2007年12月29日土曜日

忘年会とか。。

どう見ても二日酔いです。
本当にありがとうございました。

それでは皆さん、よい新年をお迎え下さい。

2007年12月27日木曜日

中西鮮魚(道の駅みやま公園)@玉野

予算¥400(あなご飯¥500、割引-¥100)

父のおつかいを無事に済ませ、ついでに岡山のカツ丼でも食べて帰ろうと思っていたのだが、どの店も昼休み中だという。
そんなこんなで、みやま公園で干物を買う事すら危うい時間となってしまっていた。

"中西鮮魚"
閉店ギリギリの時間に滑り込み、蛸(¥500)と鯛(¥500)の干物を購入。鷲羽山辺りを走りに来たときの定番となる岡山土産だ。
色々と干物がある中いつも買うのが、子蛸のみりん干し(残念ながら今回は普通の蛸)である。これが美味い。そのままでも、軽く炙っても、マヨネーズに七味を振っても、これさえあれば酒がいくらでも呑める。
ここ暫くは閉店に間に合わず、手に入れることが出来なかったので喜びもひとしおである。ほっとすると、空腹がまた目を覚ます。
お総菜コーナーで何かつまもうかと覗くと、あなご飯が100円引きとのこと。あなご好きとしてはやはり抑えておきたいところ。

香ばしく焼かれた穴子に、ほのかに甘く控えめなタレの浸みたご飯、そして錦糸玉子とシンプルな構成、冷めて少し硬くなっているとはいえ、美味い。有名な深清鮓などは味が濃すぎてあまり好きではなく、こちらの方が寧ろ好みである。
いつになれば憧れの"うえののあなごめし"が食べられるのだろうか?ここも縁がなく食べ損ねている店の一つである。

道の駅みやま公園 鮮魚コーナー
住所:岡山県玉野市田井2-4644 海鮮マップ
電話:0863-32-0115
営業時間:8:30~16:00
定休日:月曜、火曜、金曜(祝日除く)
参考URL

2007年12月25日火曜日

松乃家たらいうどん@阿波

予算¥1,050(たらいうどん定食¥1,050(たらいうどん、山菜バラ寿し、おでん))

ここ徳島では"徳島ラーメン"を食べたかったのだが中途半端なところでお昼時も廻ってしまった。
地図に依るとこの辺りは"たらいうどん"が名物ということらしい。そこで取り敢えずは七番さん(光明山十楽寺)まで打ち終え、腹ごしらえをすることにした。

"松乃家たらいうどん"
香川へと抜ける緩い峠道を上っていくと、街道沿いにはたらいうどんの看板が立ち並ぶ。その内の一軒にアタリを付け、駐車場へと滑り込んだ。一見、"潰れている?"と思わせる外観ではあるが、多くの車が駐められているのでやっているのであろう、ということが分かる。
"下で営業しております、階段をお降りください"との看板に案内され、渓流の方へと下っていく。
そこは、かつては華やいだ此の地も今は寂れ、辛うじて営業しております、と云った香りをプンプン漂わせてはいるのだが、中は多くの人で賑わっていた。

釜飯も魅力的だが、先を急ぎたい、ということで"たらいうどん定食"を注文する。程なく出てきたのは大きなたらいに入ったうどん、所謂"釜あげ"と云うヤツだ。それとバラ寿司に、幾品かのおでん。このおでんがスジのダシが良く出ていて妙に美味い。だが、うどんが。。
細長い"すいとん"といったそれは、コシもモチモチもツルツルも無いものであった。それでもこの流行りよう、徳島の人はコレが好きなのであろうか?私には残念ながら地雷であった。

松乃家たらいうどん
住所:徳島県宮川内苅庭26 饂飩マップ
電話:088-695-2084
営業時間:9:00~20:00(10~4月は9:30~19:30)
定休日:不定休
参考URL

2007年12月22日土曜日

タマちゃん@日生

予算¥900(カキネギ¥900)

親父に頼まれたブツを求めて、岡山は伊部(いんべ)へと向かう。第二神明からひたすらバイパスを抜けていくのも飽きたので、相生から海沿いを辿ることにした。
その序でと云っては何だが、今年初となるカキオコも食べに寄った。

"タマちゃん"
日生に来る目的は二つある。一つは山東水餃大王の水餃子、そしてもう一つはカキオコだ。
数あるカキオコの店でも一番多く足を運ぶのが、日生より少し離れたところに位置する、ここ"タマちゃん"。
初めてカキネギを食べたときにはその旨さに感動したモノだ。そして今回頼むのも当然、カキネギだ。いや、それ以外頼んだ事がない。

11時半を前に店へと到着した。
ジョモさん情報によると、休日には一時間半待ちが平気で起こるというキチガイじみた状況らしいが、そこは平日の昼前、待たずに鉄板前へと着く事が出来る。それでも店内には10名ほど入っており、間もなく満席に。
メニューを見ると、いつの間にか色々と品が増え、また、値上げもされているようだった。まぁ、いくらメニュー増えたところでネギ焼部部長としては頼むのはいつも同じ、"カキネギ"これ一つだ。
ココのモノはカキネギとは云っても、薄く伸ばされた生地にタップリの青ネギを包み、蒸し焼くという一般的なネギ焼とは異なり、キャベツの代わりにネギを生地に混ぜ込み焼き上げるというタイプである。それに小振りなカキをタップリと載せ、タップリの天かすと共に香ばしく焼き上げる。それを半分は岩塩、半分は醤油で食べるという、二つの味を楽しめるユニークなスタイルだ。

コテで一口大に切り分け口へと運ぶと、半生に焼かれたカキのクリーミーな風味が広がる。それを岩塩で食べると凄く甘みが増すから不思議である。
今回も満足して店を後にしたわけだが、後ほど揚げ玉タップリのコッテリさに胸焼けに悩まされる事になる。これは歳のせいか、酒の飲み過ぎで胃をやられたのだろうか、どっちにしろ"タマちゃん"のカキネギを純粋に楽しめなくなるというのは辛い事だ。

タマちゃん
住所:岡山県備前市日生町寒河1118 粉ものマップ
電話0869-74-0222
営業時間:11:00~21:00
定休日:火曜
参考URL

2007年12月21日金曜日

麺道 しゅはり@六甲道

予算¥650(潮らあめん¥650)

futsalで足を捻挫した夜の帰り道、あれほどかいた汗も冷え切り、凍えるほどの寒さを感じるようになった。
こんな時は昔からラーメンと相場が決まっている。

"麺道 しゅはり"
オープン当初、全然客が入っている様子もなく、ラーメン好きのツレも"不味い"と評していたので試してみることがなかった"しゅはり"(もっとも最近でも混んではいないが)
しかし、近頃はネット上で良い評判を度々見掛ける様になったので一度訪れてみなければ、と思っていた。

先ず見た目の感想は、具の種類が多すぎて嫌だな、だった。分厚いチャーシュー、白髪ネギ、干海老、ワカメ、メンマ、そして海苔。特に干海老が漁師屋の二番煎じといった印象を与えていた。
気を取り直してスープをすする。最初の一口は塩を感じた。それから、かなり複雑な海鮮系、動物系のうまみ。かなり多くの食材を使っているようだが、上手いことまとまっている。これが功を奏して、具の多さも合わせてまとめているのが凄い。
塩味のチャーシューは、かなり分厚いのに箸で簡単に切り分けられるほど柔らかく、またスープにも良く馴染んでおり美味い。わかめのトロリとした食感も変わっていて、面白かった。
太めの平麺はもう少しツルッとした食感が欲しいが、コレもこのスープに良く合っている。

個人的な好みで言わせてもらうと、最近食べた塩ラーメンの中では、一番、龍旗信。二番、ここ、麺道 しゅはり。三番、漁師屋と云ったところか。漁師屋はいつも酔っぱらって行くので、酒を呑んでいなければ又評価は変わるかも知れないが。。

麺道 しゅはり
住所:神戸市灘区桜口町5-1-1 ウエルブ六甲道5番街一番館104 ラーメンマップ
電話:078-843-1806
営業時間:11:30~2:00、18:00~23:00
定休日:月曜(祝日の場合は火曜)
参考URL

2007年12月17日月曜日

峠の釜めし本舗 おぎのや@横川

予算¥900(峠の釜めし¥900)

小学生の頃、どうしても許せなかったモノが二つある、ひとつは"けいどろ"でズルをするヤツ。そしてもう一つは酢豚に入っているパイナップルだ。

何故料理に甘いフルーツを入れるのか、分からなかった。理解し難かった。ポテトサラダに入っているミカン、生ハムと共に食すメロン、ハンバーグに載せられた輪切りのパイナップル、ご飯に炊き込まれた栗。全てが憎悪の対象でしかなかった。
しかし、ある時食べた、生ハムを巻いたパパイアが妙に美味かった。コレはコレでアリだと思った。その時からそれらと和解した。

"峠の釜めし本舗 おぎのや"
昼前の駐車場はひっきりなしに訪れる観光バス、その客を席へと案内する放送で騒々しかった。
"峠の釜めし"その言葉から、奥深い山の谷間にひっそりと営業する駅弁屋、そんなモノを想像していた。当然の如くそんなはずはない。日本一売れている駅弁がそんな店で捌ききれるはずがない。ちょっと考えれば直ぐに分かることだった。
ショッピングモールにあるフードコートのような飲食スペースは、更に雑然としており、騒がしかった。
もちろんこんな場所で食事などしたくもない。バイクに釜めしを積み込むと、碓氷峠を目指した。


アーチ橋のベンチには既に先客がおり、弁当を広げていた。仕方がないので平坦そうな地面を選び、釜めしを開ける。
程良く焚かれたご飯の上には、鶏肉、椎茸、筍、笹掻き牛蒡、ウズラの卵、栗、杏、紅生姜が載せられている。
駅弁というと、妙に甘ったるく味付けが濃いばかりであまり美味しくはないイメージがあるが、これはその様なことはない。思ったよりも薄味に炊かれた鶏肉や椎茸、それに栗や杏の甘みが微妙な変化を加え、飽きさずに最後まで美味しく頂ける。考え抜かれた具の選択、味付け、流石は日本一の駅弁である。

峠の釜めし本舗 おぎのや ドライブイン横川店
住所:群馬県安中市松井田町横川297-1 和食マップ
電話:027-395-2431
営業時間:8:00~20:00(4月1日より)
定休日:無休
参考URL

2007年12月15日土曜日

榛名神社

リスペクト自生山那谷寺霊と共に霊峰月山三度目の立ちゴケワインディングロード続・ワインディングロード続続・ワインディングロード

10泊11日
九日目536km
道の駅たじま-R121-R119-R120(いろは坂、金精道路)-r267-赤城道路-赤城神社-r4-r34-r120-r26-r15-水澤観音-大澤屋-r15-r33-榛名神社-r33-R18-おぎのや-R18-r9-R141-r120-r93-新海神社-竜岡城跡-r93-R141-R20-甲斐善光寺-R358-上久の湯-R358-R139-r72-天神橋-r72-r180-チャンティック-r180-富士山スカイライン-新五合目

榛名神社の駐車場へと入り込み参拝の用意をしていると、先ほどのフルスモークセルシオが、そのまた奥に駐まる。そこから降りてきたのは、スキンヘッドにサングラス、そして大きく開かれた胸元からはゴールドのネックレスが覗くという、更に輪を描いて如何にも、という人物。
その人物がゆっくりと此方に歩み寄り、そしてゆっくりと口を開く。
"どこから来たの?僕もゴールドウィングに乗っているんだよ"
その風貌からは予想だにしなかった、その物腰の柔らかい言いよう。その穏やかな話し口調に、隠された凄味のようなモノを感じずにはいられなかった。寧ろ、"われ、どこから来よったん?"等と声を掛けられた方がホッと出来るというとこだ。
とは言え、そこは同じバイク乗り。打ち解けるのにはさほど時間は要らなかった。

清流沿いの苔むした荘厳な参道。そこに仁王門や三重塔等が、神仏習合の名残を留める。点在する真新しい七福神は、まぁ、ご愛嬌といった感じではあるが、中々の雰囲気である。赤城神社のカラッとした山紫水明といった様も良いが、やはりこのジメッとした深山幽谷といった雰囲気がよい。
華やかな色彩、壮麗な彫刻が施された本殿や国祖社。そして何より本殿奥の御姿岩の姿には息を呑む。この奇岩と社殿の美しさは言葉では表しがたい。


榛名神社は、延喜式神名帳において、上野国十二社の群馬郡小社として位置づけられています。
その後、榛名山邨誌と頼印大僧正行状絵詞の両書によれば、快良が承元四年(1210年)初代座主になり、以来、関白道長の子孫が代々受け継いだと記されています。しかし、戦国時代には座主職も置かれず、衰微の一途をたどっていたようです。
近世に入り天海僧正の手により榛名山は復興されたといわれています。慶長十九年(1614年)「上野国天台宗榛名山巌殿寺法度之事」が出され、以降、寛永寺の支配を受けるようになり、寛永寺末の中里見光明寺が学頭、榛名山満行院が別当に任命されました。後には両職とも光明寺が兼務となり、榛名山光明寺などと書かれることもありました。
慶応四年(1868年)神仏分離令が出され、光明寺立ち会いのもとに什物等の受け渡しが行われ、榛名神社として復活することになりました。 明治三年(1870年)、岩鼻県から神仏分離取締に任命された新居守村が赴任して、仏教的なものをすべて破壊するよう指導し、実行させました。このとき、榛名神社から仏教色は一掃されたといわれています。
公式サイトより


帰り道も、たまたま彼らと一緒になった。当然出てくる話は、バイク、ツーリングのことである。彼は奥さんとタンデムで日本一周しているそうで、自然と北海道の話へとなった。バイク乗りに北海道を語らせて仕舞っては、いつ語り尽くすか分からない。夜通し聴きに徹したところで、夜明けを迎える頃になって漸く、根室のエスカロップが美味かったとか、宗谷岬で初日の出を迎えたとか、釧路湿原でキタキツネと出会った、等という話が出るのが関の山である。
しかし、この参道は冬の北海道の夜ほど"なまら"長くはない。地平線の彼方まで消えゆく真っ直ぐな道を聞く辺りで、駐車場へと辿り着く事が出来た。
もちろん、こういった事を語り合うのが嫌なわけではない。キャンプ場で出会ったのであれば、焚き火を前に酒を酌み交わし、一晩中語り合うのも良かろう。しかし、参拝の時はそちらに集中したかった。

いつの日か、ゴールドウィングに乗ったこの夫婦と遥か北の大地で、再会できることを切に願う。その時こそは、大沼公園の夕暮れ時の美しさや、知床の滝壺の温泉の話など、話尽きるまで語り合いたい。

榛名神社
住所:群馬県高崎市榛名山町849 map
電話:027-374-9050
祭神:火産靈神(ほむすびのかみ)埴山姫神(はにやまひめのかみ)
神紋:三つ巴
旧社格:県社
上野国六宮、式内社
【国重文】
本社:(H17.12.27指定)、正面三間、側面二間、一重、隅木入春日造、銅板葺、江戸後期(文化3)、目貫の鷲、左右海老虹梁の2龍ほか彫刻が多い、格天井の花草飛龍の絵は仙台藩の絵師根本常南の筆
幣殿:桁行三間、梁間一間、一重、両下造、銅板葺、正面拝殿、背面本社に接続
拝殿:桁行三間、梁間二間、一重、入母屋造、正面千鳥破風、両側面軒唐破風付、向拝一間、軒唐破風付、銅板葺、権現造の複合建築
国祖社:正面三間、側面五間、一重、入母屋造、妻入、向拝一間、軒唐破風、銅板葺、江戸中期(享保年間1716~35)、神仏分離以前は本地仏を安置し、本地堂とも呼ばれた
額殿:正面6.5m、側面2.9m、一重、入母屋造、銅板葺、文化11増築、北面国祖社に接続、額殿は本来は神楽の拝見所
双龍門:一間一戸四脚門、入母屋造、前後千鳥破風、四面軒唐破風付、総欅造、銅板葺、江戸末期(安政2)、棟梁群馬郡富岡村清水和泉、彫刻武蔵熊谷宿長谷川源太郎、天井の龍は高崎藩士矢島群芳の筆
神楽殿:桁行8.5m、梁間4.7m、一重、北面唐破風造、南面切妻造、妻入、銅板葺、江戸後期(明和元)、北側が吹き放ちの舞台、南側を楽屋としている、棟梁佐藤直右衛門
神幸殿:正面一間、側面三間、背面三間、一重、入母屋造、妻入、銅板葺、江戸末期(安政6)
随神門(旧仁王門):三間一戸八脚門、入母屋造、前後軒唐破風付、銅板葺、江戸末期(弘化4)、神仏分離までは二力士像があって雲慶の作と伝えられていた
参考URL

2007年12月13日木曜日

丸星ラーメン@久留米

予算¥610(すしパック¥260、ラーメン¥350)

朝の3号線を温泉を求めて、ただただ、南下していった。この国道沿いには、ラーメンの看板が矢鱈と立ち並んでる。そういえば、久留米は豚骨ラーメン発祥の地であったであろうか。
その看板を目にするにつれ、珈琲しか入れていない身体は空腹を憶えていく。そうして出会った一軒。"丸星ラーメン"の文字が染められた暖簾を上げる、今にも崩れ落ちそうなラーメン屋へと立ち寄った。

"丸星ラーメン"
子供の頃よく遊びに行った雑貨屋のように薄暗い店内へと一歩足を踏み入れると、豚骨を煮込んだアノ臭いが鼻を突く。ソレと共にラーメン屋特有の湿度の高い熱気が襲いかかってきた。
一瞬躊躇したものの、スロープを下り入るという一風変わった造りの店内へと進み、券売機で食券を買う。ラーメンは350円と非常に安い。それから"すし"のボタンも目に付き、それも合わせて購入することにした。ラーメン屋で"すし"といえば早寿司のイメージがあったので、当然ソレだとばかり思い込んでいたのだが、見事に裏切られてしまった(当然である)。仕方なしに席に着き、巻き寿司をつまみながらラーメンを待った。
店の暗さ、豚骨の臭いに慣れてくると、今度は壁に貼られた物が気になりだした。警察犬の写真、新聞の切り抜き、昭和の香り漂うポスター、他にも何やら怪しげな物が所狭しと壁を埋め尽くす。そんな物を流し読みしていると直ぐにラーメンが出てきた。

ポタージュスープほども濃い乳白色のスープには、チャーシュー、刻みねぎ、のりが浮かぶ。麺は柔らかめに茹でられた少し太めのストレート麺。ツーリングの定番、マルタイ棒ラーメンを彷彿させられる味だ。かなりこってりしたスープなのだが、見た目より脂分が多くないせいか意外にも全て飲み干せる。現れた丼の底には骨髄の滓が溜まっている。僅かに残した物はそれだけであった。
さほど美味い、という程の物ではないのだが、この雰囲気と350円という値段を考えれば、再び訪れたいと思わせるに十分な店であった。

丸星中華そばセンター
住所:福岡県久留米市高野2-7-27 ラーメンマップ
電話:0942-33-6440
営業時間:24時間
定休日:第2、第4木曜
参考URL

2007年12月11日火曜日

異食屋 TUBOMAN@水道筋

予算¥5,300(男1人女1人)(活まて貝¥800、魚のほるもん¥800、ぱんぶらんそーす¥800、烏賊墨ぱすた真っ黒け¥800、白わいん¥350x6)

マユが早く仕事を上がれると言うことなので、"今度行きます、今度顔出します"と言いつつも延び延びとなっていたTUBOMANさんを訪れた。

"異食屋 TUBOMAN"
夏の頃とは装いも変わり、看板も新たな物が付けられ、以前のバラック感は少し薄れてしまってはいる物の、一歩店内に足を踏み入れるとそこは、かつてビニールシートから中を覗き窺い知った、香港の雑踏にでも存在する屋台の様な雰囲気の以前とちっとも変わらない空間であった。
"虫歯が痛くて痛くて何も考えられなくて、昨日は白ワインを、今日はビールを切らしてしまって"と腫れた左の頬をさすりながら、TUBOMANさんが苦笑いを浮かべる。それではと、白わいんを二つ頼み、それから"目に言う"(橋さんの"ABカレー、勝カレー"といい、ココの"目に言う"といい、この辺りの店は駄洒落好きが多いのだろうか?)を見ながら、アテを選んでいく。"ぱすた 九州"とか、"鮪のほっぺた造り"とか、"おまかせおーどぶる"等気になる品も多いのだが、"活まて貝"、"魚のほるもん"、"ぱんぶらんそーす"、それで足りなければ、"烏賊墨ぱすた真っ黒け"を追加することにした。

活まて貝とあるので、生で調理するのかと思っていたのだが、ニンニクにバター、それに"いいちこ"を加えて炒めていく。"これで最後なのでちょっと量が多いよ"と大皿に山盛りのまて貝、それとクタクタにとろけたネギを合わせて食べる。ちょっと独特の臭みと、吐かせ切れていない砂が気にはなるが、ネギと合わせると良い感じだ。
それを平らげる頃、"魚のほるもん"が出てきた。失敗したことに、味付けは"まて貝"と一緒だ。何のホルモンですか?と聞くと、"いつもはタラやマグロだけど、今日はアタリです、クエを仕入れてみました"という。食感は豚のソレとあまり変わらないが、味は全然違う。脂臭さが全然無いので、美味い。
次は"ぱんぶらんそーす"だ。バケットを浸して食べる"ぱんぶらんそーす"は、出汁は旨いのだが、生クリーム臭さがちょっと気になる。
この時点で腹八分くらいは行っていたのだが、イカスミも食べたい、というので追加する事にする。
間もなく、これも大皿に盛られて、かつて見たこともない程黒いパスタが出てくる。ちょっと甘い味付け、パスタのゆで加減などはあまり気に入らないが、この黒さは凄い。
マユがこちらを見て笑う、私もソレを見て笑い返す。"お公家さんの様でしょ"TUBOMANさんが話しかけてきた。確かにお歯黒のようだ。唇も歯も真っ黒だ。合わせて腹の中も真っ黒であろう。そして明日のトイレの中身もだ。

異食屋 つぼ万
住所:神戸市灘区水道筋2-18 フレンチマップ
営業時間:17:30~24:30

2007年12月9日日曜日

季節料理 樽平@新在家

予算¥40,480(男3人女2人子供1人)(おまかせコース(生ウニ、てっさ、里芋のスープ、鮪のヅケ、煮アワビ、鯛の炊いたん、中トロたたき、海鮮ちまき、アサリの味噌汁)x5、鉄火丼、冷酒x2、熱燗二合、生ビールx6、ウーロン茶、リンゴジュース)

両親が京都へ紅葉狩りに、とやってきた。
"一緒に飯を食おう"と言うので樽平へと連れて行くことにする。

"季節料理 樽平"
頼む料理は当然おまかせ。まずは生ウニから始まる。フネの上にこんもりと盛られた北海道産のウニは、小振りではあるがきめ細かく、クリーミーで甘みも強い。もちろん臭みなど全くない。
薄く切られた胡瓜に乗せて食べた、海苔に巻いて食べた、檸檬を搾りたまりで食べた。久しぶりに美味いウニをタップリと食べさせてもらった。

続いてはてっさだ。ぷりぷりの河豚は旨味も強く、非常に美味い。皮湯引きの食感も良い(ムスコさんは、このてっさが一番美味しかったと言っていた)

それから、大きなポットが出てくる。中身は里芋のスープだと言う。
摺り下ろした里芋のスープにタップリの茸と、ホタテの貝柱が入っている。非常にあっさりした和風ポタージュスープと云ったところだ。

次は甘めのタレに漬けられた鮪が大皿に山盛りに盛られ出てきた。貝割れ、紫蘇が添えられ、その上からはタップリの味付けのりが振りかけられている。これは打って変わって、味が少し濃い。上に盛られた海苔は焼き海苔だったら更に美味しいのになぁ、と少し残念に思う。単純に私が味海苔が嫌いというだけの事かも知れないが。
そして、私が一番美味しいと思った、煮アワビの登場である。アワビの肝を口に含むと、爽やかな海藻の香りが広がる。ここからは堪らず日本酒へとうつった。

次に出て来たのは大皿に乗せられた一尾の大きな鯛。身が締まっていて、味もしっかりしている。
"瀬戸内産です、骨の一部が膨らんでいるでしょ、それが天然物の証しです"という。
"鳴門骨"、そういえば昔、何処かでそんな話を聞いた。しかし、いつも酔いと共にそんなことは忘れてしまっている。

この辺りまで来ると、腹は満腹近く、酔いも程良く廻ってきた。
生姜、ニンニク、青葱、ミョウガなどの薬味でいただく中トロたたき。蜂蜜だけしか加えていないというチマキ、アサリの旨味タップリの味噌汁と続く。どれも素材の味が十分楽しめ、美味い。

ご主人に見送られ、店を後にする。駅までの途次、美味しかった料理の話はいつまでも尽きなかった。

味付けについてはムラがあるのだが、素材が素晴らしすぎる。この値段でこれだけの品を腹一杯食えることがいかに幸せか、訪れた人は痛感するであろう。
接客が洗練されていない、内装も垢抜けない、酒の種類も全然無い。
しかし、そんなことは些細なことでしかない。何度でも訪れたい、そんな名店の一つである。

季節料理 樽平(たるへい)
住所:神戸市灘区友田町1丁目3-4 海鮮マップ
電話:078-854-2220
営業時間:17:00~22:00
定休日:月曜、第1火曜
参考URL
三寒四温@樽平


【アフィリエイト】
おさかな天国

2007年12月8日土曜日

季節一品料理 藤原@二宮

予算¥2,700(サッポロラガー大瓶¥500x2、菊正宗吟醸¥650、とり肝煮¥300、きずし¥400、だし巻き¥350、烏賊の塩辛(サービス))

酒が呑みたくて、呑みたくて、僕は長田から新開地まで立ち呑み屋を探し回っていた。
一軒、また一軒と立ち呑みらしき酒屋を覗きながら行くのだが、呑んでいる人は誰もいない。まだ日も高いというのに、こんな時間から呑み始めよう、などと言うダメ人間はそう多くはないと言うことか。
仕方がない。二宮まで行き、ご無沙汰している藤原さんを覗いていこう。開いていなければ、灘まで行けばいい。灘なら、いくらでも候補がある。

"季節一品料理 藤原"
店の前を通りかかると、丁度おやじさんが暖簾を上げるところであった。"いいですか?"と声をかけ、中へと入る。時刻は丁度四時。もちろん客は僕ひとり。

数年ぶりに訪れたのだが、何も変わらないままだ。同じようにカウンターには大鉢に盛られた煮物が並び、黄色くヤニで染まったメニューまで変わらない。
取り敢えず赤星、そして肝煮とだし巻きを頼む。肝煮をつまみ、ビールを飲む。これも変わらぬ懐かしい味、少し甘めに炊かれた肝、後から濃厚な風味が広がる。そして作りたてのだし巻き。このだし巻きが少し変わっている。柔らかめの玉子焼きに昆布、鰹節、ジャコが炊かれたモノが入っているといった感じのモノで、初めて食べたときはその具の存在に驚いた。

取り留めない会話を続けていると、予約の電話が入る。最近本やblogで紹介されていて、一見さんが増えているそうだ。
それらに誘われ、こんな不便なところまでわざわざ足を運びに来るという。確かにその価値はある店なのだが、デート向きとは思えない。否、最近ではそんなのもアリなのかも知れない。

もう少し、ゆっくりしていこうと、ビールときずしを追加する。"今朝締めたばかりだから、あまいかと思っていたけど、大丈夫だ"と見せてくれる。淡く桜色ほどに染まった透き通る身は美しく、また、軽めの酢具合も良い。
ここのアテは何を食べても問題なく美味い。いつまでも記憶に残るほどではないのだが、ハズレ無しに安心して食べられる。そして酒を邪魔するほど主張しないのが、またよい。呑み屋ではあくまで酒が主役という事が、改めてよく分かる。

お客さんが徐々に増えはじめ、店内も活気づいてきた。冷酒に行こうかどうか悩んでいると、見透かされたように"貰いもんだから"と、烏賊の塩辛を出される。

五時を廻る頃には、三分の二ほどカウンターが埋まっている。もう30分もすれば満席になるだろう。
多少呑みすぎた感もあるが、今日もまた、楽しい酒であった。

季節一品料理 藤原
住所:神戸市中央区二宮町1-6-5 居酒屋マップ
電話:078-242-3282
営業時間:16:00~22:00
定休日:日曜、祝日


【アフィリエイト】
赤星

2007年12月7日金曜日

生蕎麦 公楽@宇治川

予算¥850(ざるそば¥500、玉子丼¥350)

どこで昼を食べようかなぁ、と思いながらブラブラとしていた。長いこと元町を訪れていない間に、幾つかの行き付けは店をたたみ、風景も大分様変わりしていた。
信号待ち、右手に目を遣ると宇治川商店街の看板が目に付く。そういえば、公楽さんは変わっていないであろうか。そう思い、数年ぶりに立ち寄った。

"生蕎麦 公楽"
十二時をかろうじて廻らぬ時刻、既に店内は近所の老夫婦、馴染みの労働者達でいっぱいである。会計を済ませ出て行く人に代わり、相席させて貰う。
頼むのは大概同じ、ざると玉丼である。ざるそばと茶碗に盛られた玉子丼、これが私には丁度良い量だ。

冷たい水でよく締められたそばは、少し硬めではあるが喉ごしが大変良い。田舎のように香りがたつ方が好みなのだが、無性にココのが食べたくなることがある。
甘めの蕎麦つゆ、そして同じく甘めの割り下。昔はこの甘さが嫌いだったのに、すっかり好みが変わってしまった。今なら"竹邑庵太郎敦盛"でも美味しく頂けるのであろうか?

そば猪口に注いだそば湯を飲み干し、ふとそう思った。

生蕎麦 公楽
住所:神戸市中央区下山手通8-8-2 蕎麦マップ
電話:078-341-1406
営業時間:11:00~16:00
定休日:土、日、祝

2007年12月6日木曜日

ビリケンさん@松尾稲荷神社

久しぶりのポタリング。行く当ても決めぬまま、地図すら忘れて出かけてしまった。
気の向くままに漕ぎ出し、気の向くままに立ち寄る。
そして松尾稲荷へと辿り着いた。

"松尾稲荷神社"
神戸には二人ビリケンさんが居てる。鎮守稲荷神社とココ、松尾稲荷神社だ。

参道を奥へと進むと、境内の半分ほどを占める覆殿が姿を現す。この内部に本殿はおろか、社務所、境内摂社、果てはビリケンさんまで納められている。
手水鉢で清め、覆殿の内部へと進む。踏み削られ、角が取れ、鈍い光を放つ石畳、天井からは幾多の提灯が吊り下がっている。口を大きく開いた蛙の線香鉢を廻り、拝殿へと向かう。おいなりさん特有の、庶民に根付いた信仰、といった雰囲気を醸し出している。
二礼二拍一礼。それからビリケンさんを参拝。何を願えば良いのだろうか?取り敢えず頭を撫でておく。
松尾稲荷神社の由来
創建は不詳です。楠木正成由来の神社で、湊川合戦野の折に一族郎党が身に着けていた神仏の御符を、旧湊川の土手の松の大樹の根元に祀られていた当社の前身の祠に納めたとの言い伝えがあることから、延元3年(1336)には現在の地にあったことがわかります。
その大樹も大正三年に切られましたが、松の根元にあったということで、松尾稲荷神社と呼ばれ、旧湊川の土手の西下にあったことから、「ドテのお稲荷さん」とも呼ばれました。かつては土手から社までたくさんの鳥居があったといい、現在も参道に赤い鳥居が立ち並びます。
福原などの水商売の女性中心に信仰を集め、終戦までは深夜も参拝客が絶えなかったといい、大正3年に改築された白木の本殿は、日夜絶えない線香と蝋燭の煙で柱も壁も真黒、天井には数百の奉納提灯が吊されています。このことから、「提灯持ちのお稲荷さん」とも呼ばれます。
神社の横には稲荷市場があり、市場と神社が直接つながり、ひとつものの観さえあります。
神戸市教育委員会より

社務所で朱印をお願いし、授與品に目を通す。ビリケンさんストラップ、キーホルダー、像、宝くじ入れ、絵馬か。ビリケンさん絡みの品が多い。興味深いモノが多いのだが、購入には至らない。寧ろ選択肢が絞れらていた方が、何か買ったかも知れない。

ココも平五郎稲荷神社と似た匂いを感じる。この独特の怪しさのようなモノがあるから"おいなりさん"は好きだ。

松尾稲荷神社(まつおいなりじんじゃ)
住所:神戸市兵庫区東出町3-21-3 map
電話:078-671-6444
参拝時間:6:30~17:30
祭神:宇迦之御魂神

2007年12月4日火曜日

Bouis Dining KOBE@阪急六甲

予算¥44,270(男3人女2人子供1人)(CHATEAU PESQUIE CUVEE DES TERRASSES 2004¥3,800、BELINDA COLI SANGIOVESE DI TOSCANA 2005、生ビール、エビのすり身ひよこ豆ポルチー二木の子入テリーヌ¥1,600、ヒラメのカルパッチョ¥1,350、カツオの自家製スモーク(くるみのチップでスモークしました)¥1,100、キャベツのポタージュ、舌平目の白ワイン蒸しポンファン¥2,200、牛フィレ肉のソテーマデラソース¥2,200、白イカ下足のフリットでペペロンチーノ¥1,300、デザート3種盛、他)

妹が"フレンチを食べたい"と言うので、店を探す。そこそこ"安く"て、そこそこ"美味く"て、"近場"(これ重要)という三条件である。
新規開拓をしたかったのだが、適当な店が見つからない。というわけで、知っている店ではあるが"Bouis Dining KOBE"へと出かけた。

"Bouis Dining KOBE"
少し遅れて店に着くと、既に注文は済ませたという。自分で組みたかったのだが仕方がない。遅れてきた私が悪いのだから。
"ワインは選んで"とリストを渡されるが、選ぶほど選択肢はない。しかも初めに選んだモノは品切れだという。それより、汗をかいたのでビールが欲しかった。

まずはテリーヌ。香りも味も濃厚だ。美味しいのだが、アミューズとしては、もっとあっさりしたモノから始めたかった。
早々にワインに遷ることにする。シャトー ペスキエ、妥協して選んだような形となったが、思ったより美味い。あっさりしているのだが、意外としっかりした風味を感じる。シラーっぽいスパイシーさがちょっと気にはなるが、十分合格点だ。
ムスコさんに"ちょっと味見するか?"と奨めるが、匂いを嗅いだだけで、"イヤ"と言われる。私はこれ位の歳には既に教えられていたのだが、ムスコさんは酒飲みの遺伝子を受け継いでいないらしい。その方が本当は良いのだが。

続いて、ヒラメのカルパッチョとカツオのスモーク。カツオはあまり好きではないんだよなぁ、と思いながらつまむ。やはりあの独特の臭みが好きになれない。よっぽど新鮮で無いとダメだ。
スープはキャベツのポタージュ。これは優しい味で、結構気に入った。自分でも作ってみたいと思わせる味である。
ワインが空いたので同じを頼むが、切れてしまったそうだ。仕方なくのベリンダ コーリー、これはあっさりしすぎで、ダメだ。香りもあまり好みではない。まるでジュースのようでしかない。
メインも中々の味。ちょっと食べ足り無かったので、パスタを追加する。そしてデザートで締める。どれもそつなく美味しい。

接客はあまり気の利いた感じではないのだが、アットホームで肩肘張らずにくつろげる。安く、美味しい料理を楽しめる良い店なのだが、もう少しワインを充実させて貰いたい。それだけが不満である。

ワイン
CHATEAU PESQUIE CUVEE DES TERRASSES 2004(シャトー ペスキエ キュヴェ デ テラス)フランス、グルナッシュ70%、シラー30%
BELINDA COLI SANGIOVESE DI TOSCANA 2005(ベリンダ コーリー サンジョベーゼ ディ トスカーナ)イタリア、サンジョべーゼ

Bouis Dining KOBE(ブイズ ダイニング コウベ)
住所:神戸市灘区楠丘町6-9-14楠丘ジェム1F フレンチマップ
電話:078-843-5811
営業時間:11:30~15:00、18:00~23:00
定休日:火曜
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2007年12月3日月曜日

神戸にしむら珈琲店@阪急御影

予算¥500(ブレンド¥500)

その日は珍しくゆっくりと本を読みたい気分であった。
とは言え、遠くまで出かける気など更更ない。ひとまずDANKEを訪れたのだが、休みである。
そこで、第二候補"にしむらや"へと向かった。

"神戸にしむら珈琲店"
大バコの喫茶店は苦手だ。人によって違いはあるだろうが、サ店に相応しい"間"というモノがあると思う。私の場合は、カウンターに五、六席、小さめのテーブルが二つ三つあればそれでよい。席の間隔も横に座る人に少し気を遣う、それくらいの空間が好みだ。
会話を邪魔しないくらいに抑えられた音楽。所々漏れ聞こえてくるぐらいに抑えられた会話。そして美味しい珈琲。

美味しい珈琲を気軽に飲める"にしむらや"の存在は有難いのだが、北野坂店以外で騒がしくなかったためしがない。家族連れ、商談の客でいつもざわついている。
やはり大バコは苦手だ。

神戸にしむら珈琲店 御影店
住所:神戸市東灘区御影町御影字城の前1436 喫茶マップ
電話:078-854-2105
営業時間:8:00~22:30
定休日:無休
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2007年12月2日日曜日

鳥せい本店@伏見

予算¥1,620(とりめし定食¥700、粕汁+¥100、たれ口¥500(五勺)、+吟醸生酒¥320(五勺弱))

藤森神社で"不二の水"、御香宮にて"御香水"と頂き、いよいよお待ちかねの伏見の新酒である。
"御香水"は最も好きな湧水の一つである。やはり、水が合うところは酒も合うということか。

"鳥せい"
昼はとっくに過ぎてしまっているが、未だランチタイムという時間帯。それでも店内の半分以上は埋まっている。
適当なつまみと、たれ口を合わせたかったのだが、時間的に定食しかないようなので、とりめし定食を頼む。
チビチビとたれ口を啜る。今年はとろみが少なく、発泡が強い。去年の方が旨かったような気がする。時期がちょっと遅いせいかもしれないが。

間もなく定食が運ばれてくる。その"おかず"を"つまみ"に呑みすすめる。そこそこ美味いのだが、やはり晩の一品の方が美味しい。夕方以降に訪れるべきであった。

会計を済ませ、横の物販コーナーで呑み直す。今日は吟醸生酒である。スッキリとしていて、爽やかな香りと、微かな酸味が旨い。

"女のお客さんが酔いつぶれてしまって"
店員さんの話し声が漏れ聞こえてくる。そういえば30代くらいの女性がテーブルに突っ伏していた。いくら旨くても呑みすぎるのは良くない。

"酒は呑んでも呑まれるな"
深い言葉である。。

鳥せい本店
住所:京都府京都市伏見区上油掛町186 焼鳥マップ
電話:075-622-5533
営業時間:11:30~23:00
定休日:月曜
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2007年12月1日土曜日

続続・ワインディングロード

リスペクト自生山那谷寺霊と共に霊峰月山三度目の立ちゴケワインディングロード続・ワインディングロード

10泊11日
九日目536km
道の駅たじま-R121-R119-R120(いろは坂、金精道路)-r267-赤城道路-赤城神社-r4-r34-r120-r26-r15-水澤観音-大澤屋-r15-r33-榛名神社-r33-R18-おぎのや-R18-r9-R141-r120-r93-新海神社-竜岡城跡-r93-R141-R20-甲斐善光寺-R358-上久の湯-R358-R139-r72-天神橋-r72-r180-チャンティック-r180-富士山スカイライン-新五合目

水澤観音の参拝を済ませ、遅めの朝食を摂る。次はいよいよ榛名山。言わずと知れた"頭文字D"の舞台である(読んだことはないが)

山の麓の信号に引っかかっていると、走り屋っぽいインプレッサが姿を現した。初めての道ではあまり煽られたくない。見通しの良い直線に差し掛かった所で左ウインカーを出す。
取り敢えずはウォームアップ。接地感を確かめながら、徐々にペースを上げていく。2、3コーナーを曲がったところで、先ほどのWRXのケツが現れる。前の車に引っかかっているようだ。
前にいるのは年配の人であろうか?大してタイトな道でもないのに、30km/hも出ていない。悪いがこんな所で連れ立っている暇はない。ウィンカーを出し、先に行かせて貰う。

前には一台の車もいない。順調に自分のペースで流しながら榛名山を駈け上っていく。風景の変化には乏しいのだが、次々に移り変わる道をトレースしていくのが楽しい。見通しが良いので思い切って開けていくことが出来る。
感覚的には、ステップを擦るほどバンクしているのだが、カントがキツイのか、接地しない。その微妙な不安定感と、高揚する緊張感を抱きながら更に深くリーンしていく。道を辿る楽しさなら、今日一番だ。

カルデラ内に至ると、突如として高原らしい風景が眼前に広がる。榛名湖と榛名富士、そして外輪山に囲まれた平原。その中を真っ直ぐに道が延びていく。ゆっくりと流れる車の列に引っかかるが、その光景をゆっくりと堪能しながら抜けていく。

カルデラを抜け、外輪山を下っていく。山頂の美しさにすっかり気を抜かれ、薄暗いトレイルをノンビリと下っていく。やがてフルスモーク金モールという如何にもなセルシオに追いついてしまった。煽っているように思われるのは嫌なので、広めに車間を取り、そのケツを眺め続ける。
短い直線でハザードがたかれる。意外にも道を譲ってくれるらしい。軽く左手を挙げ礼を言う。短いクラクションがそれに答える。ちょっといい気分になり、またスロットルを開けた。

五徳山水澤寺(水澤観音)
住所:群馬県渋川市伊香保町水沢214
電話:0279-72-3619
宗派:天台宗
本尊:十一面千手観世音菩薩
開基:恵灌僧上
拝観料:釈迦堂9:00~16:00、500円(ただ今、特別無料拝観中)
坂東16番札所

【群馬県指定重要文化財】
六角堂:(S48.12.14指定)銅板瓦棒葺の造り六角二重塔、江戸中期(明和年間)、初層には輪蔵のような回転軸が造作され、六面に安置された銅造地蔵菩薩立像を手押しで回転させる機構をもつ。上層には大日如来が安置され、正面は格子戸、両側に華頭窓が設けられている。
【渋川市指定重要文化財】
仁王門:(S60.5.7指定)間口三間、奥行二間、平板銅板葺、重層入母屋造、三間一戸楼門(天明7)
観音堂:方形造銅板葺、正面向拝、軒唐破風
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