2008年10月3日金曜日

笹舟倶楽部@門戸厄神

予算¥400(コーヒー¥400、チロルチョコ付)

門戸厄神には変わった自転車が並ぶ奇妙な喫茶店があるという。

"笹舟倶楽部"
そこは小さなマンションの一階にあった。店の前、横の通路まで、二人乗りのリカンベントや赤ロデオなど初めて目にする珍しい自転車などが所狭しと並べられている。
ここが何の店か知らない人は、雑貨屋?おもちゃ屋?自転車屋?古道具屋?くらいにしか思わないであろうけれど、歴とした喫茶店である。

一歩、店内へと足を運ぶと、その雑然さは更に増す。カヌーのパドル、新聞の切り抜き、(自力の)バイクメットなどが天井から吊され、モタサイコゥのプラモ、ジャズのCDから自転車やコーヒーの書籍、様々なフィギュアにオーディオ、PCなどが店内の床となく、カウンターとなく、テーブルとなく、占拠している。かろうじて腰を据えることが出来るのは、小さなカフェテーブルがひとつだけといった有様である。
その様はあたかも、足の踏み場もないほど散らかりに散らかったツレの部屋に通され、"その辺に適当に座っていて、今、コーヒー入れるから"などといった持て成しを受けているような感がある。
そりぁ、もぅ、"茶飲ませるっていうレベルじゃねぇぞ(lol"って感じだ。
もちろん、こんなのも嫌いではない。むしろ私にとっては好きな部類といえるのだが、かなり客を選ぶ店だ、と言える。

コーヒーを頼み、これからのルートを選定する。取り敢えずはアイカタさんにお土産を届け、その足で萩の寺へと向かい、気力が続けば五月山、そんなところか、と地図を眺めていると、"何処に行かはるんですか?"と声を掛けられる。
"池田にでも行くつもりです"と答えると、"お客さんに教えて貰ったんですけどね"と武庫川コスモス畑伊丹スカイパークを奨められた。
コスモス畑は若干時期が早いらしいので外すが、伊丹スカイパークはルートに組み込むとする。夕暮れ時に訪れれば良いだろうか、となると帰り道でだな、等と考えながらスピーカーから流れる4ビートに耳を傾けていた。

ただ、この散らかり様はもう一回言わせて貰うが、客に"茶飲ませるっていうレベルじゃねぇぞ(lol"、だ。
まぁ、五月山や勝尾寺を懲らしめた後(懲らしめられた後)にでも、また寄らせて貰いますけどね。

笹舟倶楽部(ささぶねくらぶ)
住所:兵庫県西宮市神呪町8-36 スタジオ甲東園1F 喫茶マップ
電話:0798-20-4653
営業時間:10:00~22:00
定休日:木曜
公式サイト
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