やっぱりここも
キクマサムネ
【一社酒店】
「俺が昔、氷屋だった頃、
水道筋は舗装されとってんけど、縦筋は砂利道のままで、そこに30kgの氷を二つほど積んでな、運んどってん」
「でな、出たばかりの給料握りしめて、福原に通とってん。まだ、赤線の頃の話しやわ」
「一発30円やったわ。一晩一緒に居っても、50円やってん」
「今にしたらなんぼ位ですか?」
「米の値段で考えてみたら、あん時、一升**円やったさかい、ざっと20倍かね」
「そりゃ、安いですね」
等と、エロ話は酒の華。
「兄ちゃん、焼酎呑め」
と他のお客さんから、差し出され、濃ゆめの二階堂を流し込む。
「若いモンの隣に来て、エキスを貰い」
と、導かれ、おばちゃん達が横に並ぶ。
「兄ちゃん、若いなぁ、25位か?」
と。
「いやいや、それはそれは、言い過ぎ言い過ぎ」
「まぁ、酒呑んどうから、やっぱ、肌に艶があるわ」
等と、世迷い事を繰り返す日日。
しかし、未だにコロッケにはありつけていない。(一ヶ月に一度くらいしか仕込まないらしい)
そんな一社酒店の日常。
一社酒店
住所:神戸市中央区日暮通6-1-18 立ち呑みマップ
電話:078-221-6134
営業時間:16:00~20:00(土曜他)、16:00~19:00(日曜)
定休日:月曜
cp6 mf7 re5
一社酒店@大安亭市場
2 件のコメント:
ケイタイで撮ったにしてはなかなかの写真。
ケイタイちゃいますねん。
これでもコンデジですねんorz
コメントを投稿