2010年11月30日火曜日

Martini's Restaurant & Lounge@OHIO

予算$0(treat)(Langostino Dinner $20、Side Dishes(Green Beans、Onion Rings)、Newcastle Brown Ale $3.75、Red Wine(California)、White Wine(Ohio)+Tip)

昼の"Chicken Parmesan"が、未だに"こなれ"ていなくて、ガッツリとニク!って気分にはなられへんので、アッサリとイク!って感じで、魚介系から選ぼうかと思い、しーふーどメヌーに目を遣ってみたりもする。
そうして、そこに立ち並ぶ品品の中に、"Walleye"とか"Langostino"だとかよく解らない物を見掛け、それらはいったいなんなのだ、と尋ねてみると
「エリー湖で捕れた白身の魚です」に「ロブスターの小さいようなものです」との解説を受ける。
淡水湖に住まう白身魚だなんて考えてみると、ブルーギルやバスみたいな泥臭い味を思い起こしてしまい、これはこれで止めておくべきでは、なんて気持ちになってみたりもするもんだ。となると、もう一方の"Langostino"の方が俄然気になってみたりもする。

"Eight ounces of langostinos are sauteed in lemon, butter with garlic and parmesan cheese. "
エビにレモンに、バター、ニンニク、そしてパルメザンなんて酒のアテに絶妙なのではなイカ?しかも8oz.なんて酒のアテ程度には絶好なのでゲソ!とそれを選択したりしたのだった。その注文をしたり顔で「付け合わせを選べ」と言うオネーさんに"Green Beans"(グリーンピースではない三度豆ね)を選んでみたりもした。更に続けて「もう一つ選べ」と繰り返えされたので、子供の頃からデイリークイーンでよく頼んでいた"Onion Rings"を追加注文したのだった。

それから、すぐさま運ばれてくる黒パンに白パン。これに付けて喰らうホイップバターとキャラメルバターのその旨さに、満腹してしまうまで喰らい尽くしてしまおうか、と思わせるほどのハイテンションではあったのだが、そこはそれ、ここはここ、それこそこここそが我慢の為所ではなイカ、とチビチビと摘んでいったのだった。

しかしディナーと云えば、ホンマはアペタイザー、サラダやスープ、メインを楽しんで余韻には別腹のデザート、とコースを組み立てていきたいものだったのだが、ここU.S.Aではメインディッシュそれ一品だけで即終了といった形式。どの店に於いても、それだけで、その一品だけで満足させてみせます、みたいな食事ばかりであり、その品だけで余裕で1000キロカロリーオーバーな食事ばかりなのである。そんな食事ばかり見せられていると、そりゃあ、押せば転がるような人人が普通に住まう国なのだな、ってのも納得させられてしまう次第である。

もう、満腹。間もなく完食、と云った時分に「間違えて作ってしまいましたので食べてください」と更なる"Onion Rings"が一皿差し出される。
小食許すまじ、と、ここでもまた、丸人間制作委員会の陰謀が繰り広げられているのであった。

Martini's Restaurant & Lounge
住所:4338 Lake Road West Ashtabula, OH 44004 U.S.A 各国料理マップ
電話:440-964-2800
営業時間:Lounge Hours:15:00~(daily)
Dinner Hours:17:00~22:00(Monday - Thursday) 17:00~23:00(Friday & Saturday) 16:00~21:00(Sunday)
公式サイト
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2010年11月28日日曜日

銀座ライオン プレミアム

東京限定か!?と喜び勇んで買い求めた一本。
普通に、日本中のコンビニ限定で販売されておりました。

まぁ、美味かったから、いいっすけどね。

公式サイト

2010年11月26日金曜日

Yours Truly Restaurant@OHIO

予算$0(treat)(Chicken Parmesan$7.75、GREAT LAKES Christmas Ale、+Tip)

機内食が物足りなかったので、dinnerまでの虫養いにとRestaurantに立ち寄りました。
広大な駐車場がほぼ埋まっている時点で悪い予感はしておりましたが、14時を廻っているというのに満席です。15分くらいでお席を用意できます、の言葉を信じて40分以上待たされます。

Scottにオススメを聞くと、ボクはOmeletsをよく食べるよ、と教えられ、イモウトさんには、Wrapが量少なめでいいんじゃない?と勧められますが、ここはやはりガッツリと行っときたいので
"A crispy fried chicken breast, topped with mozzarella and marinara sauce, and served on a Kaiser roll."と説明が書かれた"Chicken Parmesan"と、今の時期だけという"GREAT LAKES Christmas Ale"を選びました。

香ばしく揚げられた鶏胸肉にトロトロのモッツァレラとマリナラソースがたっぷりと掛けられています。所所に見受けられるハーブはオレガノでしょうか?横に添えられたピクルスとハラペーニョを挟み込み、豪快にかぶりつくと、柔らかな鶏の食感と酸味の強いトマトの風味、その後から仄かにニンニクの香りが拡がります。不味いわけがありません。それが、かるく日本の倍はある大きさです。もちろん大満足です。が、せっかくだからと"Italian Sausage Sandwich"や"Veggie Quesadilla"も摘み、最後に爽やかな苦みが残る"Christmas Ale"を飲み干しての終了です。

その全てTipに至るまで、Karlに奢っていただきました。ごちそうさまでした。

Yours Truly Restaurant in Mentor
住所:7280 Center Street Mentor, Ohio 44060 U.S.A ハンバーガーマップ
電話:440-255-3003
営業時間:(Winter Hours) 6:30~22:00(Monday thru Thursday) 6:30~22:00(Friday & Saturday) 7:30~22:00(Sunday)
公式サイト
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2010年11月17日水曜日

立ち呑み てら@四条大宮

予算¥2,380(生中¥350、純ハイ¥350、黄桜 黒獅子¥350、鳥造り盛り合わせ¥650、とり天おろしポン酢¥200、串カツ(れんこん¥80、プチトマト、えび、とり各¥100)、お肉屋さんのミンチカツ¥100)

今日は京都で呑んだ。
行った先は、錦小路通大宮東入ルなところにあるスナックビル"新宿会館"。改装など数十年以上も縁遠そうな二階建の雑居ビル。もちろんトイレは共同。モルタルをしごいただけの床に安っぽい合板を廻しただけの腰壁が続く廊下は、今なお、昭和な時間を澱ませていた。
地方都市にあっては、解体費用も出ずにただ朽ちるのを待つだけ、ってな年代もんの建もんとは云え、ここ四条大宮に於いてはきっちりと営業しており、流石は京の下町と感心する。
おのおのの店が開店準備を始める頃、一足早く一軒の立呑み屋が店を開く。開店間もない時間、客はまだいない。ボクが今日一番目の客だった。

ボクは"生"を頼み、立呑み屋とは思えないほど数多く並ぶメニューよりアテを吟味する。店主は鍋に火を入れ注文を待った。
その品品から鑑みるに、鶏が売りっぽいな、と思い、鳥の造りととり天を頼む。

「今日はお仕事帰りですか?」の問いかけに「いえ、ちょっと贈りもんがあって、日本ぽいもんを探しに来たんです」と返す。
あらかじめ買うもんは決めてはいたが、もう少し良いモンはないかな?とブラブラ歩いた末での事だった。
「何処から来はったんですか?」に「神戸からです」と応えた。
「よく、こんなとこ判りましたね?」
「以前、壬生に住んでいましたから」
そう、壬生に居る頃は、西院や四条大宮でよく呑んでいたものだった。京都を離れて十年以上経つのだが、未だに独り呑みとなるとついついこの界隈へと足を向けてしまう。

アテの到着と共に、純のハイボール"純ハイ"を追加した。キモにササミのネットリとした甘みに、コリコリとしたズリにココロのしっかりとした食感が酒を一際美味く感じさせる。濃ゆめの"純ハイ"の心地よい酔い心地と、なんとも云えないこのお店の間が、より一層ボクを昭和に引き戻していった。

立ち呑み てら
住所:京都府京都市中京区錦小路通大宮東入七軒町470-32 立呑マップ
電話:075-841-0006
営業時間:17:00~24:00
定休日:日曜
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2010年11月15日月曜日

カレーと丼の店 あいあい@善通寺

予算¥380(かしわバター丼¥380)

うどんや骨付鳥なんかと比べると、あんまりというか全く知名度はありませんが、香川には"かしわバター丼"というローカル丼があります。そしてその"かしわバター丼"といえば"武内食堂"が有名ですが、あっこでそれを食してしまいますと、その絶望的なボリュームと圧倒的なコッテリさ加減に、せっかく香川まで来たのにうどんが食えないなんて、と後悔してしまいます。
しかし、ここ"あいあい"でならそんな心配はありません。極極普通の丼具合にアッサリめの味付けで、うどん屋の二軒や三軒、余裕で廻れます。

鶏もも肉にマーガリンとニンニクの香り。味付けはアッサリと塩胡椒。葱の変わりにキャベツ。あくまでもシンプルかつ安上がりに仕上げてみましたって感じですが、380円と格安のお値段ですので許せます。汁物も欲しいんだけどって方には50円でみそ汁も用意されており、それでも食べたりないなって言うのでしたら、280円の玉子丼やカレー丼、それこそリッチに380円のカツ丼、カツカレー丼、天丼なんてのも追加したらよろしいのではないでしょうか。もちろん標準的な胃袋をお持ちの方でしたら、どれか一品だけで十分です。

カレーと丼の店 あいあい
住所:香川県善通寺市上吉田町3-7-2 親子丼マップ
営業時間:11:00~19:00
定休日:日曜
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2010年11月14日日曜日

厳夜祭@神大

Speak Easy
予算¥900(男2人)(キリン一番搾り350ml¥250x2、つくね¥200、にんにく醤油玉子¥200)
"香り立つベトナム料理"がテーマと云うだけあって、ニョクマムの香り漂う空間。ベトナム風おひたしっぽいもんをサービスで頂きました。

AFTER WORK
予算¥400(男2人)(梅酒ソーダ割¥200x2)
DJブースがあったりしてクラブっぽい雰囲気。でも、みんな踊るわけでもなく、なんだかなーって感じかな。

ジャズバー人力車
予算¥600(男2人)(キリン一番搾り350ml¥300x2)
結構、人が集まっていたのですが、まぁ、それなり。

この後、気を取り直してBarへ。

2010年11月10日水曜日

居酒屋ろばた 勇吉@敦賀

予算¥3,200(皮ハギ造り¥980、サンマ開き¥410、生大(キリン一番搾り)¥810、源平 純米酒300ml¥780、突出)

敦賀で虫養いにと立ち寄った。ついでにアルコールも入れていこうか、なんて考えていたのだが、目指したソースカツ丼屋はあいにくの定休日。
それなら、居酒屋などでちょっと摘んで一杯、と路線変更し、駅前通をブラブラと彷徨う。しかし、半ばシャッター通りと化したアーケード街には、"ココ"と思わせるほどの魅力に満ちた店など在ろうはずもなかった。
最悪、秋吉で焼鳥なんてのもいいか、と諦めの気持ちが膨らみ始めていたのだが、それではあまりに味気ないとも思い直し、消去法的に何度か前を通り過ぎていた炉端焼きやを選ぶことにした。

扉を開けると、入り口近くには幾つかのテーブル席が並び、その奥に流しを囲むようにカウンターが設えてある。当然ボクはカウンターを選んで、今日流した水分を補うかのように"生大"を頼んだ。そして、おばちゃんが注文を取りに来ているにもかかわらず、アテはなににしようかな?と、ホワイトボードや壁に貼られた数多くの品書きから、望む物を考えあぐねるボクだった。
"後で、注文します"そう声を掛けてから、突出である玉子豆腐をアテに泡を舐めながら、更に10分ほどメニューと格闘し、皮ハギの造りを選ぶ。そして、これだけ待たせたのにその一品だけでは申し訳ないな、とサンマの開きを付け足したのだった。

料理を待つ間、暇を持て余し、他の客が頼んだ品を眺めたり、そこで繰り広げられる会話に耳を傾けたりしていた。
串カツの盛り合わせは明らかに業務用のもんだな、竹串に刻まれた名前やその形、種類まで立呑み屋で見た覚えがあるぞ、なんて不安になりながらも、鯖江から月に何度かこの店を訪れるという常連さん達の話を聞いて安堵してみたり、保冷ケースに並ぶ魚を見て、そう悪くもないだろう、なんて思い込もうとしてみたりもしていた。

まず出てきたのは、サンマ開き。これは、業務用を焼いただけだと思うのだが、それを打ち消して余りあるほどに皮ハギ造りが良かった。大きめの丸ハゲを目の前で丸丸一尾おろしていく。ちょっと雑な包丁使いって気もするが、それはあくまでも寿し屋なんかと比べた話で、居酒屋の内では手際が良い。何よりその量に驚かされる。そりゃあ、ハーフ注文OK!って書いてあるよな、ってボリュームだ。それこそ、普通の居酒屋なら4人前にはなるぞ、ってな量だった。

ご主人のお見送りを受け、しばし歓談しているうちに、なんだかこの敦賀って街が前よりも好きになっているボクがそこにいた。

居酒屋ろばた 勇吉
住所:福井県敦賀市津内町1-2-12 栄ビル101 居酒屋マップ
電話:0770-23-7568
営業時間:17:00~23:00(L.O.)
定休日:水曜(翌日が祝日の場合は営業)
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2010年11月8日月曜日

伊角酒店@阪神西宮

予算¥640(キリン一番搾り大瓶、いかげそ天¥250)

小料理屋と言ってもおかしくないような、ちょっと小綺麗な店構え。"立ち呑"の看板が無ければ立呑み屋などとは思いませんでした。

暖簾を潜ると、まずはテーブルにシート席があるといった変わった造り。その奥に立呑み屋としてあるべき姿のカウンターが設えてあります。
もちろん、ボクは、常連さん達で賑わうテーブル席を抜けて行き、その奥を目指しました。
そして、喉の渇きを潤しつつ手頃なアテをチョイスします。

「スワッテクダサイ」考え事をしていたボクには、その言葉がこちらに向けられたことに気付きませんでした。
「良かったら座ってね」繰り返されました。そこで初めて、それがボクに対しての言葉だと気付きました。後ろを振り返ると、折り畳み椅子が幾つか並んでいます。
「あ、大丈夫です」立呑みでは座ることの少ないボクです。
「若いから座らんでええってよ」横に居たおばちゃんが付け足します。
「おにーちゃん、平成生まれやろ?」そしてのキラーパスです。
「いやいやいやいや!」必要以上に否定してしまいました。しかし、そんな返しでは許してなど貰えません。
「でも、(昭和の)終わりの方やろ?」繰り返されるむちゃぶりに、小粋なノリツッコミのひとつも返せないボクは、全くもって関西人失格です。

伊角酒店
住所:兵庫県西宮市久保町6-12 立呑マップ
電話:0798-22-1821
営業時間:16:00~21:00 ~20:00(土曜)
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2010年11月7日日曜日

大和下市 おけ常@下市

予算¥0(もらいもん)

ボクは、太巻ってヤツがあんまり好きではないんですが、これはハマリました。

プリプリの海老を優しく包み込む玉子焼に寄り添う香ばしく焼かれた鰻と併せて、甘辛く炊かれた椎茸とシャキシャキとした歯応えの三ツ葉の清清しい香り。程良くしっとりと甘酸っぱく炊かれた酢飯に包み込まれたそれを、ひとつ摘んでしまったが最後、もう止まりません。それこそ二本ぐらいはバクバクと楽勝でいってまいます。
「わざわざ遠くから食べに来るほどのもんではないけどな」などと言いやがりますが、ボクにとっては、ワザワザトヲクカラデモタベニイクヨウナモン、でしたね。

大和下市 おけ常
住所:奈良県吉野郡下市町下市13-1 寿しマップ
電話:0747-52-2445
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2010年11月5日金曜日

吉宗@高岡

予算¥850(カレーうどん¥850)

「輪行ですか、甥っ子が競輪をしてましてね、頑張ってください」
「ありがとうございます」
エレベーターで御一緒したご婦人に、そう励まされてしまいました。
「どこまで行かはるんですか?」
「氷見の辺りまで行こうかと思っています」
「折角なのに、勿体ないですね」
「時間があれば一周したいところなのですが」
開いた扉を抜けながら、スーツ姿の紳士へとおざなりに返しました。

ここ、高岡に降り立ったのは、越中国一宮である"気多神社"を訪れるため。もちろん、時間が許せば氷見を通って能登を一周したいな、などと思っておりました。しかし、社会人ともなってしまいますと、なかなかそんな時間も取れません。学生の頃に日本一周でもしておくのだった、などと悔やんでも後の祭り。通しで廻れる時間など、この歳となってしまっては定年を待つほかありません。もっとも、そんなお年頃となってからでは、そんな体力も気力も衰え、そんな意欲も萎えていることでしょう。だからボクは断片的にでも、時間が許す限り精力的に廻り続けているのです。

気多神社、雲龍山勝興寺と廻り、カレーうどんで有名な吉宗を訪れました。時間は丁度お昼時ということもあって、広い店内は、半分ほど席が埋まっておりました。頼むのはもちろんカレーうどん。ピーナッツの風味が利いたコッテリ系というウワサです。
そして運ばれてきたのは、大きめの丼にごっそりと肉が盛られたボリュームたっぷりのカレーうどん。とろみの強い餡には、刻み葱が散らしてあります。うどんは、もっちり感はありますがコシや粘りが乏しく物足りません。カレー餡も甘みは強めなのですが、ダシの香りもなく単調、カレーの風味もあまり感じられずに、ただただ塩辛いだけの物でした。そしてなにより、別茹でされたパッサパサの鶏胸肉の炊いたんの辛いことと云ったらありません。ポットで運ばれてきた水を半分以上飲み干しても食べきることが出来ませんでした。

口直しにと、ホームでビールなど啜っておりますと、「もう帰ってきはったんですか!」と、突然声を掛けられます。
振り返るとそこには、行きしに会話した方の姿がありました。

吉宗(よしむね)
住所:富山県高岡市宝町7-4 カレーマップ
電話:0766-24-1767
営業時間:11:00~15:30 17:00~20:30、11:00~20:30(土日祝日)
定休日:月曜(祝日の場合は営業) 第1火曜
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