予算¥1,080(タマネギ¥90x2、イカ(下足)¥100x2、タコ¥100x2、キリンラガー大瓶¥500)
昼間から続く季節外れの暑さは、日没後もそのままアスファルトより立ち上る熱気という形で持続され、空調の効いた涼しく快適な居酒屋にあっては満員御礼であるのとは対象的に、いつもは人で溢れかえっている駅前の屋台には人影も疎らであった。
"串かつ いくちゃん"
こう暑い日には当然の事ながらビールである。よく冷えたビールで喉を潤しながら、目の前に並べられたネタとメニューを見ながら選んでいく。取り敢えずは基本的なモノから始める。
"何にしましょう"、"下足だけどいいかな"、"二串ずつだからね"注文に併せて打てば響くように声が返ってくる。常連さんを大切にしながらも一見で在ろうと疎かにはしない、心地よい店だ。
今日はたった一人しかいない常連さんとの会話に耳を傾ける。どうやら"神助"の話しをしているようだった。身体を壊して休業して、開けたと思ったらスープの出来が悪いと又閉め、そんなに休んでばかり居たら客が離れてしまう、と心配げだった。
ビールを傾けながら次々と揚がる串カツを平らげていく。ここのちょっと塩気の強いソースはあまり好みの味ではない。どっぷりと浸けてはあまりの辛さにキャベツばかり摘むこととなる。浸けるか浸けないか、といったぐらいが丁度良いのかも知れない。
それとソースかつ丼にしろ、串カツにしろ、サラッとしたウスターソースにドブ浸けにして頂くといった類のモノには、パン粉はきめ細かい方が好みだ。その方が軽く香ばしい口当たりになり、ソースも吸い過ぎない。
店の雰囲気は屋台であるということも含めて大変良いのだが、味だけが好みではないのが残念である。
串かつ いくちゃん
住所:神戸市東灘区御影本町4-12 阪神御影駅北側 串カツマップ
電話:ナシ
営業時間:17:30~24:00
定休日:日曜、祝日、雨天
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