2008年3月20日木曜日

Fou de Vin@阪神芦屋

予算¥6,250(男1人女1人)(05 ブルゴーニュ(ルシアン・ミュザール)¥950、04 バルベラ・ダルバ(マルカリーニ)¥950、00 CHオステンピカン キュヴェ・リュックリス¥1,550、本日のおまかせ肴三種盛り(2人分)(オクラのピクルス、自家製レバーパテ、ミラノサラミ・スライス、砂肝のコンフィ)¥900、トマトソースのパスタ¥900、オムライス¥1,000)

イモウトさんからのValentine's Dayのプレゼント。ロイスのポテトチップチョコレートとグリューヴァイン。そのお返しに託けてFou de Vinへと誘った。

"Fou de Vin"
色取り取りの花々が芦屋の暗がりに浮かび上がる。そんなワインショップの二階にバーは在った。
酒蔵の古材で造られたという落ち着いた空間。カウンターには常連達が並び、グラスを傾けながらマスターと静かに言葉を交わす。その中でもこちらにも気を払うのを忘れない。

まず最初のオーダー、バルベラ・ダルバ マルカリーニ。フルーティーな甘みと酸味が調和しており、花のような芳しい薫香が広がる。タンニンはほとんど感じず、多少物足りない気もするがまとまりが良いワインだ。イタリアワインの良いところが出た一杯。そんな感じだ。
続いては、CHオステンピカン キュヴェ・リュックリス。その鳩の血のように深く、鈍く輝くような紅色。グラスを近づけるだけでカシス香やスパイシーな香が漂う。この時点で好きなタイプと予想された。口に含むと一層香り立ち、ふくよかな甘み、豊かなタンニンが広がる。これは私の中でのボルドーのイメージ通り、といったワインだ。美味いなぁ、と思いつつ呑み進めるが、次第にタンニンを強く感じ出す。もう少し軽めの方が好みなのかも知れない。

料理もそれ専門のレストラン程ではないにしても意外としっかりとしているし、控えめな照明のしっとりとした雰囲気、出しゃばらず気を配った接客、酒屋がやっているだけの事はあるワインの質、どれをとっても中々良い店であった。芦屋にはひっそりとこの様な店が点在する。羨ましい限りだ。

Fou de Vin(フー・ド・ヴァン)
住所:兵庫県芦屋市大桝町7-13 セレーノ芦屋2F Barマップ
電話:0797-25-5351
営業時間:18:00~24:00
定休日:水曜
公式サイト

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