2007年10月13日土曜日

三度目の立ちゴケ

リスペクト自生山那谷寺霊と共に霊峰月山

10泊11日
八日目312km

盛岡-r13-清水寺-r13-広域農道-まだ来すた-R397-R343-黒石寺-正法寺-R343-r289-r19-ベイシー-R4-R347-R457-R4-R399-r3-R13-R121-r333-R121-R118-R121-ラーメンまりちゃん-道の駅たじま

ゆっくりとバイクが傾いていく。支える事は無理だと分かっていても、可能な限りそれを遅らせる。
あぁ、鈍くさい。家族が見守る中、これで三度目の立ちゴケを経験することになってしまった。

一度目は早朝駐車場に駐めるとき。中半寝惚けていたのかスタンドを出さずに降りてしまい、クラッチレバーを曲げた。
次は屋久島のキャンプ場にて。荷物を積み込むときにスタンドが土に食い込み、そのまま倒れ、カウルを割る。
そして今回。不幸中の幸いというか、小さな傷だけで特に破損したらしき箇所は見当たらなかった。
積み込んだ荷物を全て下ろし、起こしたところでまた積み直す。家族に見られながらのこの作業はヘンな汗を伴う。兎に角一刻も早く立ち去りたかった。また一つ、ムスコさんにバイクの悪い印象を増やすことになってしまった。

幸先の悪いスタートとなった。おまけに雨まで落ちて来る。天気予報によると南の方には晴れ間が拡がるとのことなので、本降りになる前に距離を稼いでおきたい。

四号線の渋滞を避け、r13を下りていく。最初の目的地は"音羽山清水寺"、日本三清水の一つだ。その後蘇民祭で有名な妙見山黒石寺、大梅拈華山正法寺と抜けていく。

多少失望を感じずにはいられない正法寺を後にする頃には既に2時を廻っていた。以前から一度訪れたいと思っていたベイシーを覗いてみるのに丁度良い時間かもしれない、というわけで千厩を通るのは止め、一関へと進路を変えた。

ベイシーにて濃密な時間を過ごした後、R4へ入り再び南へと急ぐ。本当はもっとノンビリとしたかったのだが、時間的に厳しい。薗原湖キャンプ場に泊まる予定だったが、其れも難しそうだ。取り敢えず走れるだけ走って適当なところでテントを張ろう。予め宿泊地を決めていても、この様な結果となる事は多々あることだった。

妙見山黒石寺(みょうけんざんこくせきじ)
住所:岩手県奥州市水沢区黒石町字山内17
電話:0197-26-4168
宗派:天台宗
本尊:薬師如来
開山:行基菩薩
札所:奥州三十三観音25番
日本三大奇祭蘇民祭
拝観時間:9:00~16:00
休日:不定休
拝観料:大人300円、小・中200円(拝観要予約)
本堂:1884年(明治17年)再建
庫裏:1884年(明治17年)再建
参考URL

大梅拈華山正法寺(だいばいねんげざんしょうぼうじ)
住所:岩手県奥州市水沢区黒石町字正法寺129
電話:0197-26-4041
宗派:曹洞宗
本尊:如意輪観世音菩薩
開山:無底良韶(むていりょうしょう)
曹洞宗三本山
拝観料:大人300円、中学生200円、小人100円
拝観時間:4月~10月、9:00~17:00、11月~3月、9:00~16:00
【国重文】
本堂(法堂):(H2.09.11指定)桁行29.6m、梁間21.0m、一重、入母屋造、茅葺、東北西各面庇及び東西回廊附属、板葺及びこけら葺、江戸後期(文化8)仙台藩による造営で、総畳数は166畳、建築面積は約233坪。当初は「客殿」と称していた。屋根の高さは約26m、勾配49度、面積は720坪と日本一の茅葺屋根を誇る。
庫裏:桁行33.3m、梁間17.2m、一重、一部二階、寄棟造、茅葺、西面玄関及び各面庇附属、こけら葺、江戸後期(文化4)
惣門:四脚門、切妻造、とち葺、江戸中期(寛文5)
参考URL

薗原湖キャンプ場
住所:群馬県沼田市利根町園原
料金:無料
設備:東屋、トイレ、水
※心霊スポット

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