2009年12月28日月曜日

立呑処 北村酒店@春木

予算¥870(キリンラガー大瓶¥420、月桂冠 上撰(100ml)¥150、サバキズシ¥300)

並びにある300円の弁当屋の方が気になりますが、メシでは喉の渇きを潤せないので立ち呑みます。

【立呑処 北村酒店】
ボロボロの赤チョウチンに、薄汚れたノレン、そして色褪せたオネーチャンのポスターのうらぶれ感が何とも素敵な店です。
広い間口のガラス扉の向こうには、立ち呑み屋では定番のコの字型のカウンターが、ちょっと間の抜けた広さを持って待ち受けています。
その広めのカウンターのそれぞれの場所に、それぞれの身なりの人人が、それぞれの想いの抱えながら、それぞれの酒酒を傾けていきます。
このような常連さんばかりが訪れるような店に於いては、自然と自分の居場所というか、何となく馴染む処というか、身にあった立ち位置というかが生まれてきます。
たとえ、他に多くの隙間があろうとも、その自分の落ち着けるいつものポジションが先客に荒らされているとなると、気もそぞろとなり、一日の終わりをゆっくりとくつろぐことが出来なくなってしまいます。
そんな誰かの領域を侵さぬよう慎重に、入り口に近い片隅という微妙な位置へと身体を滑り込ませ、ビールにキズシを頼みます。

脂のノリはよくはありませんが、8切れほど大きく切り分けられたキズシをアテに、ビールを空けます。
それだけでは多少の物足りなさを感じ、お酒を追加しました。幾つかあるお酒がそれぞれ少しずつ楽しめる100ml、ちょっとお得な200mlと選べるのは中中よい考えです。他の店にも見習って欲しいサービスです。

それにしても、サッポロの看板を挙げているのにキリンとアサヒしか置いていないのは、なぜ?

立呑処 北村酒店
住所:大阪府岸和田市中井町1-9 立ち呑みマップ
電話:072-443-0851
cp5 mf5 re4

0 件のコメント: