2010年8月12日木曜日

琴弾公園

観音寺 - 琴弾八幡宮 - 七宝山持宝院本山寺 - 丸亀

最大高低差67m
走行距離 39.1km

結局、チューブは見付かりませんでした。
そこで、最終手段を試みます。修理セットと共に購入しておいた瞬間パンク修理剤(¥300)の出番です。それは蜘蛛の糸よりも細い最後の頼みの綱でした。
まずは説明書を読みます。基本です。もうこれ以上失敗はしたくありません。

"英式バルブ専用です"知っています。フレンチバルブアダプターを使って無理やり入れます。"約15秒間よく振ってください"念のため多めに振っておきます。"必ず下向きでご使用ください"もちろん従います。
ノズルの先端をアダプターに差込み、強く押し付けます。アダプターとバルブの接続部から真っ白な泡がモリモリ漏れてきやがります。角度を微調整しながらさらに強く押し付けますと、さほど漏れずにチューブが膨らみ始めました。圧の確認はできませんが、指で強く押しても凹まない位の硬さになっております。
"タイヤが膨らんだら200~300m走行してください"軽やかに走ります。空気の漏れも感じられません。とは言っても、あくまで応急処置ですので無理はしません。観音寺まで輪行し、電車に並行して走るように高松を目指しました。

当初は快調そのもの。パンクしていないって素晴らしい、と思いながら順調に距離を稼いでいましたが、丸亀まであと数キロという辺りでゴツゴツとした振動を感じ始めました。確かめてみますと明らかに抜けてきておりました。空気を入れようにもバルブ自体も塞がれてしまっているため、全く入りそうにもありませんでした。
結局のところ、高松行きは諦めざるを得ず、丸亀止まりとなりました。それでも40kmも走れたのですから応急処置としましては十分です。保険としてカバンに忍ばせておきたいと思います。

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