予算¥800(マーボラーメン¥800)
盛岡人のソウルフード、白龍のじゃじゃ麺を食べに行こうと、ムスコさんを引き連れ、内丸を目指す。ムスコさんはお好み焼きが良いと言うのだが、そんなモノは大阪で食べろ、ともちろん却下する。
昼時は尋常じゃないほど混むので、昼時を外して訪れたのだがそれでも凄い人だ。昔もこんなに混んでいただろうか?ここまで酷かった憶えはないのだが。
何時も通り並んでまで食うのは嫌なので、相席ではあるが直ぐに入れた三平食堂を訪れた。
"三平食堂"
盛岡の変わりダネラーメン屋、柳家と双璧を成す店、三平食堂。柳家は観光客向けな雰囲気もあるが、此方はバリバリの地元民御用達。
一番人気は昔から変わらぬ"マーボラーメン"もちろん其れを頼むことにした。辛さは3倍でお願いする。ちょい辛というヤツだ。これ位が一番美味しく頂ける。若い頃でも七倍までしか食べたことがないのだが、当時36倍まで食べた強者がいた、ハズだ(6倍以上はスープも全て飲み干さなければならない。そして翌日ホットなアヌスに出会える)。今ではその様な貼り紙もなく、ほんの少しだけ小綺麗になり、時の移ろいを感じてしまう。
ムスコさんはチャーシュー麺を頼む。ごますりラーメンかネギ若を頼めよ、と思ったが好きにさせておく。
今では昔のように新作メニューが頻繁に増えているような感じは伺えない。"サンマー麺て何だよ、サンマが入っているのかよ""茄子炒り麺うめー"とか言っていたのも懐かしい。
で、待望のマーボラーメン。ネギ、ニラ、豚肉、玉葱、人参、豆腐。これらの具が麻婆味の"とろみ"のあるスープと合わさり、平打ち麺に良く合う。
曾てより"とろみ"が抑えられているので食べやすいが、昔の方が好みだ。学生の頃はスープも全部飲み干し、更にソースチャーハンも食べられたのになぁ、と丼にまだまだ残るスープを見ながら呟く。
ムスコさんはみごとに完食し、"焼きめしも頼めば良かった"と悔しがっていた。今まで食べたラーメン屋で一番美味しかったそうだ。
それは良いのだが、"晩には鮓を食べに行くというのに、此処で焼きめしまで食べてしまっては、自分の大好きな大トロが食べられへんやろ"と窘める。
後先考えずに行動するところは誰に似たのであろうか?
カウンターに置かれたボウルにお代をいれ、お釣りを勝手に取っていく。こんなシステムも昔のままだ。
時刻は二時を廻った。小雨降る中、白龍にはいまだ30人は並んでいた。。
おっちゃんが亡くなりはってから味が落ちた、と云われたモノのそんな心配もなく、一層地元から愛される名店である。
次来たときはごますりで替え玉を頼もう。今から待ち遠しい。
三平食堂
住所:岩手県盛岡市内丸4-6 ラーメンマップ
電話:019-651-9310
営業時間:11:45~14:00、17:30~21:00、土曜12:00~14:00
定休日:日祝
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