予算¥500(丸五丼¥500)
五の付く日にしか食べられへん丼があります。映画「クローズZERO」のロケ弁にも使われたという由緒正しき丼です。
"丸五丼"
少し柔らかめに炊きあげられたご飯の上のは、"国産うなぎをこだわりのタレでふんわりと焼き上げた西村川魚店「うなぎの蒲焼」、醤油ベースのオリジナルタレに天然まぐろを丸一日漬け込んだ平田鮮魚店「本まぐろヅケ」、地鶏を備長炭でじっくり炙った香ばしい西村鶏肉店「備長炭炭火焼鳥」、柔らかくジューシーでボリューム感たっぷりのマルヨネ「国産牛肉カルビ」、ドンブリ全体をさっぱりとした後味でしめる田中漬物店「浅漬け」"が並びます。
そんな何でもかんでも市場にあるものを取り敢えず載せてみました、みたいな混沌とした状態で料理として成り立つのか、と疑問に思われる向きもあるかもしれませんが、そこに春の香りを運び込む"セリ"と、ピリッとした心地よい辛みを持った"紅ショウガ"がアクセントとなり、これらのバラバラな具材達をうまいことまとめ上げません。やっぱり個個が主張するようなそれぞれが持つ味でした。鰻や鮪などそれぞれはそれなりに美味しいのですが、丼としてひとつの形にはなっていません。好きなモンを突っ込むだけつっこんだオモチャ箱のような状態です。
しかし、飯の本質はそんなところにはありません。
発泡スチロールの器に、紙コップに注がれたお茶。味云云よりも、その学祭の露店的な楽しさをじっくりと味わいたい。
やっぱり飯は、楽しんだモン勝ちです。
丸五市場
住所:神戸市長田区二葉町3-11-2 和食マップ
電話:078-611-4077
営業時間:11:30~売り切れ(50食限定)
営業日:毎月5のつく日
公式サイト
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