2008年11月7日金曜日

ラーメン 麻麻@穂積

予算¥600(しおラーメン(蒸し鶏 ねぎ入)¥600)

トンネルの温もりが嬉しい季節となりました。いよいよラーメンを食べたくなるのではなく、食べなければならなくなる時期の到来です。
その証というべきか、今回の旅(六甲山の麓よりBlogは旅系Blogです)でも四回も食べざるを得ませんでした。
というわけでラーメン四連発いかせていただきます。まずは一発目。

"ラーメン 麻麻"
市道23号線沿いに在ると思っていたので見付けるのに手間取りました。ちょっと横道に入った目立たない場所在ります。23号線からは見えません。
地元では"塩"が美味いことで有名らしいのですが客はなく、店主であろうおばさんが暇そうにしていました。頼んだのはもちろん"しおラーメン"。

透き通ったスープに中細ストレート麺。蒸し鶏に切り分けれれていない板状のシナチク、それと鶏ダシでは定番の白髪ネギ、そしてクコの実が彩りを添えます。
スープは鶏ダシ魚介系にクコの実の風味が加わった甘めのちょっと変わった味。纏まり良く鶏のコクがしっかりと出たあっさり系で美味しいのですが、少しぬるいのが気になります。実際、加えられた蒸し鶏が暖まりきらず、中が冷たいままでした。
麺はちょっとボソボソしたような食感であまり旨味が感じられなかったのが残念です。スープの味は良かっただけに。

ラーメン 麻麻(まあま)
住所:岐阜県瑞穂市別府1093-1 ラーメンマップ
電話:058-326-9991
営業時間:11:30~14:00 17:00~22:00
定休日:木曜、第3水曜
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2008年11月6日木曜日

シェ・YAMATO@住吉山手

予算¥69,300(男2人女2人子供1人)(シェフおすすめディナーコース¥11,000x2、あわびコース¥11,000、ディナーコース¥8,800x2、Bourgogne Rouge¥8,200、Riesling Hugel 1/2¥3,600、ビール小瓶¥600、サービス料10%)

あれは学生の頃だったのか、働き出した後のことであったのか、それは定かではないのだが、"ここも結構いいで"とナカニシから奨められていた"シェ・YAMATO"。その時以来、いつも前を通る度に気になっていたのだが、漸く食事する機会に恵まれた。

"シェ・YAMATO"
落ち着いた照度にバロッサ・バレンディの家具。外観やその設えは古臭い感じを受けないでもないが、それが寧ろ落ち着いた重厚さを醸し出していた。

予約を告げ、奥へと通される。渡されたメニューを開き、ざっとアラカルトにも目を通すが、コースとさほど変わらない構成になりそうなのでコースで頼むことにする。それに併せるワインなのだが、リストには地方に値段くらいの情報しか載っていないので選ぶのにちょっと迷う。言えばボトルを見せて貰えるのだろうけれど、大して知識もないのでエチケットを見たところで読み取ることも出来ないし、何より面倒くさい。そこでボルドーよりはブルゴーニュの方が合いそうかな、というだけで"Bourgogne Rouge"を選んだ。
ムスコさんはというと必死になって"これは何?これは?"と尋ねながら組もうとするが、結局選びきれずにコースにする事になった。

まずは日替わりの洋風懐石から始まる。内容は、ウニ入りババロア、鯛のカルパッチョ、貝柱の酢味噌マヨネーズ焼、イカとイカの子の炊いたん、タコのマリネといったもの。
鯛のカルパッチョは旨味がしっかり感じられ、素材の良さが覗える。貝柱のマヨネーズ焼はソースが実に旨い。これはマヨラーでなくてもそう思うであろう。ウニ入りババロア、タコのマリネなど他の前菜もフレンチがベースではあるのだが、かなり和寄りの味付けが施されており、子供から年配の方まで楽しめる品々だ。
ただ、イカの炊いたんは赤ワインには合わず、生臭みが感じられてしまったので、白をハーフで追加した。ここで"Riesling Hugel"を選んだ理由も単純にアルザスワインは飲んだことがないな、ということからである。これが思いの外正解で、しっかりと力強く果実味溢れる味わい。これで通しても肉にも負けなかったかも、と思ったりもした。

続いてのスープ。冷製ポタージュということなのでビシソワーズかと思いきや、カボチャだった。旬はちょっと早いような気もするが初物ということだろうか。カボチャはあまり、なんだよな、と思いながら口にする。滑らかな甘みの奥にしっかりとした旨味が感じられる。フォンが良いのだろう。こういうヤツは自分では作れないよなぁ、と改めて思う。見たときはカボチャかよ、と思っていたのにその旨さには脱帽させられた。
そしてアワビのステーキ。
"鮑の旨さはいまだに解らないんだよなぁ、特に刺身なんかゴリゴリとした歯応えだけで磯臭い香りしかしないのに"と言うと
"それが良いんですよ、お兄さん"としたり顔でマユが応える。だが、鮑を食うんだたら栄螺で十分だよなぁ、鮑は高すぎるよなぁ、とやはり思う。

ラズベリーのシャーベットで口直しをしてのフィレミニヨンステーキ。脂の風味は強くなく、さほどサシが入っているわけではないと思うのだが、非常に柔らかくてしっかりとした肉の旨味も感じる。何より口に入れるとはらりと解けていくような細かな肉質が素晴らしい。モーリヤのようなタップリとサシの入ったフィレも良いが、やはりこんなフィレミニヨンが私の求めるフィレとしてのフィレといえる。

最後はメロンムース、マロンプディング、チョコロールケーキとコーヒーで締める。どれも醤油や味噌などが使われたあっさりとした味でフレンチを食べた、という食後感ではない。もちろん良い意味で。
洗練されてはいないが誠実で丁寧なギャルソンに、バリバリのフレンチでは無いが親しみやすく厳選された素材の高級な洋食といった料理の数々。取って置きの一日のため、というより、久しぶりに逢う気の置けない友人と会話と食事を楽しむ、といった使い方が良さそうな、友人の家に招待されたかのように寛げる良い店であった。ワインはちょっと高いけどね。

シェフおすすめディナーコース
・洋風懐石 5皿(日替わり)
・スープ(お好きな一品をお選び下さい)
  本日のポタージュ、コンソメ、冷たいポタージュ(4~10月のみ)
・旬の魚 又は あわびの料理
・シャーベット
・肉料理(肉料理の中からお好きな一品をお選び下さい)
・サラダ
・パン
・デザート
・コーヒー 又は 紅茶

欧風料理 シェ・Yamato
住所:神戸市東灘区住吉本町3-11-8 西住吉アーバンライフ1F フレンチマップ
電話:078-822-1177
営業時間:11:30~14:00、17:00~21:00(LO)
定休日:月曜日(祝日、振替休日は営業、その場合翌日が定休日)
参考サイト
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2008年11月3日月曜日

サタクラ2@渦ヶ森

サタデーナイトヒルクライム
距離:2.0km
高低差:130.0m
Time:10'17"
ルート

GIANT warp RS2
3x8
F スリック1.75
R スリック1.75

前もスリックに換えてのヒルクライム。ついでに引き摺り気味だったリアのVブレーキも交換した。本来ならイニシャルをガチガチに上げ、逃げを減らしておきたいところなのだが、そこは10年物のMTB、ネジがバカになっており締め上げることが出来ない。ということで今回もオールシッティングによるアタックとなった。
高高0.2ほど細くなっただけなのにかなり漕ぎ出しは軽かった。しばらくはミドルのまま上っても足は止まらない。そして今回もまた赤塚橋の信号に掴まる。ここで10秒ほどはロスになったであろう。ヘアピンを抜け、バス停の横を過ぎ、最後の急坂。結構頑張って来た疲労が出始め、ガクッとペースが落ちる。あと一頑張りだ、そう自分に言い聞かせ踏み込む。
コープ前のストレート。ミドルでは足が余る。ギアをアウターローまで上げ一気に加速し、バスを追い抜く。そのままの勢いで坂を駆け上った。
自分では結構頑張ったつもりなので9分台いったかな?と思ったのだが、全然届かずの10分17秒。フルサスではこれが限界かな?9分台を出すにはせめてハードテイルでないと無理かもしれない。何処かにリジッドフレームが落ちていないだろうか。

"カフェレストラン キャロットダンス"
今回はインディアンオムライス(¥850)を頼んだ。細かく刻まれたタマネギ、ニンジン、ピーマン、ベーコンと共に挽肉を炒め、カレー粉でスパイシーに味付けされた焼きめしの上に厚めの皮を纏う。その上にはマヨネーズとケチャップがかけられていた。
味の濃さはこれ位が好みだが、味の良さは神戸オムライスが上か。次回はジャンボか地雷っぽいお好み焼き風を試してみたい。

カフェレストラン キャロットダンス
住所:神戸市東灘区渦森台2-21 オムライスマップ
電話:078-822-6223
営業時間:9:00~19:00、9:00~21:00(土曜)
定休日:火曜
カフェレストラン キャロットダンス@渦ヶ森

2008年11月2日日曜日

中国庶民料理 珉珉@十二間道路

予算¥850(やきめし¥550、焼ギョウザ¥300(7ヶ))

餃子といえば神戸では"赤萬"や"ひょうたん"が有名なわけだが、全国的に見れば"珉珉"が一番有名なのであろう。

"中国庶民料理 珉珉"
注文を済ませ、餃子を待つ間にあらかじめタレを作る。貼り紙よると"しょう油 3分 す 7分 ラー油 少々"とのことだ。それに習い、作り、ラー油だけ多めに加えた。
珉珉は"元祖餃子舗"と餃子をウリにしてはいるのだがその餃子がダメだ。皮は薄すぎるし、包まれている餡も少ない。しかも野菜の水出しが悪くて水っぽく旨味が薄い。
一方、やきめしはシンプルに細切れのチャーシュー、ニンジン、ネギの具に塩胡椒化調で薄めの味付け。パラでもベチャでもなくしっとりと散けるいい感じの仕上がりで美味しかった。

中国庶民料理 珉珉 魚崎店
住所:神戸市東灘区魚崎北町1丁目8-27 メモリー甲南1F 餃子マップ
電話:078-431-2900
営業時間:11:30~14:00 17:00~22:00
定休日:火曜(祝日除く)
公式サイト
cp5 mf4 re5

2008年11月1日土曜日

餃子専門店 大阪王@阪急伊丹

予算¥980(餃子二人前(12ヶ)¥480、サントリーモルツ大瓶¥500)

以前、餃子はそれ程好きではない、と書いた事があったのだが、ネタとしてちょくちょく食べ比べをしているいる内に好きな食べ物のひとつとなってしまっている。不思議なものである。

"餃子専門店 大阪王"
餃子の好みは人それぞれあるだろうが、豚豚した肉汁溢れるジューシーな餃子でなければイヤだ、という人以外にはここ"大阪王"は自信を持ってお奨め出来る店である。
寸分違ず寄り添い揃った美しい形(包む人によってはそうではないときもあるが)。焼き面はカリカリと香ばしく、上面はモッチリとした食感を保った厚めの皮にいっぱいまで詰め込まれた餡。ひとくち囓るとニンニクと生姜の風味が広がる。豚肉もタップリと入っており肉の味もしっかりとするのだが、擂り潰すほど細かく碾かれている所為か、野菜の甘さが際立つ。そこにアクセントを効かせるのが、練り込まれた唐辛子の辛さ。餡自体にしっかりと味が付いているため、タレに付けなくても美味しい。寧ろ着けない方が野菜の風味が広がり旨い。

餃子とビールとウーロン茶しかない。一人二人前以上の注文。追加は出来ない。綺麗ではなく、隣との隙間がない程狭いカウンター席だけの店。これさえ不満に思わない人なら是非とも訪れてもらいたい。ここは餃子の完成形のひとつとして挙げたい店である。

餃子専門店 大阪王 伊丹店(旧大阪王将)
住所:兵庫県伊丹市中央1-9-16 餃子マップ
電話:0727-73-0883
営業時間:11:30~20:30(完売次第終了)
公式サイト
cp7 mf8 re8