2008年12月7日日曜日

魚果菜処 亀嘉@北野坂

予算¥12,850(男1人女1人)(付出(茄子の塩昆布和え)、造り四種(サンマ、伝助アナゴ、もどりがつお、甘エビ)、昔ながらの地鶏 有馬山椒焼き¥1,000、だし巻き¥700、明石蛸と塩昆布の唐揚げ¥800、さつま芋のうす衣天プラ¥600、ホタルイカ一夜干し¥800、銀シャリご飯¥1,000、生中(ブラウンマイスター)¥600x2、アサヒ黒生中瓶¥650、奥播磨純米¥1,000、奥播磨誠保¥1,200、獺祭温め酒(40℃)¥900)

"何処行こうか?"
"ん-、口内炎が出来ているから、刺激が少ないヤツ食べよ"
というので和食を選んだ。

"魚果菜処 亀嘉"
"何食べる?"と尋ねると"サンマは外せないね"と答えるので"造り四種にサンマを入れて"と注文。あと鶏好きとしては試してみたい地鶏の山椒焼きに、これまた蛸好きとしての明石蛸の唐揚げを続けて頼む。するとメニューと睨めっこしていたモトカノさんは"あと、だし巻き"とそれに付け加えた。

ビールで乾杯し、付出に箸をつける。これは生の茄子に塩昆布を添えたモノ。時期からいって水茄子だろう。酒のアテとしてはちょっと物足りない気もするがサクサクした食感が楽しい。
先ずは造りからのスタート。アナゴは身に包丁を入れ皮目を炙ってある。これが香ばしくふわっとじわっと旨味が拡がる。サンマも時期なだけにしっとりと脂がのっている。もどりがつおに甘エビもモノがよい。魚の質は中中に高いなぁ、と思い、これならやっぱ日本酒だな、と早早に遷る。
頼んだのは奥播磨。三勺の猪口に丁度三杯分、一合弱の量。ちょっと気の利いた肴を出す店は奥播磨を置いていることが多いような気がする。
併せるのは地鶏の山椒焼きにだし巻き。山椒焼きはしっかりとした歯応えと風味を保つ鶏に実山椒が散らしてある。鶏単体では味わい深いが、実山椒の風味に負けてしまっている様な気がする。自分でも好きなだけに実山椒は漬けるが、いつも持て余し気味となってしまっている。それから、だし巻きはどうだったかな?山椒で舌が麻痺していたのであまり憶えていないや。
続いては他の地酒を見せて貰い、同じく奥播磨の誠保を選ぶ。これが非常に旨かった。しっかりとした酸味と旨味、そしてスッキリとフルーティーな吟醸香、奥播磨純米では僅かに感じる野暮ったい部分を削ぎ落として洗練させた味。こういうのを呑めただけで来た甲斐があるというものだ。

"ツマミがなくなっちゃったね、それじゃあ追加しよっか、さつま芋の天プラに、ホタルイカに、〆はやっぱりご飯だよね、あとぬる燗ね"と追加していく彼女。
"おいおい、よく食べるな、こっちは結構腹が膨れてきたゾ"と思いながら黒生を追加した。

魚果菜処 亀嘉(さかなどころ かめよし)
住所:神戸市中央区中山手通1-22-6 クラン山手B1 居酒屋マップ
電話:078-221-0767
営業時間:17:00~23:30
定休日:日曜、祝日
公式サイト
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■奥播磨下村酒造店
住所:兵庫県姫路市安富町安志957
電話:0790-66-2004
FAX:0790-66-3556
公式サイト

奥播磨 きもと純米誠保(じょうほ)ひやおろし
1800ml ¥3,045 720ml ¥1,522
生もと純米
原料米:夢錦
精米歩合:55%
日本酒度:+4
酸度:2.3
alc:17.3%

純米 奥播磨 スタンダード
1800ml ¥2,625 720ml ¥1,312
純米
原料米:夢錦
精米歩合:55%
alc:15.8%

■旭酒造株式会社
住所:山口県岩国市周東町獺越2167-4
電話:0827-86-0120
FAX:0827-86-0071
公式サイト

獺祭(だっさい)温め酒 50
1800ml ¥2,835 720ml ¥1,418
純米吟醸
原料米:山田錦
精米歩合:60%
alc:14~15%

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