2009年12月25日金曜日

カツカレー@自由軒

予算¥800(カツカレー¥800)
大阪には生卵を落とし込んだカレーで有名な自由軒がありますが、それとこことを一緒にしないでください。

【洋食の店 自由軒】
実はここのカツカレーは、カレーライスと味が異なる。正確には、ここの普通のカレーライスには、カツカレーとは味が異なるルウがかかっている、と言うべきであろう。つまり、基本的なカレーの味は、カツカレーにかけられている方のカレーの味で、カレーライスにかけられているカレーはそれをアレンジしたものだ、ということだ。
それは、よく煮込んだ具材をすり潰し溶け込ませ姿形が判らなくなったとろみの強い洋食屋のカレーに、これまた洋食屋の代表的メニューであるビーフシチューを加え、風味、色合い、共にトマトな感じを加え、ハヤシライス的な仕上がりとなって出来上がってくる。具はよく煮込まれた牛すね肉の塊のみといった潔さが又素敵でもある。ビーフシチュー(サラダ付)が1,400円であることを考えなくても、この味、この量でこの値段というのは、かなりお得だ。
それでは、牛すね肉のオマケも無く、チキンカツが載っているだけのカツカレーに、更に300円も上乗せしてそれを頼むのはアホか、というとそれがまた、そうでもない。
サクッと歯切れの良い衣に、しっとりと柔らかい胸肉の旨味。あぁ、チキンカツってこんなにも美味かったんだ、と思い出させてくれるその味は、-牛すね肉+300円を考慮に入れたとしても高いとは思えない。
アッサリ系が好いときは、ノーマルカレーライス。ガッツリ系と頂きたいときは、カツカレーライスと使い分けたい。

洋食の店 自由軒
住所:神戸市灘区高徳町6-3-10 エスペランサ六甲103号 カレーマップ
電話:078-821-8670
営業時間:12:00~14:30、17:00~21:30
定休日:水曜
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洋食の店 自由軒@六甲道

------------------読了------------------

銀河ヒッチハイク・ガイド - ダグラス・アダムス / 風見潤訳 -

ほとんど悪ふざけとも思えるナンセンスな展開は何なんだ?と思っていたら、BBCのラジオドラマを小説化したものだったんですね。
モンティ・パイソンのハチャメチャっぷりを考えたらまだマシな気もしてきました。
久しぶりにホーリー・グレイルを観てみましょう。

古典SFに合わせて、死語っぽい言葉を混ぜてみました。

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