予算¥600(しじみラーメン¥600)
ツーリングの楽しみの一つに、その地方の新鮮な特産品をその地方独特の調理法で食べるというものがある。
それを手っ取り早く味わえるのが市場に併設された食堂だ。
"田舎"
丁度お昼時の到着ということもあって、その食堂街とでもいうべきゾーンはかなりの賑わいを見せていた。その建ち並ぶ店の品揃え佇まいを眺めながら一通り廻るが、もう一つピンと来るものがない。"日本海さかな街"のようなものを想像していたのだが、そこまで観光客ズレしておらず、普通の町中の食堂といった感じの店が多い。地元の人が買いもんに来たついでに食べていく、といった使われ方がメインなのかも知れない。
というわけで、何処でも良いかと思い、一番空いていそうな店を選んだ。とはいっても店内はいっぱいであり、通路の大テーブルで食べなければならないのだが、並ばずに済むだけでも有難い。
この辺りの名産というと蜆らしい。そこでしじみラーメンと頼むことにした。貼り紙には小川原湖産の蜆を使っていると書いてある。しかし頭の中では"あぁ、十三湖の蜆かぁ"と勝手に変換されていた。もちろん十三湖産だろうが小川原湖産だろうが区別は付かないのだが。
うっすらと白く濁ったスープ、それと普通の中華そばといった感じの麺に、食べるにはあまりにも小振りな蜆がたっぷりと載っている。スープを少し啜る。少し塩が立つが蜆の出汁がよく出ている。しかし、ラーメンに併せるにはあっさりしすぎで物足りない。
スープを飲み干し、幾つか身をほじくり食べる。そのチマチマした行為にも飽きて店を後にした。
田舎(八食センター(はっしょくセンター)内)
住所:青森県八戸市河原木字神才22-2八食センター1F ラーメンマップ
電話:0178-28-9316
営業時間:9:00~18:00
定休日:水曜
参考サイト
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