予算¥1,300(三色丼(イクラ、ウニ、マグロ)¥1,300(味噌汁、コブ佃煮、小鉢(肉じゃがのじゃが)、漬物)
土地鑑の無いところで朝食を摂ろうと思ったら、やっぱり漁港周りですよね。
【浜めし】
若干小さめの丼ではあるものの、そこにあるは豪快に盛られた具の数数。まず目に付くのは、丼からはみ出しまくりである分厚く刻まれた脂のよく乗ったメカジキのトロ。その数、三切れ。そして中央には小振りながらも色濃く味濃く甘み濃いウニの塊。あとは残りを埋め尽くすようにたっぷりと盛ちつけられたイクラの絨毯。
カジキマグロはマグロとちゃうやろ、などと野暮なことを言ってはいけません。それがマグロだろうが、サバだろうが、とにかく半端なく旨いのです。
ただ残念ながら、魚屋系の海鮮丼屋によくある話ですが、米の質がもう一つ。鮓屋系海鮮丼屋ではそんなことはないのですが、こちらは総じてお値段高めとなっていますので、お得感に乏しい。というそんなジレンマ。
ネタの質良く、お安く、飯も旨い、そんな海鮮丼をボクは常常求めております。
浜めし
住所:千葉県銚子市竹町1545-8 海鮮マップ
電話:0479-25-9030
営業時間:8:00~17:00
定休日:月曜、第三火曜
cp7 mf7 re7
------------------読了------------------
むかしの味 - 池波正太郎 -
「あ、そうだ、まだ残ってますよ、残ってますよ」
「ふうむ。残っているねえ……」
「どうです、入りましょうか?」
「いうまでもない」
と出てきた、阿み彦。
僕にとっての焼売ってヤツは、横浜に出かけたついでに食うもの、ぐらいの存在でしかないのだが、ここのは無性に食べたくなることがある。
この店を教えてくれたのは学生の頃のカノジョさんだった。
「なんかね、頼んでへんのにいろいろと付けてくれるんよ」
その言葉通りいつも何かしら品が増えていた。
とびきり旨いわけではないのだが、素朴にしみじみと心に染みいる旨さが記憶に刻み込まれているのは、感傷風味が加わる所為か?
0 件のコメント:
コメントを投稿