2008年3月11日火曜日

おつかい

日帰り365km
ルート:第二神明-加古川BP-姫路BP-太子竜野BP-R2-r121-r64-R250-r568-r458-r32-R250-タマちゃん-R250-伊部-天津神社-R2-熊山遺跡-大滝山福生寺(福寿院)-R2-R53-道の駅みやま公園-r22-r45-R2-岡山ブルーライン- r260-R2-太子竜野BP-姫路BP-加古川BP-第二神明

冬朝の体の芯まで凍みいる寒さと、蟻列の如き通勤の渋滞を避けるために遅めに出発の時刻を決めていた。外は抜けるような晴天。この時期のそれは寧ろ寒さが増すワケで、あまり望ましい事とはいえなかった。
その身を切るような寒さも気分を萎えさせる一因ではあるのだが、何よりウィンカーの調子が悪くなるということが、バイクに乗りたくない一番の理由である。おそらくは接点グリスの劣化。グリスアップしてやれば良いだけなのだが、それすら寒さにより躊躇させられている。そして温い時期は問題がないので放っておく、という悪循環に突入してしまっていた。当然、今からそんな作業をしようという気などほとほと無い。どうせ気温さえ上がれば何の問題も無いわけだから。

第二神明からバイパスへと続く眠気を誘う以外の何物でも無い道に飽き飽きし、海沿いのワインディングを目指していった。迂闊にも記憶違いにより七曲がりを逃すルート取りとなってしまったが、そのまま西へと向かう。七曲がり、万葉岬へと続く道に比べればたいしたことはないが、相生から赤穂の間も捨てたモノではない。そこは眺望や変化には乏しい道だが、車の通行は無いに等しいので狭い割には気持ちよく走ることが出来る。このシーズンR250は牡蠣渋滞する事があるので、こちらの方が早く抜けられるというのも魅力的だ。

というわけでアッという間に日生へと差し掛かる。道沿いには相変わらずのタマちゃんの看板のオンパレード。しかも今年はやけに綺麗な看板になっている。儲かっているんだなぁ、と思っていると駐車場まで増設されていた。時刻は11時半にまだ早い頃、待たずに食事を済ませると、今日の目的地、伊部へと向かった。

父より頼まれていた備前焼の徳利を購入する。流石に窯元は安い。もっとも、検品で撥ねられた品だろうが贈答品ではないのでこれで十分十分。
これにより本日メインのおつかいを済ませたわけで、後は自由時間となった。これからの予定は取り敢えずは熊山遺跡を訪れ、みやま公園で干物を買う。この二つが最優先事項。それから気分がのれば、こちらを訪れたときの定番ルートである金甲山と種松山から鷲羽山スカイラインを走る。
しかし、この速度と共に襲い来る寒さと、落ち葉で荒れているであろう金甲山を想像すると気分は萎える一方だった。

天津(あまつ)神社
住所:岡山県備前市伊部628 神社マップ
電話:0869-64-2738
祭神:少彦名命、菅原道真
本殿:【備前市指定文化財(建造物)】(S56.7.24指定)一間社、流れ造、延宝6(1678)
拝殿:割拝殿(1738)絵馬殿を兼ねる

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