予算¥995(えび天うーめん¥995(天ぷらピーマン、茄子、サツマイモ、海老が二尾))
キャンプの時に何を食べるか?これは地味に重要な問題である。もちろん現地で名物らしきモノを購入し、自分なりの調理でもってその地の名産品を食べた気になる、というのはよくある話なのだが、いつもそううまくいくとは限らない。
そこで保存が利き、携帯性に優れ、手軽に腹を膨らませる事が出来る何かを常に携帯するわけだが、定番の棒ラーメンやサラスパばかりでは飽きるし、調理のバリエーションも限られる。それらに換わる物として白羽の矢が立ったのは温麺である。茹で時間も短く、何にでも合いそうなシンプルさ、そして何よりそのコンパクトさに惹かれた。ひやむぎより僅かに細く、10cmほどの長さのそれは、シェラカップは無理だとしてもロッキーカップになら突っ込んでおけそうなほど小さい。
そこで、実際に使ってみる前に本物を食べてみるのも悪くないだろうと白石を訪れた。
"元祖白石うーめん処なかじま"
直ぐに接続の臨時快速を見送り、次の各停に乗る短い合間に慌ただしく食事を摂りに行く。選んだのは駅前にある元祖白石うーめん処なかじまだった。
店に入って先ず思ったのはメニューが意外と多い。そしてコレ、と惹かれる物がないということだ。味三種うーめんというのが看板メニューのようだがこの寒空に冷たいヤツは避けたい。暫く悩んだものの、無難にえび天うーめんを頼んだ。
注文の品を待つ間雑然とした店内を見渡す。座敷の客は騒ぐ子供を放置し、店の主人は不慣れなバイトを激しく叱咤する。どうも居心地が悪い。
で、肝心の味はというとそれ程悪くない。塩、甘みがちょっときつめな鰹が香る出汁にクセのない温麺が浸る。ボリュームも意外とある。麺自体の風味は殆ど感じられないが、それが何にでも合うということに働くであろう。
ただ一つ当てが外れたのは冷水で締めなければならないことだ。そのまま茹でただけで美味しいかどうかは今度試してみたいと思う。
元祖白石うーめん処なかじま駅前店
住所:宮城県白石市沢目8-23 めん処マップ
電話:0224-25-6670
営業時間:11:00~22:00
定休日:月曜(祝日の場合は火曜)
公式サイト
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おにあたに出たみたいですね
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