2011年7月18日月曜日

颱風(三日目)

ルート:無人駅 - R175 - JR船町口駅 - JR宝塚駅 - 阪急宝塚駅 - 阪急御影駅(輪行)

Felt F95 Team Issue
距離:50.2km
最大標高差:97m
獲得標高:356m


 「颱風が近付いてるらしいで」なんて会話を、地元農産物を用意し始めていた道の駅スタッフから聞くとはなしを聞きつけ、んなアホな、と走り始めては一時間と経たぬ内に、雨がポツリポツリと路面を濡らし始めていた。
 少しくらいお湿りがあった方がええわ、くらいに思っていたことを後悔させるように強烈な雫が、ボクの疲れ果てた躰を打ち続けていった。

 そんなこんなで今回の旅に於いて後悔というか、この歳になって何度目かに考慮しなければならない現実と云えば
「晴れ漢だから雨具は要らない」なんて考え自体が間違いであって、やっぱり雨具の用意は必要だなってことがまずひとつ。
「最近弛んでいるからハードなくらいが丁度良いのだ」なんて日頃デスクワークしかしていないボクが、一日五食くらい喰らいまくってもガンガン体重が減ってしまうという問題。実際この二日で体重が2kg以上減って体脂肪率が一ケタになってしまったのだが、腹回りの脂肪は居座り続け、腹筋が未だ割れないというのが第二の問題点。
第三には、6リッター飲んで6リッター汗をかくような旅に於いて、その失われるミネラルをどないして補給するかと云うこと。日に焼けた肌が真っ白に変わり、そこをさすればジャリジャリとした触感を味わえるほどの塩の欠乏。実際、天橋立を走る最中に右手の親指が左手でこじ開けなければ開けないような痙攣が続いたのは、これらカリウムなどの不足に因るものであり、如何にそれらを摂取すべき術を考えろよ、と告げられていたのであった。




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