予算¥520(ざるうどん小(冷)¥520)
堺のソウルフードというと"温盛"に"くるみ餅"といったボクに於いての印象は、確かにボク個人のものであり多分に間違ってはいるのだろうけれども、ボクはそう思っているのだから、ボクにとってはそうなのだ。
【栄吉うどん】
地元の常連さんらしき人人は皆"温盛"を頼んでいた。
しかしボクは独り"ざるうどん"を頼んでいた。
というか、何故、この夏の暑い最中の香りが飛んでしまい蕎麦が最も不味いと云われる時期に、敢えて、蕎麦の香りを楽しむだけのような食べ物の"温盛"を頼むのか、意味が分からない。しかもこの店は"ちく満""ちく千"と違って香りが更に損なわれる茹でである、のにだ。
そんなこともあって、堺の人たちのソウルフードは"温盛"だ、と勘違いしてしまうボクの気持ちも少しは判って貰えるだろうか。判って欲しいものだ。
ここまでこんなエントリーを書いてきて、何やらこの店について批判的な感じになってきてしまってはいるが、そんな気持ちは微塵もない。というか、堺に於いての"まいふぃばれっとしょっぷ"のひとつであるのである。
注文を受けてから茹で上げられるうどん。小とはいえ、普通の店に於いては大盛りぐらいの量がある。これをちょっと辛めの鰹の利いた汁に入れて啜る。細切りながらモチッとツルッとした食感は、流石に讃岐饂飩を名乗ることだけはある。そこに添えられた干からびた薬味はご愛敬。
もちろん讃岐のそれに比べれば、コストパフォーマンスは負けてはいるものの、あちらに多い茹で置き温め直し、に比べると、この店のいつでも茹で立てを食べられるというのは素晴らしい。
この店がある限り、高い旅費を払ってまで四国に渡る必要はないのではないか?
栄吉うどん 堺店
住所:大阪府堺市堺区中之町西1-1-16 饂飩マップ
電話:072-221-2761
営業時間:16:00~20:30
定休日:日祝
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