2010年7月9日金曜日

おきがるミレー@阪急六甲

予算¥2,000(ハイネケン小瓶、セット)

かつて、伝説の"クラブミレー"と呼ばれるお店がありました。
小瓶一本9,800円。それは、バブルという名の狂気が日本中を席巻していた時代の最中とは云っても豪気な話です。そしてその重厚なファサードを持つ一軒家も、残念ながら山幹の拡幅工事と時代の波には勝てずに解体される事となり、またひとつ六甲の歴史に幕を下ろしたのでした。

そしてこの度、"伝説のミレー"ツアーに行きましょう、と、お誘いを受けましたので、ケイさんエーちゃんと共に出かけることになりました。残念ながらウツミさんは仕事です。

【おきがるミレー】
モルタルを鏝でしごき、波状にパターンを付けた70年代風の内装仕上げに、重厚な無垢のカウンターが設えてあります。その一回りした古さこそが、むしろ作り物ではないオシャレな雰囲気を醸し出しておりました。ここは元元、他のクラブが入っていたそうですので、その当時からのそのままのなのでしょう。
残念ながら、伝説の"ママ"は、年齢を理由に引退しておりましたが、そのままこの店を閉めてしまうのは惜しい、と云うことで、今のオーナーが引き継いでやってはるとか何だとか。
スタッフは、中国人留学生風の20代前半の女のコと、ロシア系30前後の女性のふたり。中国人留学生風のコは、流暢な日本語を話しますが、ちょっとイントネーションがあちら風な感じでしたし、もうひとりの全く日本語がダメなコはロシア系だろうというのも、この店のオーナーがロシア料理屋もやっているからそうなのではないだろうか、とボクが勝手に思っているだけのことです。
今は、クラブでもなく、スナックでもなく、バーのような営業スタイルと云うことでしたが、カラオケが置いてあったり、ボトルチャージがメインみたいなところはやっぱりスナック風ですね。
かつてのクラブミレー談義に花を咲かせたい方は、常連さんが集まり出す21時半以降に覗いてみれば、面白い話を聞けるのかも知れません。

おきがるミレー
住所:神戸市灘区山田町3-1-15 Barマップ
電話:078-843-2128
営業時間:19:30~LAST
定休日:無休
公式blog
cp4 mf4 re4

0 件のコメント: