2008年5月25日日曜日

ろばた焼 仙樹@高知

予算¥4,040(カツオ塩タタキ、ウツボ唐揚¥500、生中¥450x2、土佐の泉¥950、先付)

今晩宿泊の宿を決めたからには土佐の地酒を楽しむ事にする。コンシエルジュというかフロントにオススメの店は?と聞くと"仙樹"を紹介された。

"ろばた焼 仙樹"
"炉端焼"ということと電光掲示板の下品さが少し気になりはしたが、他に気になる店も見つけられず暖簾を潜った。
座敷は勿論の事、カウンターまで殆ど一杯である。平日の夜、客は皆地元の人間と思われる。これはアタリかも知れないなぁ、と思いながら生を頼み、メニューを吟味する。聞いた事のない名があり、女将さんに聞きながら選んでいく。結局、今日のオススメという"清水サバ"と店に入る前から食べようと決めていた"ウツボ"を頼む。
しかし、タイミングが悪く、鯖は丁度きれてしまったそうだ。そこで絶対のオススメ、という"カツオ塩タタキ"を注文した。
一人ジョッキを傾けていると、同じく一人客と思われるおっさんが妙にこちらを気にしてくる。これがうら若き婦女子であるならば此方から切っ掛けを作ろうともいうのも吝かでは無いものの、天の邪鬼な性格からして、あからさまに話しかけたそうにされても話し掛けるなオーラを出す一方である。

先ずはウツボの唐揚が運ばれてきた。パリパリの香ばしい皮とネットリとしたゼラチン質、そして淡泊な身。あのグロテスクな姿からは想像できない美味しさ、魚は見てくれが悪いほど美味いという説も肯ける。
そして塩タタキ。私はカツオがあまり好きではないのだがココ土佐のモノだけは別だ。鮮度の違いだけなのだろうか?土佐のカツオはマグロよりも遙かに旨く感じる。炙られた皮の香ばしさ、マグロほどしつこくない脂の甘みが塩により一層引き出される。もちろんあのカツオ特有の臭みなど一切無い。
どの様な冷酒を置いているか尋ねると、三種類のボトルを見せて貰えた。その内から唯一の吟醸酒であった"土佐の泉"を選ぶ。すっきりと水のような飲み口で吟醸香が仄かに香る。全く料理の邪魔をしない超端麗である。これがまた塩タタキと良く合い、ピッチも上がる。

料理を楽しむ間もおっさんからのアプローチは続き、こちらはワザと気づかないフリを続ける。しかし、遂に意を決したのか話し掛けられてしまった。声をかけられてしまってはそれを無視するほど鬼ではない。ほろ酔いも手伝い、寛容な気分にもなっている。
しかし、きつい土佐弁で繰り出される会話は聞き取りにくく、聞き役に徹していても非常に疲れていく。終いには日本酒の事をけなし出す始末である。もう少しノンビリと一人酒を楽しみたかったのだが、早々に切り上げ店を後にした。

料理は文句なく旨い。しかし、日本酒の品揃えが物足りなさを感じさせた。それでもまた高知に泊まる事があればここを訪れたい、そんな魅力に溢れる良店だ。おっさんだけはいらんがな(´・ω・`)。

ろばた焼 仙樹(せんじゅ)
住所:高知県高知市大川筋1-3-47 居酒屋マップ
電話:088-873-7050
営業時間:17:00~23:00
定休日:日曜
cp6 mf7 re7

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

や ら な い か

あーーーーッ

みっちゃん(偽) さんのコメント...

フタエノキワミ、アッー!