2010年3月15日月曜日

もりなが食堂@福島

予算¥700(上天丼¥700(香の物、御御御付))

ソースよりも、丼もんって男の子だな、って味ですよね。

ちまちまと箸先で突いて半分以上残して席を立ったり、丼に顔を突っ込むように掻き込む女の子の姿など、決してさまになるようなものではありません。
やっぱり丼もんは、男の子のための贈り物って気がします。

それはそれこそ種種多様なものがありますが、共通して云えることは、ご飯の上におかずを載せただけのシンプルな料理だということです。
焼き上がりまでお時間を頂戴いたします、ごゆっくりと御寛ぎください、のエロスな鰻丼。トンカツは好きではないのに、卵とじ汁だく飯載せ、ただそれだけで何故か食べたくなる魅惑のカツ丼。カレーライスとライスカレーの違いすらよく分からないのに、もひとつよく分からない不可思議カレー丼。そして、親子を楽しむムフフな親子丼。
やはり、男の味わうもんだな、って思います。どんぶりってもんは。

【もりなが食堂】
ジャンボ海老天丼(¥1,000)なり、ジャンボ海老天ぷらそば(¥700)なりの貼り紙に惹かれて扉を潜りました。
えび天系の専門店かと思いきや、意外と普通の食堂メニューも数多く並んでおりました。
ここで敢えて他のもんを頼んでみても良かったのですが、もはや天丼気分というか、えび天以外のもんを食べたいなどとは到底思えませんでしたので、当然、天丼を頼みます。しかし、よくある田舎の食堂的な雰囲気が充満していましたので、1,000円というボクといたしましては高額な食事代を払うことは躊躇しまして、無難に上天丼を頼んだわけです。そこには、更に下に普通の天丼が有ったわけですが、真ん中の品を選んでしまうあくまでも小小市民なボクでした。

丼からこぼれ落ちる大振りな海老がふたつ。しかし、これはボテッと厚い衣の上げ底仕上げ。揚げは太白でしょうか?香りは立ちませんが、独特の風味があります。悪くはないのですが、またいつもの如く、甘ったるいタレに飽き始めてしまいます。
丼もんは、何でも美味しげな気分にさせる不思議な魅力を持った食べもんなのですが、こと天丼と海鮮丼に関しましては、別別の方が美味いのではないだろうか?と常常思っております。
でもいつもいつのときでも、天ぷら定食に天丼、刺身定食に海鮮丼とその名を連ねているとき、常に後者を選んでしまうボクが居るのです。

もりなが食堂
住所:福島県福島市早稲町8-13 和食マップ
電話:024-522-6286
営業時間:11:00~18:30
定休日:日曜祝日
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------------------読了------------------ 

佰物語 - 西尾維新 -

たけーよ

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