2009年5月20日水曜日

西山谷遡行

ルート:渦が森 - 西山谷 - 六甲山ヴィラ

単独行

■あまり役に立たない六甲山ルートガイド 西山谷編
(経験者向け)
コースタイム 1'32"

途中の滝滝をシャワークライムしようなどと思わなければ、技術、装備共に大したものは要りません。アプローチも容易く、雄大な滝も楽しめるお薦めルート。あくまでも、高所恐怖症ではない人に限り、ですが。

10:34 千丈谷第一堰堤

ココが、渦森台からの西山谷ルートへのスタート。ボクは、この手前から一度谷におり、再び上へと帰ってきてしまいました。

10:54 水場

テン場を過ぎ、砂防ダムと幾つかの滝を巻くと、水場が現れますので、ここで給水しておきます。

11:00 千丈谷第五堰堤

西山谷、最初にして、最大の難所。
この砂防ダムを巻くために、左から20mほどの垂直な崖をよじ登ります。ココではかつて、落石により死亡者が出ております。木の根に絡んだだけの頭大の浮石も有り、同伴者がいる場合には注意が必要です。
この巻き路のため、熟練者向きとなってはいますが、差ほど難しくはありません。ちょっと辛いかな、と思ったら、左右にルートを変更してください。容易に登られるルートが幾つか見つかるはずです。ただ、高度感はありますので、苦手な人は下を見ずに上だけ見るようにして登ってください。
ダムを越えると、岩場を下りなければないません。が、ホールド、スタンス共に安定しており、しっかりとしたトラロープも張られているので、問題ないでしょう。

11:08 西山大滝

かつてのルートは、この滝横を直登するものでしたが、ココでも滑落により死亡者が出たため、推奨されていません。少し手前の階段状に形成された岩を越えていけば、何ら難しいことはありません。

11:45 千丈谷第七堰堤

本ルートは、この第七堰堤の中を通り抜けずに右へと巻いていきます。しかし、今回はこの先を考えると時間不足なため、この隙間を通り抜け、支谷へとエスケープ。その後は、マーキングと踏み跡を辿り、尾根へと上がります。
因みにボクはここまで、右、右、左、左から上がって右に下り、右、左、左、中、右、と巻いて進みました。

12:06 六甲山ヴィラ

沢から尾根へと上がるため、急坂を登らされますが、程なく、六甲山ヴィラの裏手へと出てきます。その六甲山ヴィラを右手に進むと、サンライズドライブウェイへと出ることが出来きます。

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