2008年8月20日水曜日

韮菜万頭@第二ゲート前

予算¥2,230(韮菜饅頭¥680(3ヶ)、スタンダード餃子¥390(6ヶ)、生中x2)

横田基地があるよ福生、東京では珍しく難読地名だよ福生、知らなきゃ読めないよ福生。

"韮菜万頭"
はい、知っていれば読めますフッサ、にあるニラ饅頭発祥の店だという韮菜万頭。この店に一度訪れてみたくてこの地、福生に降り立った。
駅前においてはただの地方都市といった町並みは、AIR BASE方面に向かって歩くに連れ、寂れた場末のスナックが並ぶ歓楽街+横須賀風味といった様相を呈してきた。町行くPCは英語でがなり立て、サーチライトを照らすヘリが爆音をあげながら基地上空を旋回し、モルモン教徒ではない白人がMTBで駆け抜けていく。そんな町の一角に韮菜万頭は独特のオーラを纏い、そこにあった。
客は皆、二三人連れ、一人客は私一人、中華を食べにくるのに一人ということ自体間違っているのだが、一人旅だから仕方がない。四人掛けにひとりポツンと腰を下ろす私の隣では、短髪に でかいがたい のアメリカ人がふたり、二人掛けテーブルにどんぶりをいくつも重ねながら料理を平らげていく。そちとらの喰いっぷりたるや羨ましいものがあるのだが、こちとら標準的な日本人の胃袋しか持ち合わせていないので、頼むのは韮菜饅頭(Pan-fried shrimp&green leek dumplings)と生ビール、それと何種類かある餃子のうちからスタンダードを選ぶに留まった。
先ずは韮菜饅頭のでかさに驚かされる。その大きさたるや普段食べているモノよりも二回りは大きいであろうか、老祥記の豚まんくらいの大きさ、といえば解りやすいかも知れない。ひとくち頬張ると、ニラの甘み、エビのプリプリ、タケノコのシャキシャキした風味が広がる。それをまとめ上げる魚のすり身、包み込む香ばしく焼かれたモチモチの皮、絶妙な味付け、少し焼油のしつこさが気にはなるが美味い。一杯目のビールを飲み干し、さらにもう一杯追加する。
続いて餃子が運ばれてくる。その大きさは神戸のものよりは少し大きく、宇都宮のサイズくらいといったところか。餡はニンニクの風味、野菜の甘み、豚の肉汁が溢れ、豚まんの中身のような一風変わった味。これもしっかりと味が付いているのでタレを付けなくても美味しい。ビールがすすむ。
fried riceやfried noodlesにも心惹かれるのだが他の店にも立ち寄りたいので次回へのお楽しみにした。

それにしても、折角福生に来ているのに、街角に数ある福生バーガーの看板を掲げる店に立ち寄ったり、オープンテラスのあるダイナーでハンバーグに舌鼓を打ったり、ネオン溢れるUSBarで軍人さんに胸座を掴まれたりとかいったアメリカン情緒を満喫せずに、この後また同じく中華料理の一種とでもいうべきラーメン屋に入ることになったのか不思議だ。

韮菜万頭 福生店
住所:東京都福生市福生2218 餃子マップ
電話:042-553-0177
営業時間:11:30~14:30(LO) 17:00~22:30(22:00(LO))(平日)
11:30~22:30(22:00(LO))(土日)
定休日:無休
公式サイト
cp6 mf7 re7

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

うん~食べてみたい~(ジュルーリ
でも遠すぎます(TT

外人さんに混じって
そんな雰囲気も一度味わってみたいですね

みっちゃん(偽) さんのコメント...

系列店なら関西にもたくさんありますから食べられますよ。

外人さんオプションはナシですけど。

http://www.kiwa-group.co.jp/restaurant/a5-l1_i100198.html