2012年1月18日水曜日

やきとり 鳥政

予算¥2,280(お通し(〆鯖、枝豆)、鳥ニンニク串焼¥120、カシラ¥100、レバー¥100、たまねぎ¥100(all塩)、ます酒¥700、会津ほまれ辛口(もっきり)¥350、あがりみそ汁、みかん)

 地元ナンバーで一杯の駐車場を抜けて暖簾を潜ると、これまた小上がりからカウンターまでほぼ満席状態で、入り口近い片隅にひとつだけ席が空いていた。

 まず頼んだのは冬季限定のます酒。カウンターから眺めるその先に新酒の樽が鎮座しているのだから、まずそれを頼まぬことには先へは進めない。
 酒には合わぬ枝豆を摘みながら、焼鳥屋とは名ばかりの居酒屋的多彩なメニューとにらめっこしていると「お通しまだでしたよね」と多彩な造りの数々を告げられる。
 お通しながらにも注文を受けてからキッチリと皮をひかれた〆鯖は、焼鳥屋だというのに海鮮系居酒屋に負けぬほどの品であり、都会にあるよりも待たされた注文も一向に苦にならなかった。

 注文は、北関東から福島辺りでは「ねぎま」並に名を連ねる「鳥ニンニク串焼」に、焼鳥屋なのに平然と豚肉を出す関東ならではの「カシラ」それとボクの焼鳥屋指標とも云うべき「レバー」と、やっぱり野菜も摂らなきゃねと「たまねぎ」。これらを皆一串から頼めるってのが、お一人様には結構嬉しい。

 焼場が忙しくなると「これでも摘まんどいて」と小鉢を差し出し「いつもの頼みます」と代行を待つ間にはお飴さんが仰山並べられ「チェック」を頼むと「ほれ、あがりみそ汁」とカウンターに蟹の出しの効いた椀が置かれた。そしてお土産のみかん。

 近場に寄ったらついつい覗きたくなる焼鳥屋が、ここ黒磯にはある。

やきとり 鳥政
住所:栃木県那須塩原市宮町4-16
電話:0287-63-4913
営業時間:17:00~23:30(L.O.23:00)
定休日:日曜(月曜祝日の場合営業)


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