2007年5月21日月曜日

箕面の滝

昆陽寺2
昆陽寺3
荒牧バラ園1
荒牧バラ園2
荒牧バラ園3
荒牧バラ園4

日帰り89km
岡本珈琲館 - めん太鼓 - 崑崙山昆陽寺 - 昆陽池 - 荒牧バラ公園 - 寶生山帝釈寺 - 箕面山瀧安寺 - 箕面の滝 - 東照閣

岡本珈琲館にて、昨夜のアルコールを熱い珈琲で抜く。
山幹が芦屋まで開通したというのを小耳に挟んだので辿ってみる事にした。真新しい舗装が心地よく、滑らかに足が運べる。直ぐに芦屋川の手前で通行止に突き当たった。以前から完成はしていたが閉鎖されていた区間が、開通しただけであった。住宅地の中を迂回し、再び山幹に戻り夙川方面へと辿る。こちらはまだまだで、舗装すらされていない。早く全線開通してもらいたいものだ。
朝食を摂っていないので早めに昼にしたい。とりあえずは東照閣の前を通ってみる。時刻は丁度開店時間ではあるが、まだ暖簾が出ていない。仕方がないうどんでも食べに行こう、と思いめん太鼓へ。以前から何度も足を運んだが縁がなく、食べられずにいた店の一つだ。なかなか美味いうどんを食わすと地元で評判でもある。
ミニ天丼定食(¥800)を頼む。結論から言えばうどんは美味い。エッジも立っており、コシも滑らかさも良い感じだ。しかし、天丼が良くない。ご飯が軟らかすぎるし、油切れも悪い。ここではうどんだけ頼むのが良さそうだ。
腹も膨れたところで"崑崙山昆陽寺"へと向かう。行基菩薩が有馬温泉に行く途中に発願して建立したお寺さんである。直ぐ横をR171が走ってはいるが、朱塗りの山門を潜ると静寂な空間が待っている。境内には一番から八十八番まで石仏が祀られ、四国八十八ヶ所霊場巡りを楽しむことが出来る(昆陽寺2の写真を見ていただきたい。真ん中の木の枝に…)。ポツポツと雨が降り出す。今日は晴れの予報であるにも係わらず狐の嫁入りだ。門前にて暫し雨宿りをし、今日のメインの内の一つ荒牧バラ公園の平和モニュメントを目指す。
荒牧バラ公園を訪れるひとはもちろん、薔薇を見に来るわけであって、平和モニュメントの地下ホールまで足を運ぶ人は殆どいないようである。薔薇の季節というのがいつなのかは解らないが、少なくとも今の時期では無いようで、チラホラとしか咲いていない。私にとっては逆に人が少ないので良い感じである。園内にはいると、真っ直ぐ地下ホールへと足を運ぶ。その静寂とヒンヤリとした空気は良いのであるが、オブジェ、モニュメント、空間の取り方にしてももう一つであった。期待していただけに残念である。
アトラスを見ながらのルート設定。五月山ドライブウェイにも興味があるが、自転車で入れるのか判らないので、今回はパスする(行けるようである)。五月山の麓を抜け、折り返し地点"寶生山帝釈寺"へと向かう。この辺りから漸くアップダウンが始まりだした。古い街道の佇まいをわずかに留めるこの道に出会い、気持ちの高ぶりを感じながら先に進む。寶生山帝釈寺はうっかりすると通り過ぎてしまう程、目立たずに在った。参拝をすませ、庫裏へと朱印戴きに行く。汗だくであった為だろうか、"冷たいモン持ってきますので待っていてください"とのコト。有難いことによく冷えた缶コーヒーと茶菓子を戴いてしまった。甘いモノで元気が出た事でもあり、箕面の滝を目指す。
平日で夕方のこともあり、人もまばらである。多少急なところもあるが、木陰の気持ち良い道だ。滝からは九十九折りの道を上り、車道へと出る。ここから箕面駅まで下りの記憶で在ったが、暫くは緩い上りが続く。猿たちの間を抜け、漸く下りへと差し掛かる。上がってくるロード達と挨拶を交わしながら下る。前を行く車が道を譲ってくれる。左手を軽く挙げパスする。ワインディングの楽しさは単車と一緒だ。次々と現れるカーブが嬉しい。
帰りはまた東照閣の前を通ってみよう。

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