予算¥1,300(男1人子1人)(餃子(6ヶ)¥400x2、キリン一番搾り中瓶(沢庵付)¥500)
そない餃子が好きなんやったら、もっと美味い店へと連れて行って進ぜよう、とムスコさんを連れ歩いた。
そう、盛岡で餃子やったらここやろ、という"パイカル"を目指し歩いた。
盛岡城址のお堀を右手に進み、櫻山神社の前を左に折れる、と"餃子の店 パイカル"があるワケなのだが、その角を曲がる前にそれと同じ名を持つ"中華料理 パイカル"が目に付く。
そいえば、こっちに入ったことあれへんな、と思うと、居ても立ってもいられへんかった。
【中華料理 パイカル】
雑に置くとビール瓶が滑り行きそうなほど傾いたカウンターに気を遣いながらグラスを空けていく。
そして、その前では、目を疑うような光景が繰り広げられていた。
おもむろに取り出されたテフロン加工のフライパン。
そこに半分ほど差し入れられた水。
並べられていく餃子、その数14コ。
それからレンジを点火し、ガラスの蓋をかぶせた。
沸騰するにつれ泡立ち始めるフライパンの中の様子までよく見える。
時たま、茹で具合を確認するのか、吹きこぼれないようにするためか、蓋をずらし覗き込む女将さん。
そして、ずらした蓋から湯を捨て、グラス半分ほどの油を注ぎ入れた。
フライ返しで焼き色を確認。
それから、皿に6コずつ並べられ、フライパンには何故か2コ残されていた。
賄い?それとも失敗した場合の保険?それより、イ○ウ家の食卓かよ!?といったツッコミは飲み込み、ひとつ、ふたつと摘んでいく。
水餃子の様に滑らかなモッチとした皮、揚げ餃子の様に香ばしくカリッとした焼き、であれば、あの焼き方でもまだ許容範囲内なのだが、ブヨッと柔らかい皮に、具の旨味をお湯と共に流してしまいました、的な旨味の無さは頂けない。
ムスコさんは好みじゃなかった、と言う。ボクは、ホンマは連れて行こう思うとった店はこの裏にあんねん、と言い訳した。
中華料理 パイカル内丸支店
住所:岩手県盛岡市内丸4-3 餃子マップ
電話:019-623-9174
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