2010年10月3日日曜日

喰い処 まつはま@小木

予算¥1,160(海鮮丼¥1,160)

フェリー出航まで2時間ほどありますので、入浴に食事、飲酒などを済ませておきます。

まずは"かもめ荘"で汗を流します。源泉かけ流し、サウナ、露天風呂が付いて390円。昨日浸かった"潟上温泉 さぎの湯"と同様に390円です。佐渡の温泉は、安いですね。

さっぱりとした後は、いよいよ食欲を満たす番です。
これでいよいよ佐渡ともお別れですので、最後はやはり海鮮で締めたいところです。
フェリー乗場の横には、いかにも観光客相手に食事を供していますと云った"小木家"なんてお店も在るには在るのですが、やはりここは、地元の人達に愛されるお店を探してみたいところです。しかし、これが中中に見つかりません。漁村に住む人達は外では魚を食べない、と昨日再確認したばかりでしたのですが、すっかり忘れている鳥頭っぷりです。

彷徨い歩くこと30分。ようやく喰い処だか味処だか、食堂なのか居酒屋なのか、よく解らない佇まいのお店を見つけて暖簾を潜りました。

カツ丼だとか焼肉定食だとか、いわゆる町の食堂屋さん的メニューが並ぶ中から、海鮮丼を選びました。

この後の予定を確認し終え、手持ち無沙汰であったボクは、カウンター越しに調理の様子を眺めておりました。
酢飯が盛られ、刻み海苔が散らされます。それから冷凍庫から取り出された輸入もんの甘エビを流水で解凍しつつ、サーモン、ハマチ、と発泡トレイから刺身が並べられていきます。鮪中落ち、鰹タタキ、イカ刺、と更に盛りつけられていきました。それに玉子、カニかま、カマボコ、キュウリ、昆布佃煮も載って、取り敢えず有るもん並べてみました的な海鮮丼の出来上がりです。

もちろん、ここ佐渡に於いては、スーパーマーケットで売っている刺身ですら、関西の一般的な居酒屋なんかよりよっぽど美味かったりもするのですが、そんなこんなの製造過程を見せられてしまうと、何ともはや興ざめです。
これならむしろ小木家さんで、町おこし的に創ってみましたな"佐渡天然ブリカツ丼"や、観光客向けにアピールしすぎな"南蛮えびカレー"なんてもんを選んでみた方が、よっぽどネタ的にも面白かったのかも知れません。

というわけで、早早に店を後にし、小木家さん1階おみやげ市場にてエチゴビールを2本買い込み堪能したのです。

エールおいしいよエール。

喰い処 まつはま
住所:新潟県佐渡市小木町1940-32 海鮮マップ
電話:0259-86-2851
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2 件のコメント:

R さんのコメント...

いやいやそれでもとっても豪華に見えますよ
値段的に見てこの評価を読んでしまうと
ちょっと残念に思えますが

海鮮丼食べたいです(ジュルーリ

みっちゃん(偽) さんのコメント...

味が悪いわけではないのですよ
あくまでも気分の問題でして...

それと、田舎に在る食堂の海鮮丼ってぇヤツは、なんでカマボコだとかゆで卵だとか余計なモンを載せてしまうのでしょうか?
基本、寿しネタ一本勝負で良いと思うのですが