予算1,923(どてかつ¥95、ねぎま¥105、レバー¥95、タン¥95、ナンコツ¥126、ドテ煮¥294、生小¥399、ねのひ自然水仕込生貯蔵酒(300ml)¥714)
ここ大垣もかつては城下町であったからには、少なくとも二、三軒くらいは駅前に立ち呑み屋があるだろうと降り立ったわけだが。。
"総本家 橘屋"
サクッと呑んで帰るのに"これは"という店を見付けらぬまま、大垣城まで辿り着いてしまった。看板に大きく書かれた"どてかつ"の文字が気になっただけ、そんな消極的な理由で橘屋の戸を潜った。
焼き場を囲みコの字型に囲んだカウンター、ガラス戸を開けるとそんな狭い空間に椅子が並ぶ。後から訪れるかも知れない客に気を遣い少し奥へと進んだ。腰を落ち着け、メニューを見渡す。そこには焼鳥屋のハズなのだが矢鱈と居酒屋メニューが名を連ねる。
"しまった、地雷を踏んでしまったか?"と思いはしたものの、他にめぼしい店もなかったワケで"まぁ、軽く酔えればいいか"などと諦め半分で何品か選んでいった。
焼鳥はすべて塩、そしてもちろん"どてかつ"を、それに併せてドテ煮も追加した。
先ずは焼鳥から出てくる。さほど期待もせずにいたワケだが思いのほかイケる。そう思っているうちに、次々と目の前に皿が並んでいく。"おい、はえーよ、もっとゆっくり呑ませろよ"と心の中でツッコミを入れる。遂にビールを飲み干す前にすべての品が揃ってしまった。
冷酒を追加し、どてかつ、ドテ煮をつまむ。予想通りどちらもかなり甘く仕込まれた八丁味噌味。その上冷酒まで甘口だ。甘いアテには甘いサケが合うのかも知れない、そう思いながらラベルを見ると名古屋の酒造メーカーであった。
何処までもこの甘さが付いて廻る。おそらくは関ヶ原を越えるまで。
総本家 橘屋
住所:岐阜県大垣市東外側町2-13 焼鳥マップ
電話:0584-81-8166
営業時間:17:00~22:30
定休日:日曜
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