2010年1月22日金曜日

お食事処 せきの@沼津港

予算¥1,300(びゅうお丼¥1,300(櫻エビのかき揚げ、地あじヅケ、アジ南蛮漬、シジミ汁、小鉢(ワケギぬた)、漬物)

土地鑑の無いところで朝食を摂ろうと思ったら、やっぱり(ry

【お食事処 せきの】
"びゅうお"とは何なのかよく分からなかったのですが、それをボクなりに勝手に解釈してみると、"やらまいか"みたいな方言を料理名に付けてみました、的なモンだろうと思い込み、それを注文してみることにしました。
もちろん、それを、何が出てくるかを全く想像も出来ないままに、頼んだわけではありません。その貼紙の下方に、展望水門記念特別メニュー、沼津地場物、と書かれていたことから、展望水門というのはどういったものかは知りませんが、取り敢えずは"特別メニュー"というからには、お薦めなのだろうと思ったのが、第一の理由です。そして、地場の物と云うからには、海鮮モンでせう。それも高確率で桜エビか生しらす、たとえ違っても鯵か鰹、鮪ではないだろうかと、間違ってもここでイルカは出てこないだろう、との判断が、第二なのです。

そんなこんなと自己葛藤があったわけですが、いざ、目の前に運ばれてきた物はといえば、丼の上に溢れんばかりの豪快な海鮮の累累たる眺め、ではなく、三つの窪みを持つ白磁の器に、それぞれカフェ飯の如く、ちんまく盛りつけられた沼津地場物の数数。
「予め、味が付いておりますので、そのままお召し上がり下さい」
と言われるがままに、それらを、そのまま、それぞれ口へと運んでいきました。

香ばしく、なんとも甘みの強い櫻エビのかき揚げ。それから、これでもか、というほど脂の載りがよい鯵はとろけるような口当たりを残していきます。そして、時期によって違うのでしょうが、鯵のヅケに鯵の南蛮漬けがダブってしまった、のがなんとも残念でした。
味付けが辛すぎるのが不満ではありますが、素材の良さはさすがは沼津、と頷けるだけの品でした。

あとで"びゅうお"について調べてみますと、東海地震の津波から、沼津市内の住民の生命と財産を守るために造られた、展望台の"ビュー"と海の産物の"うお"から名付けられた水門なのだそうです。しかし、この水門だけで津波から町を守れるとはとても思いませんが、住民が納得しているのであれば、問題ないでしょう。どうせ、天災に関しては、備えあれば憂い無し、になど、なろうはずもないのですから。

お食事処 せきの
住所:静岡県沼津市千本港町122 海鮮マップ
電話:055-963-5317
営業時間:4:00~14:00
定休日:不定休
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