2008年10月27日月曜日

しまちゃん@神田北通

予算¥1200(プレミアムモルツ生中¥500、ウーロンハイ¥400、串かつ(なすび、海老、しいたけ)各¥100、枝豆(サービス))

季節外れの暑さに想定外の厚着、汗をかき、喉は渇き、三和本通商店街を適当な茶店、もしくは立ち呑み屋を探し求め彷徨い歩く。
そんな中、ちょっと目を惹く黄色い暖簾に黄色い看板を見付ける。その店は"神田のれん街"と書かれた古びた建物の一角に在った。"街"とは名ばかりのドヤのようにも見えるその奥へと続く薄暗い穴蔵のような通路を覗き込む。他に開いている様子の店はなく、灯りの消えた白い看板だけが並んでいた。かんなみ新地もほど近い立地、ここも夜遅くにはちょんの間、はたまた置屋として営業しているのかもしれないな、そう思いながら暖簾を潜った。

"しまちゃん"
奥行きが無く、五、六人も入れば一杯になってしまう狭いカウンターだけの造り。一応、スツールは置かれているものの、立ち呑み屋の方がこの店のスタイルとしては合っていそうだった。
まだ新しい内装、二階へと上がる階段はそこに見当たらない。横並びの店も同様の造りだとすれば、ちょんの間ではないのかもしれない。
壁に貼られた品書きにはこの店の広さからすると豊富過ぎるくらいの品数が並んでいた。その中から多少の迷いはあったモノの、外に貼られた"おでん"と"串かつ"がウリなのだろう、ということで"串かつ"を選んだ。"おでん"にしなかった理由は単純で、串かつは百円のところが、おでんは百五十円だったからだ。

細かく碾かれたパン粉で薄い揚げ色。ソースは小皿に入れられて供される。当然の如くキャベツ付きだ。海老のプリプリっとした食感は良いのだが、野菜類のベチャッとした仕上がりは良くない。小さな天麩羅鍋か何かで揚げている様なので、温度が下がりすぎるのが良くないのだろう。ただ、生中の味と焼酎対ウーロン茶一対一のウーロンハイは思いの外良かった。

奥の店が今でも営業しているのか興味あるところ、次回は遅い時間におでんを試しに訪れるのも悪くない。


追記
訪れてみました。おでんは食べませんでしたが。
時刻は午後七時半頃。他に暖簾を上げた店は二軒。一軒はスナック、もう一軒は居酒屋のようでした。もっと遅い時間ではどうなのでしょう?




しまちゃん
住所:兵庫県尼崎市神田北通6 神田のれん街 串カツマップ
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