2010年2月28日日曜日

かす汁@ひととひと

予算¥980(大黒正宗¥350x2、千代田蔵(サービス)、かす汁¥280)

花木さん帰りの帰路、ひととひとさんを覗くと、コーちゃんの姿がありました。

【立呑処 ひととひと】
硝子戸を潜り抜け、カウンターにひとり佇むコーちゃんの横に着きます。
「かす汁ありますよ」
とママさんに微笑まれます。
この前訪れたときに
「かす汁無いんですか?好きなんですけど」
と尋ねたことを憶えての挨拶です。
客の好みを憶え、予め用意しているという周到さ、誠に素敵です。(※ただしイケメンに限る)
「実は今、花木さんで食べてきたんですよ」
実に安直に事実を伝えます。
「実は前、花木さんで教えてもらったんですよ」
実に率直にネタ晴らしをされました。

大根、ニンジン、うすあげ、竹輪に豚バラ、と花木さんにも似た具具合です。味噌味ベースなのも、花木さん譲りでした。
中中に良い感じに仕上がってはおります。ただ、全体的に味、とろみ共に少し濃いめな塩梅でした。

「お客さんから酒粕を貰ったからかす汁を作ってみたら、入れすぎてしまって、シチューのようにドロドロになってしまったんですよ」
明るく笑いかけながら、そう述べられます。
別にボクが為に用意されていたわけでは無かったようです。あくまでも偶偶有っただけのようです。別にイケメンだとかブサメンだとかは、明らかに関係なさそうです。

「これ、一杯分無いので、よろしければ呑んでいただけませんか?」
と、千代田蔵のサービスを受けてしまいました。(※ただしイケメンに限る)
スッキリとした香りに、しっかりとした味わい。道灌とは全く違った呑み心地ではありますが、結構好みです。もちろん贔屓にさせていただきます。

立呑処 ひととひと
住所:神戸市東灘区甲南町3-9-16 木村ビル1F 立ち呑みマップ
電話:078-441-0667
営業時間:17:00~23:00
定休日:無休
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立呑処 ひととひと@甲南町
焼肉パーリー@ひととひと
一周年@ひととひと

太田酒造株式会社
住所:神戸市東灘区深江南町2丁目1-7
電話:078-411-9456
公式サイト

千代田蔵 純米 無濾過生原酒
1800ml ¥2,520
原料米:フクノハナ(兵庫県産)
精米歩合:60%
日本酒度:+1
酸度:1.3
alc:17~18%

2010年2月26日金曜日

廣東料理 東華飯店@JR住吉

予算¥750(カラシラーメン¥750)

寒くなってくると無性に食べたくなるモノってありますよね。

気の置けない友と湯気越しに話弾む鍋とか、顆粒出しで作ったのが丸分かりのおでんを摘みながら呑む熱燗とか、歯の根が合わぬほど凍えた身体を温もらせるしゃばしゃばな山小屋風カレーライスとか、そんな冬の風物詩的な累累たる品品の数数は、夏の暑い盛りや、花粉飛び交う呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃじゃーんな季節や、枯葉舞うセンチメンタル(死語?)な時期には、あまり楽しめないと思われるのです。

それなら、なぜ、そんな事を今書くの?と、相変わらずの空気読めていないエントリーです。

【廣東料理 東華飯店】
鶏ガラスープにたゆたうは、湯切りがあまくちょっと滑る粉っぽいような中華屋の麺かくあるべきみたいな中細ストレート麺。それだけを見れば、中華料理屋でラーメンを頼んでみたら普通に出てくる何の変哲もない湯麺なのですが、そこに載せられている甘辛中華餡を混ぜて食べますと、劇的に味が変わります。
豆板醤の辛味とトマトケチャップの酸味に甘み、そして干し椎茸の旨味やニンニクの香りが拡がり、タケノコのシャキシャキとした食感、そして豚ミンチのプリプリとした旨さが味の深みを与えます。
麺、そして湯をすする度に、額に汗がにじんでいきます。最後の一滴まで一気にすすり尽くす頃には、カプサイシンさんのおかげで胃の底に日溜まりを抱えているかのような温もりを感じるでしょう。
その温もりがあってこそ、今年もまた、辛い六甲おろしを堪えていけるわけです。
そして、再びその温もりを翌日のトイレで思い出すかも知れません。

廣東料理 東華飯店
住所:神戸市東灘区住吉本町2-17-2 中華マップ
電話:078-811-4528
営業時間:11:00~21:00
定休日:火曜
公式ブログ
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2010年2月24日水曜日

酒処 竹富@堺銀座商店街

予算¥1,220(アサヒスーパードライ生中¥400、キリンラガー大瓶¥420、天ぷら(海老、下足、ナス、ビアッソー)各¥100)

ボクが堺を好きな理由を挙げ連ねますとここでは述べ連ねられないほどに千万無量ではありますが、その数多の一つには真っ昼間から開いとう立呑み屋が数多くある、という理由もあったりします。

【酒処 竹富】
堺の立呑み屋は酒の値段は御高めではありますが、アテが充実している店が多く、メシを兼ねて訪れますと結局の処お安くなるのではないかと思われます。
そして昼飯を兼ねての"竹富"さんです。ココもその数に漏れず、多くのアテが並ぶわけですが、そこに於いても頼みたいのは揚げたての天ぷらです。
定番の海老に、頭足類好きのボクは下足を合わせます。それから、野菜も食べなきゃね、とナスを追加。そして、ビールに良く合う春巻の皮にカルパスみたいなモノを巻いたビアッソーも頼みました。
次次に訪れる常連さんの邪魔をせぬように位置をずらしつつ、そんなモンを摘みながら、会話に耳を傾ける至福の一時。
やっぱり、堺は良い街です。

酒処 竹富
住所:大阪府堺市堺区北瓦町2-1-37 立ち呑みマップ
電話:072-232-1326
定休日:火曜
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2010年2月23日火曜日

八起@OK横町

予算¥1,340(豚モツ煮込¥390、レバ唐揚げ¥390、キリン一番搾り大瓶¥560)

焼豚(ヤキブタではおまへん、ヤキトンでっせ)が食べたいな、と"米山"へと向かいましたが、生憎と休みでした。
仕方なく、OK横町にある居酒屋などに入り、お茶を濁します。

【八起】
米山に行く気満満だっただけに、頼むモノといえばやっぱりホルモンです。うっとこではあまり食べる機会のない豚のホルモンなだけに、東京に来ると、何時も、いつの時でも、それを味わいたくなります。
普段口にすることのない味わいに、東京に来た気分が、盛り上がります。牛や鶏と違い、豚臭いとしか言いようのないこのくいもんが、時たま無性に食べたくなります。

八起(やおき)
住所:東京都北区赤羽1-18-8 居酒屋マップ
電話:03-3901-5843
営業時間:15:00~23:00
定休日:第1,3木曜
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2010年2月22日月曜日

中国料理 景山@新在家

予算¥600(やきそば¥600)

ある日の花木さん。
いつものように、酔いが廻ると何かと息巻くタケさんの姿がそこにありました。
「六甲道の中華屋で新年会をしてんけどな、あっこのやきそばはめちゃくちゃ量があんねん」
「喰っても喰っても減らへんねん、喰っても喰っても減らへんねん」
2回言ったのは大切なことだから、ではありません。ただ単に酔っぱらっていたからです。

【中国料理 景山】
注文した後で、"ん!? まちがったかな…、五目やきそばだったかも?"とも思いましたが、そこはそれ、酔っぱらい達の席での話でしたので、記憶が確かではありません。
そんな、ちょっとした疑惑を抱えはしたモノの、その不安が膨らみすぎぬうちに目的の品は運ばれてきました。
キャベツ、ニンジン、モヤシ、タマネギ、青ネギ、タケノコ、イカ、小エビに牛肉と具沢山な、噂に違わぬ大盛りやきそば。ぱっと見は、ソース焼きそばのようにも見えるのですが、そこはしっかりとオイスターソース風味の中華焼きそばなのです。
六甲道辺りでガッツリ中華といきたいんやけど、王将って気分では無いんだよな、という時には、絶好の選択ではないでしょうか。絶品の中華ではありませんが、餓えた腹にも乏しき財布にも優しき店なのです。

中国料理 景山(けいざん)
住所:神戸市灘区友田町3丁目4-13 中華マップ
電話:078-822-4176
営業時間:11:30~20:30(L.O.)
定休日:月曜
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------------------読了------------------ 

生活骨董 - 麻生 圭子 -

仕事柄、というか、こんなのも好きなので読んだりしますが、どうでも良い内容ですね。