
この千代保稲荷神社は、八幡太郎義家の六男、義隆が"千代に保て"と宝剣を与えられ、その孫、森八海がこの地に祀ったのが始まりということらしい。
南口大鳥居にバイクを駐め、縁日のような賑わいを見せる門前町を歩く。ここには食べ物、縁起物、お土産などを並べた100軒以上の店が軒を連ねていた。門前町だけで比較すれば、間違いなく三大稲荷に数えられるであろう活気に包まれている。名物は"串かつ"に"どて"で玉家さんが有名だ。それとなまず料理の看板も目に付く。体調が良ければ、それらを楽しむことも出来たのだろうが、もちろんそんな余裕はない。
ここの参拝の作法はちょっと変わっている。先ずは手水鉢で身を清め、油揚げと蝋燭(30円)を買う。それから燈明を上げ、精霊殿にて稲藁で結んだ揚げを供え、摂社を廻り、名刺を置いていく。神道系の稲荷なのだが、民間信仰の要素も多分に含まれている感じであった。
ここでは"千代に保て"の言葉により、授与品も朱印してもない。それなら分霊もしていないのか?と思ったが、鳩吹稲荷や伏見稲荷大社 羽島支部などがあるようだ。
社務所横で配られていたお下がりの揚げは、油抜きをして粕汁の具にしてと、青菜と炊いてと、美味しく頂かせていただきました。

鎮座地:岐阜県海津市平田町三郷1980 神社マップ
電話:0584-66-2613
祭神:大祖大神、稲荷大神、祖神
神紋:三宝珠
御利益:商売繁盛・家内安全
尾張五社
朱印:ナシ
参考サイト
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