予算¥600(カレーうどん¥600)
カレーうどんを置く店というと、昔ながらの朴訥なうどん屋や、何でも有りまっせ、的な下町の食堂が多いが、珍しくカレー専門店でそんなものを置いている店を見付けた。
【カレーの店 山椒】
カレー専門店らしく、本格的にスパイスの香りが立ち上る一杯。うどんにカレー粉をぶち込んでとろみを付けてみました、的なうどん屋のカレーとは一線を画す一品。
とは言えそれは、あくまでもカレー屋のカレーらしく、カレー様に完成された味わいのカレーらしく香ばしい香りに風味のルウを取り敢えず出しで溶いて、甘めに仕上げてうどんに合わせてみました、的なカレーうどんである。
讃岐加ト吉系の透明感のあるモッチリとしたうどんに、牛肉を加え、青ネギを散らした、よく煮込まれた鶏カレーベースのルウがたっぷりとかけられている。それは、タマネギのシャキシャキとした食感も珍しくも面白く、美味しくもあるのだが、何故かもう一つ満足感に欠けるのは、なんでだろう?
それは、うどんだけでは物足りない腹の具合に、ご飯を追加してぶち込めば良かった、と思う後悔の念からなのか、やはりあの、牛肉に青ネギの具だけのシンプルな具のたゆたう出しにカレー粉の香りが加わった安っぽくも素朴で単純な味わいの方が、琴線に触れるものがあるよな、といった貧乏くさい思いからなのかは解らないが。
カレーの店 山椒
住所:大阪府茨木市竹橋町2-2 王子ビル1F カレーマップ
電話:0726-22-3580
営業時間:11:30~14:30、17:00~22:00
定休日:日曜
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------------------読了------------------
F式・夏 - 仁川高丸 -
「僕、は畏まり過ぎている。おれは無頼派で、俺には身長が足りない感じだし、オレだと低能のイメージだ。ボクなんて女みたいで問題外だし。あと残っているのは、某か拙者か。自分ってのもあったよね。それから、ワシ、わい、おいどん。我輩ときたら猫か」
なんて、会話で始まる、モグラとヒトの共通点を無くしたい少女"喜捨"、と"軸"(ズィグ)との対話が軸の物語。
ジャケ買いした一冊ではあるのだが、小説としての体を成していないというか、思いつきの羅列のような文体はどうなのだろう?
まぁ、携帯小説などが流行るこんな世の中は。。。
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