2011年8月4日木曜日

銭湯とセットな立呑や、そのいち(小判屋酒店)

予算¥1,100(さばきずし¥320、げそ天¥130、キリンラガー大瓶¥400、いいちこ日田全麹ロック¥250)

 山行帰りに一汗流し、火照った身体をビールで冷ましにと、昼過ぎ頃の時間帯に早々とカウンターへ取付く。カウンターに並べられた小鉢や、ホワイトボードに書き連ねられた品書を眺め何を摘もうかと思案していると「久々にサイコロステーキ頼むわ」と顔を赤らめた常連さんが店主へと声を掛けた。
「あまりに久しぶり過ぎて腐っとんちゃうやろな」なんて軽口を受けながらも、黙々と大蒜をスライスし肉の塊をダイス状に切り分けながら客をあしらう。
「まさか国産牛違うやろな」「大丈夫や、アメリカ産やで」なんて言葉が交わされるほどに、国産牛の信頼は失われてしまったんだな、なんてボクは悲嘆に暮れるはずもなく、〆サバなんてもんを当たり前に頼んでいく。

「伊勢産」「新物」「330円」なんてシールの貼られた発泡パックに載ったそれを半分に捌いてツマに貝割れを添える。そんな飾りっ気のない潔さも気に入って、度々訪れる店のひとつとなっている。

小判屋酒店
住所:兵庫県尼崎市大庄北5-4-18
電話:06-6417-0774
営業時間:9:00~20:00
定休日:月曜



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