2009年9月17日木曜日

釜揚げうどん 一忠@八尾

予算¥880(釜揚うどん(特大)¥880)

八尾には(夏のみざるうどんもあるが)"釜揚うどん"一筋35年の店がある。
なんでも、讃岐の有名すぎるほど有名な"長田うどん"で修行を積み、見事な"釜揚"を食わせると云うではないか。
本家"長田うどん"、分家である"長田in香の香"ですら"ご飯もの"を置いているというのに、ホンマに(夏のみざるうどんもあるが)釜揚うどんしか置いていない、というのはあまりにも潔く、その自信の程が知れる。

【釜揚うどん 一忠】
店の中には、8人掛け、12人掛け、と長テーブルがみっつ並び、その横には、客席と一体化している厨房での、うどんを延ばしたり、切ったり、湯がいてる様子を眺めたり、お店の人と会話を楽しんだりできる、常連さんだけがそこに着くのが許されていそうなカウンター席が設えてあった。
もちろん、そんなカウンターへと腰を下ろすことなど畏れ多く、長テーブルの隅の空いている席へと借りてきた猫のように大人しく腰を下ろし、小声で特大を太いので頼み、うどんが茹であがるまでの10数分間、ショウガを摺り下ろしたり、ダシを採った後の昆布や鰹節で作った"こんぶ煮"や"かつお煮"を摘んだり、もう少し下ろしておこうか、なんて思いながら、再びショウガを摺ったりしながら時間を潰していく。

テーブルの奥に積まれた器を取り、巨大な徳利から出しを注ぎ込み、薬味を放る。
そこに茹で立ての艶やかなうどんを浸け、啜った。柔らかく滑らかでいて、弾力もあり、奥に一本芯が通った様なコシがある。汁もカツオと昆布の薫り高く、美味い。最初は少し濃すぎかな?とも感じるのだが、直ぐに茹で汁で薄まり、むしろ物足りなくなっていく。そこで、また、巨大な徳利からつけ出しを注ぎ、薬味をを再び放る。
そんな作業を繰り返しながら、三玉半ほどの量を呆気なく胃袋に収めていた。

師匠である"長田うどん"の特大は600円と、僅かなビハインドがあるものの、手軽に訪れられる場所にこれだけの讃岐に負けぬ釜揚げがあるというのは嬉しい限りである。

釜揚げうどん 一忠(いっちゅう)
住所:大阪府八尾市松山町2-2-11 饂飩マップ
電話:072-991-5706
営業時間:10:30~15:00(売切れ次第、閉店致します)
定休日:火曜(祝日は営業)
公式サイト
cp6 mf6 re6
長田in香の香@金蔵寺
釜揚げうどん 桂ちゃん@長吉長原

6 件のコメント:

tkoknst さんのコメント...

釜あげうどんとおにぎりの組み合わせ最強

みっちゃん(偽) さんのコメント...

ざ、ざんねんながら、お、おにぎりは、ないんだな。

R さんのコメント...

ここの出汁ウマーですよね
うどんが出てくる前に2杯くらい飲んじゃいましたw

みっちゃん(偽) さんのコメント...

たっぷり来ますから、
うどん前に2杯、うどんで4杯、あと3杯、くらいはいけますね

匿名 さんのコメント...

今日食べに行きます!!めっちゃ期待してます! ああ、私も特大だな・・・

みっちゃん(偽) さんのコメント...

ご期待に添えれば良いのですが。
食べ物は色色と好みがありますからねぇ。

感想をお待ちしております。