるサービスの一つである。
もちろんgoogleには登録を済まし、直ぐに検索に引っかかるようになったわけだが、"yahoo"には申請しなかった。
其れは、"Blogger"は"yahoo"には登録されないという噂があったからだ。
普段から検索に於いて"yahoo"は使わずに"google"を信頼していたのでそれは別に構わなかった。

二、三ヶ月ほど経ったある日、アクセス数がいきなり3倍ほどに跳ね上がり、その傾向はそのまま続いた(3倍になったところで知れているわけだが)。 Traffic Sourcesを調べてみると"yahoo"から流れ込んでいる。
そこでyahooにて検索。あぁ、なるほど、確かに引っかかる。クローラーに拾われた訳か。しかもgoogleよりyahooの方が上位表示?何故?と思いながら、色々と試してみる。

そして分かった結果。
"yahoo.com"と"yahoo.co.jp"の検索結果は違う。違うアルゴリズム?、違うクローラー?、海外サーバからのリンクしか辿らない?専門外なので全然分からないのだが、兎に角"yahoo.com"に拾われている日本のサイトは断然少ない。従って、拾われる私のサイトは必然的に上位表示となる。
ちなみに"google.com"と"google.co.jp"は同じ結果を返すようだ。

"yahoo"か"google"で調べれば詳しいことが分かるのであろうけれど、めんどくさいし、SEOも特にしていないので今日の処はここまで。

2007年10月9日火曜日

Bar nurnberg@有馬

予算¥3,700(男2人、女1人)(生ビール¥400x5、ソーセージ盛り合せ¥800、フィッシュ&チップス¥600、オニオンリング¥300)

只で"金の湯"に入れるという幸運をタップリと味わった後、"やっぱ風呂上がりはビールでしょ"、というコトですぐ前にあるバーでゆっくりと楽しむことにした。

"Bar nurnberg"
早めの昼飯として、風吹岩にておにぎりを食べただけであったので、皆、一様に腹が空いていた。
そこで普段よりも多めにアテを頼むことにした。もちろんメインは生ビールである。

テラスのテーブル席は一杯なので、スタンディングで飲むことにする。
生がいつものモノより何倍も旨く感じる。コレは入れ方もあるであろうが、トレッキングと温泉による、水分の欠乏と、心地よい疲労感によってもたらされている。

揚げもんは皆冷凍品とはいえ、空腹+ビールということもあってそう悪くはない。ソーセージはこの店の売りなだけあって、一番美味い。軽く押し返す皮の弾力があり、肉汁も豊かである。

アテを余り抓まぬまま、早々に一杯目を飲み干す。あまりのうまさにもう一杯ビールを頼む。久々にビールの旨さを堪能した一日であった。

Bar nurnberg(バー ニュールンベルグ)
住所:神戸市北区有馬町797 Barマップ
電話:078-904-0551
営業時間:10:00~22:00
定休日:不定休
参考URL

2007年10月8日月曜日

マツヤ珈琲店@田中町

予算¥370(ブレンド¥370)

ひょんな事から時間を小一時間ほど時間を潰さなければならなくなってしまった。
そういえば以前この近くに住んでいた頃、何度か訪れた店がある。

"マツヤ珈琲店"
記憶の中の外観とは違う、そして内観も違う。何よりマスターが違う。若すぎる。三十代中半といったところ、息子さんであろうか?

ノンビリとした時間を過ごしたいので、カウンターではなくテーブルを選び、ブレンドを頼む。カバンから文庫本を取り出し、ページを捲る。
マスターは常連さんと言葉を交わしながら、自家焙煎された豆を丁寧に一杯ずつ時間をかけて煎れていく。忘れられているのかな、と不安になるほどゆっくりと。

コーヒーとしての味は良いのだが、ブレンドがあまり好みではない。次に来たときはマンデリンを試してみたい。

二国の喧噪を避け、古き良き時代の喫茶店といった風情の中、ゆっくりとした時間を味わうことが出来た。偶にはこんな店で寛ぐのも悪くない。

住所:神戸市東灘区田中町4-2-2 喫茶マップ
電話:078-453-5678
営業時間:月~金曜8:00~22:00、土8:00~18:00、日祝12:00~17:00
定休日:火曜

参考URL

2007年10月7日日曜日

俺の餃子@新在家

予算3,830(男2人)(焼餃子8個¥290x2、しそ餃子8個¥350、水餃子6個¥600、腸詰¥500、生ビール¥450x4)

前々から行こう行こうと思いつつ、延び延びとなっていた"俺の餃子"。何とはなしにscottを誘い、食べに出かけた。

"俺の餃子"
遠くからでも目を惹く真っ赤な外観。それは元町の"餃子専門店 古屋"を彷彿させる(調べてみたら御弟子さんのようです)。真っ赤な暖簾を潜り、真っ赤な扉を開け、同じく真っ赤な店内へと足を踏み入れる。
カウンターの奥では一組のカップルが餃子をつまみつつ、杯を交わしている。入り口近くに腰を下ろし、取り敢えず生ビールを頼む。それからゆっくりとメニューを眺めた。
"元祖博多餃子 大鳳"のように、色々な餃子を扱う店だとばかり思っていたのだが、焼餃子と水餃子、そして変わりダネとしてはしそ餃子しかなかった。
餃子二人前としそ餃子、水餃子、それから神戸牛タタキ(¥800)を注文する。残念ながらタタキは品切れとのことなので腸詰へと変更した。

先ずは腸詰めから出てくる。コレを餃子の味噌だれで頂く。久しぶりの台湾ハムだ。これを初めて食べたのは"丸玉食堂"であっただろうか。学生の頃はよく行ったモノだが、最近はすっかりご無沙汰している。仕方がない事だが"丸玉"の方がジューシーで甘みも強く美味い。
次は焼き餃子だ。此処の餃子は"大阪ひとくち餃子"のように一つ一つが非常に小振りである。薄い皮が香ばしく、いくらでも食べられそうだ。タレは神戸らしく味噌だれ。やはりコレが無くては始まらない。
酢醤油でタレを造り、そちらでも食べてみる。意外と此方の方がいける。
それから、しそ餃子、これが特筆すべきほど美味い。レモン汁と塩だけのタレに浸けて食べると紫蘇の香りが口一杯に拡がる。
水餃子は鶏ガラスープに浸っており、予め味が染みている。皮はモチモチのツルツルなのだか、具とスープの具合が良くない。あくまでも私にとってだが。

次はラーメンを食べたいのでこれぐらいで店を後にした。しかし、しそ餃子は美味かった。コレを食べるためだけでも訪れる価値は十分にある。

俺の餃子
住所:神戸市灘区新在家北町1-3-6 餃子マップ
電話:078-821-7008
営業時間:17:00~23:00
定休日:月曜
参考URL

2007年10月6日土曜日

冷やし中華はじめました@東照閣

予算¥900(涼拌麺やき飯セット¥900)

またぶらりと出かけたポタリング。今回目指すは宝塚方面、清荒神さんにでも行く予定だがその前に腹ごしらえをしていく。
間もなく開店時刻なのだがまだ暖簾が出ていない。一瞬、他の店に行こうかとも思ったのだが、開店まで待つことにした。

"東照閣"
実は冷やし中華は好きではないのだが、この暑さ、及び季節モノ、ということで頼んでみた。
もちろんやき飯が旨いことは知っている。この店で不味かったモノは、只一つとして無いことを考えれば涼拌麺も心配することはないであろう。

小さめの皿の上にはトマト、レタス、分葱、胡瓜、叉焼、乾蝦、ワカメ、そしてトロトロの温泉卵が無造作に盛りつけられている。お世辞にも綺麗な盛りつけとは云えない。
"全部混ぜ合わせてから食べてくださいね"との言葉に、添えられた芥子も合わせ、ぐちゃぐちゃに混ぜていく。
胡瓜、叉焼、そして卵と汁が一体に絡み合った麺を口へと運ぶ。独特の甘酸っぱい風味に八角が香る。美味い。何が美味いかって言えば、兎に角、麺が美味い。この独特のモチモチの食感と風味は他では味わえない。
それからやき飯。葱、ハム、卵、サンド豆、乾蝦だけのシンプルなモノ。この薄味が非常に美味い。

今回も非常に満足させて貰い店を後にする。
取り敢えず夏が終わる前に一度行っておけ。来年まで"おあずけ"になるぞ。

広東料理 東照閣
住所:西宮市大畑町10-2 中華マップ
電話:0798-65-8912
営業時間:11:30~14:00、17:30~21:30 
定休日:月曜
東照閣@西宮

2007年10月5日金曜日

日本三清水

r13を南下していく。"清水寺右折"の看板を見付けた。地図によるともっと先なはずなのだが、看板を信じ右折してみる。此処からの距離は8kmといったところだろうか。オドメーターを睨みながら走っていく。自分の方向感覚を信じるならば、もう左折してもおかしくないのだが、あれ以来清水寺の文字を発見できない。メーターも明らかに通り過ぎている事を告げている。
最初から地図と自分を信じて走れば良かった。現在地も分からぬまま、Uターンする。後は自分の感覚だけを信じ、適当な角を曲がった。

"音羽山清水寺"
延暦20年(801)坂上田村麻呂は兜に秘めていた持仏十一面観世音菩薩に蝦夷降伏を祈願し、八方山(717m)の山頂に安置したところ、観音の加被力により奥州平定の大任を果たすことができた。
大同2年(807)年、田村麻呂は戦死者の菩提を弔うために霊堂清水寺を建立し、一寸八分の十一面観世音を安置し、鎮護国家の霊場とした。これが清水寺のおこりといわれている。

駐車場には檀家さんの物と思われる車が数台停まっている。そして山門からは喪服を着た人達が此方へ戻ってくるところだった。
観光客と思わしき人は私以外誰もいない。同じ音羽山清水寺でも京都の其れとは大違いである。

庫裏にて朱印帳を預けてから参拝する。狭い境内ではあるが中々気持ちよい空間である。建築もさほど観るべき物があるわけではないが山門にあがり、本堂を見下ろすことが出来る寺社は此処以外ちょっと思い浮かばない。
ここで1番目を惹いた物は恍けた表情の狛犬である。盛岡天満宮のモノにも似た愛嬌を振りまいている。狛犬に注目して廻った事はないのだが、この様な四角い顔立ちは東北独特のモノなのであろうか?これからは注意して廻ってみたい。


さて、清水寺の由来にもなっている慈眼水(目洗い水)であるが、普段は水を祀る寺社においては、口に含み、その風味を試してみるのであるが、此処では、し忘れてしまった。
(その所為かは、分からないがこの後激しい雨にルート変更を余儀なくさせられるのであった)

気付けば思っているよりも遙かに長居してしまっていた。再びこの地を訪れることは無いであろうが、近所にあるならば度々立ち寄るであろう、心地よいスポットである。

参考URL
音羽山清水寺(おとわさんきよみずでら)
住所:岩手県花巻市太田21-5-1
電話:0198-28-2624
宗派:天台寺門宗(三井寺派)
開基:坂上田村麻呂
本尊:十一面観世音菩薩
札所:奥羽三十三観音第1番、和賀・稗貫・紫波三十三補陀落第1番
日本三清水
清水山門(昭和2建立)三間一戸楼門、銅板葺入母屋造