予算¥2,700(皆殺しチャーハン¥650、ミミガー炒め¥500、生大(アサヒスーパードライ)¥750、チューハイレモン¥300、アサヒスーパードライ中瓶¥500)
"半殺し"ときたからには、次は"皆殺し"である。それは当然の理である。
【炉ばた焼 豆狸】
看板にうっすらと浮かび上がる"MTB"の文字。まさか"MounTain Bike"の略ではあるまい。"Yeah! めっちゃ食べたいB級グルメ"だろう等としょうもない事を考えながら扉を開けた。
閑散とした薄暗い店内。開店間近故の静寂であろうか。
「ごめんください」
と声を掛けるが、返事はない。
ふと、目を遣った新聞の切り抜きには"ヒルクライム"の文字が躍っていた。どうやら悪い予感、いや、良い予感、が当たったようだな、等と思いながらも、一度店を出て写真を撮る。
すると
「いらっしゃい」
と店主が顔を出す。
仕方がないので
いけますか?と声を掛け、店の中へと戻った。
席に着くと注文も聞かずにMTBの話しが始まる。
ちょっとした合間に、皆殺しチャーハンと生大を頼むが自転車話はそのまま続く。
そして思い出したかのように生大を注ぐと、再び横に座り自転車話に花が咲く。
そしてまた思い出したかのように皆殺しチャーハンを作り出した。
「くらがりで挫折したんですよ」
と言うと
「お客さんに彼処はしんどいと聞いて行きましたけど、大したことなかったですね」
「ホンマにしんどかったのは、金剛山の念仏坂、彼処は、初めて行ったときは無理でした」
「今では上れますけどね」
と。
「ヒルクライムはね、ケツの穴にサドルの先っぽを入れるようにして座り、踵を下げ気味にして、クイッ、クイッ、と滑らかに廻すと良いんですよ」
と講釈を伺う。
しかし、それはハードテイルの話しであって、ボクのフルサスに於いては、クイッ、クイッ、と潜り込んできそうで出来たもんではない。
結局、飲食二割、話八割といった一時間を終えても話しは止まらず、更に二時間に及ぶ自転車話十割タイムも、他のお客さんの登場という結末を迎え、終了となった。
そして肝心の皆殺しチャーハンは、半殺しチャーハンよりも辛くはなかった。
次回はより辛さを求め、ハバネロチャーハンに挑戦。
炉ばた焼 豆狸
住所:大阪府柏原市旭ケ丘3-1-46 中華マップ
電話:072-976-0487
営業時間:17:00~24:00
定休日:正月
cp5 mf7 re6
2 件のコメント:
∧_∧
ry ´・ω・`ヽっ
`! i チャーハン食べ過ぎた・・
ゝ c_c_,.ノ
∧_∧
( ´・ω )ニつ≡つ)) __
(っ ) / . | i \ \ /
/\ ) / | i l =l ワンモアセッ!
(_/⌒\_)/ | |__ノ ノ \
| ̄ ̄| ̄ ̄|
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