2009年4月5日日曜日

カフェダイニング サンパティック@阪急六甲

予算¥10,850(男1人女1人)(生ビール¥600x2、カベルネ ソーヴィニヨン エステート(full)¥3,500、鹿児島産ブリのロースト バルサミコ風味 季節の野菜添え¥1,400、サンパティック風シーザーサラダ¥950、季節のキノコのクリームスパゲティー¥950、ピッツァ マルゲリータ¥900、マグロとアボガドのタルタル仕立て¥1,000、リンゴのタルト¥600?、ジェラート(バルサミコ掛け)¥350?)

ヨシエちゃんから
"食べに来てくださいね"
と誘われていたので。

【カフェダイニング サンパティック】
"コースじゃなくて、好きなん頼んで、シェアしよっか"
ということで、アラカルトにする。

アンティパストは"マグロとアボガドのタルタル仕立て"
マグロとアボカドの取り合わせは至って普通なのだが、味付けが良い。"タルタル"と名付いてはいるが、みじん切りではなく、食感がしっかりとしているのもまた好みだ。ただ、彩りの意味も有るのだろうけど、散らしたイクラは余計かな?私的には。

プリモに遷り、"ピッツァ マルゲリータ"
トッピングはヨシエちゃんの手による。生地が薄くクリスピーなタイプ。バジルの薫り高く、うまい。

"日本のピッツァは、みんなこんなのだね"
"デリバリーのはフカフカのパン生地だけどね"
と返す。
イタリアのはもっとモチッとした食感だったか?
ムスコさんもこういうのは違うと言っていたな。

ハーフくらいでよかったのだが、適当な物がなかったので"カベルネ ソーヴィニヨン エステート"をフルボトルで注文。

"テイスティングがないね"
"ブショネさえなければいいよ"
と、グラスに多めに注がれたワインを口にする。
アロマの拡がりも乏しく、舌を刺すような渋いだけのざらついたタンニンに、ハズレか?と思いはしたが、二杯目からは甘みがふくらみ、香りも開いてきた。
これなら、デキャンタージュしてくれれば良いのに、と、そこはちょっと不満。

日本のイタリアンだから、一皿ずつの量が少ないだろうと、パスタも頼んでいたのだが、ここは結構ポーションが多い。
温泉卵が中心に添えられたシーザーサラダも比較的ボリュームがある。

そしてセコンド
ブリのローストはバルサミコの甘みが拡がり、ちょっと照り焼き風な感じ。

パスタがちょっと濃かったのを除けば、とても私好みな味付けだった。
ドルチェはもう少し充実してくれればもっと嬉しい。

フレンチ畑のシェフだというが、予想以上にしっかりとしたイタリアンな店。アットホームな雰囲気で、のんびりとした食事を楽しめる店だった。知らず知らずのうちに、二時間も経ってしまっていた程だ。
結構良い店だったのだが、この寂れた阪急六甲界隈では、長いこと続けていくのは辛いかもしれない。また、六甲道へと移っていってしまわなければ良いのだが。

カフェダイニング サンパティック(sympathique)
住所:神戸市灘区山田町3-2-25六甲パレスB1 イタリアンマップ
電話:078-771-3762
営業時間:11:30~15:00 17:30~22:00
定休日:水曜
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