予算￥1,100(カレーうどん￥600､ビール中瓶￥500(サッポロ黒生))ヒロさんより、某うどん屋さんでホモのおっちゃんにビールを奢って貰った、という話を聞き、行こう行こうと思いつつも訪れたことのなかった店、"大阪屋"さんへと出かけた。
別にホモのおっちゃんにビールを奢って貰いたいが為ではない。
"大阪屋"
女の人と入れ替わりで暖簾を潜る。中は外から想像するよりも遥かに狭かった。7つの椅子が並べられたカウンターと、二人掛けのテーブルが二つ、だけである。客は誰もいない。カウンターの一番奥に着き、カレーうどんとビールを注文する。
おばちゃんとの短い受け答えではあるが、非常に優しい印象を受ける。古く小汚い店ではあるが、居心地が良さそうだ。
うどんを待つ間、ビールを飲みながら、色々と観察させて貰う。びっくりうどんというのが目を惹く。どういったモノなのだろうか？それと天麩羅のメニューも豊富で美味しそうだ。
そうこうしている間に、うどんができあがった。
先ずはレンゲでスープを啜る。出汁にカレー粉を加え、片栗粉でとろみを付けた、所謂、うどん屋さんのカレーうどんである。出汁はあまりきつくなく、薄味でスパイシーさが際立つ。だがもう一つ物足りないので、カウンターの上にソースを探す。しかし、塩、七味、醤油しかない。ソースを廻しかければ、グッと美味しくなると思うのだが。。
具は炊いた牛肉と青葱だけのシンプルなモノ。この肉が中々に良い味付けである。肉うどんも美味しそうだ。うどんはコシはないが、弾力に富むタイプ。カレーうどんには丁度良い。
うどんを食べ進めていると、"肉うどん"の声と共に常連さんが現れる。それから間もなく、ひとり、またひとりとカウンターを埋めていく。
皆、お気に入りの品があるらしく、席に着くと共に注文を告げていく。カウンター越しに交わされる会話をBGMに、ゆっくりとした空気が流れている。
天麩羅をつまみながら、ビールを傾けたら気持ちよさそうだ。また訪れてみよう。
名物うどん処 大阪屋
住所:神戸市灘区水道筋3丁目16 饂飩マップ
電話:078-881-1768
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