2008年2月15日金曜日

広東料理 正@JR住吉

予算¥6,280(男1人女1人)(壺紹興酒¥900x2、アサヒプレミアム熟選生¥480、生貝柱と黄ニラの炒め¥1,400、舌平目唐揚げ香味ソース¥1,050、海鮮やきそば¥1,050、海老餃子¥500)

"中華を食べに行きたい、この中から選んでよ"とイモウトさんが一冊の雑誌を差し出す。広げられたページには三軒の中華料理屋が並んでいた。その中に一つだけ知らない店がある。広東料理らしいが特に海鮮や野菜に気を遣っているらしい。
"ここにしようか?"と指さすと"良いよ、お兄ちゃんとデートだね"と微笑む。嬉しそうにしてはいるが動物性の物は"あかん"のに中華を食べられるのだろうか、と不安が過ぎる。まぁ食べられないヤツがあれば俺がたべればいいか、というわけで出かけた。

"広東料理 正"
"りりぱっとはうす"に入っている所為でヌーベル・シノアかといった外観ではあるが、その様なことはなく至ってオーソドックスな料理が並ぶ。その内から肉類が入っていない物を選んでいく。イモウトさんが壺紹興酒を飲みたいというのでそれを併せてみる。酒なら何でも良い俺だが、紹興酒と泡盛だけは臭いが苦手で好んで飲むことはなかった。親父はいつも中華にはコレが一番合うと粗目を溶かし飲んでいたのを思い出す。一口飲んでみると、なるほどスッキリとした酸味を感じる。確かに油っこい中華料理には良く合う。しかし、粗目を入れてしまっては台無しではないだろうか?親父よ。

厨房では轟轟と音をあげ炎がうなる。あの火力がないとシャキッとした野菜のおいしさは中々出せないよなぁ、と羨ましく眺めていると次々と料理が運ばれてくる。薄味で、あっさりした味付け。良い感じではあるが素材の風味がよく感じられるだけに、もうちょっと良い物を使った方が美味しいと思う。もちろん物が悪いわけではない。寧ろ南京町辺りのヘタな店よりよっぽど良い物を使っている。ただ濃い味付けで誤魔化していない分、何となくぼやけた印象を受けるのが残念であった。

広東料理 正(ツェン)
住所:神戸市東灘区住吉東町4-6-16りりぱっとはうす1F 中華マップ
電話:078-811-0091
営業時間:11:30~14:30、18:00~22:30
定休日:月曜
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