2010年11月17日水曜日

立ち呑み てら@四条大宮

予算¥2,380(生中¥350、純ハイ¥350、黄桜 黒獅子¥350、鳥造り盛り合わせ¥650、とり天おろしポン酢¥200、串カツ(れんこん¥80、プチトマト、えび、とり各¥100)、お肉屋さんのミンチカツ¥100)

今日は京都で呑んだ。
行った先は、錦小路通大宮東入ルなところにあるスナックビル"新宿会館"。改装など数十年以上も縁遠そうな二階建の雑居ビル。もちろんトイレは共同。モルタルをしごいただけの床に安っぽい合板を廻しただけの腰壁が続く廊下は、今なお、昭和な時間を澱ませていた。
地方都市にあっては、解体費用も出ずにただ朽ちるのを待つだけ、ってな年代もんの建もんとは云え、ここ四条大宮に於いてはきっちりと営業しており、流石は京の下町と感心する。
おのおのの店が開店準備を始める頃、一足早く一軒の立呑み屋が店を開く。開店間もない時間、客はまだいない。ボクが今日一番目の客だった。

ボクは"生"を頼み、立呑み屋とは思えないほど数多く並ぶメニューよりアテを吟味する。店主は鍋に火を入れ注文を待った。
その品品から鑑みるに、鶏が売りっぽいな、と思い、鳥の造りととり天を頼む。

「今日はお仕事帰りですか?」の問いかけに「いえ、ちょっと贈りもんがあって、日本ぽいもんを探しに来たんです」と返す。
あらかじめ買うもんは決めてはいたが、もう少し良いモンはないかな?とブラブラ歩いた末での事だった。
「何処から来はったんですか?」に「神戸からです」と応えた。
「よく、こんなとこ判りましたね?」
「以前、壬生に住んでいましたから」
そう、壬生に居る頃は、西院や四条大宮でよく呑んでいたものだった。京都を離れて十年以上経つのだが、未だに独り呑みとなるとついついこの界隈へと足を向けてしまう。

アテの到着と共に、純のハイボール"純ハイ"を追加した。キモにササミのネットリとした甘みに、コリコリとしたズリにココロのしっかりとした食感が酒を一際美味く感じさせる。濃ゆめの"純ハイ"の心地よい酔い心地と、なんとも云えないこのお店の間が、より一層ボクを昭和に引き戻していった。

立ち呑み てら
住所:京都府京都市中京区錦小路通大宮東入七軒町470-32 立呑マップ
電話:075-841-0006
営業時間:17:00~24:00
定休日:日曜
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6 件のコメント:

ゴメス さんのコメント...

いつも楽しく拝見しています、偶然にもこの「てら」木曜日通りがかりで初めて入りました、今は大阪在住ですが、四条大宮は 30年近く前ですが毎日パチンコしていたところでした。尤もそのころは ニュー大将軍の地下と王将、吉野屋 でしたが。

k さんのコメント...

記事と全然関係ないけど、ヤマカン沿いの平壌冷麺屋ってどうなん?ちょっと気になってるんだけど。

みっちゃん(偽) さんのコメント...

> ゴメスさん
こんにちは。いや、もうこんばんは、でしたね。
野暮用でU.S.Aに行ってましたので、すっかり放置Playになっておりました。
西院の折鶴会館や四条大宮の新宿会館界隈は魅力あふれる店が立ち並んでいて、楽しいですね。
四条大宮の王将というと、餃子の王将本店ですよね。ボクはあまりFC店に行くことがないのですが、ここは一度は行ってみようと思いつつも未だに訪れたことがないとっておき?のお店のひとつです。

みっちゃん(偽) さんのコメント...

> kさん
ボクにとって冷麺といえば盛岡冷麺ですので、平壌冷麺屋については全く分かりません。というか、冷麺も焼肉もあまり好きではないので、ボクに聞くのはそもそも間違いですね。

あの近辺でしたら高麗が昔から旨いと評判です。

k さんのコメント...

高麗ね、2国歩いているときに看板みたようなきが。
ヤマカンの高麗飯店はうまかったよ。高いけど。

みっちゃん(偽) さんのコメント...

高麗飯店も旨いね
高麗とは関係なかったと思うけど