2009年5月10日日曜日

風吹岩の猫はどこへいった

ここ一ヶ月以内に目撃した仔猫ちゃんたちです。

 ■灰猫さん

縄張り:風吹岩前広場
人懐っこさNo.1
子供の頃からの愛想の良さは未だ健在。
唯一触らせてくれる猫でしょう。
お弁当をひらげて居ると、"何かちょうだい"と擦り寄ってきます。
そんなに人慣れしているとイタズラされやしないかと、お父さんは心配症。

 ■チャトラさん

縄張り:風吹岩東、南
出現率No.1
一応警戒心は強く、一定距離以上人を寄せ付けないのですが、"みゃあ、みゃあ"鳴いて媚びを売るのは忘れません。
好き嫌いも激しいようで、嫌いなものは食べません。カリカリは大好きです。
そんな貴方には、ムツゴロウが征く。

 ■クロネコさん

縄張り:風吹岩南斜面
鈍くささNo.1
警戒心が強く、エサを貰っても離れたところまで運んでこっそり食べます。
しかしながら、動きが緩慢で、横からチャトラさんに掻っ攫われていくこともしばしば。
スルメがお好みかと。
仕方がないので“クロネコヤマト”の物流革命。

 ■キジトラさん(アニキさん)

縄張り:風吹岩北、東
ラブリーさNo.1
登山道をふさふさ尻尾を掲げ、しゃなりしゃなりと、歩かはります。
ちょっと育ちが良さげな雰囲気。他のコらにも、遠慮がちなところがあります。
もしや、貴方の名前は、小梅さん?

風吹岩のすかれ者
私のエデン
梅雨ニモマケズ

2009年5月9日土曜日

かどや飯店@伊丹空港前

予算¥1,510(焼き餃子(7ヶ)¥260、かどや丼¥570、生大¥680)

空港を挿み、大阪王と相対して、ここ池田にも餃子で有名な店がある。
その店が開くのは夕方6時と少し遅めなのだが、その時刻が近付くにつれ、ぽつりぽつりと、まだ点かぬ看板の明かりを求めるように人が集まり出す。

【かどや飯店】
先ず席に着くと、それが当然のように餃子を何人前頼むかを聞かれる。それほどに餃子がこの店の名物である。
そこで、一人前を頼み、他のものを追加していった。

餃子にビール、それはアベール王子に言わせるまでもなく、もちろんのこと相性抜群なわけである。
たっぷりと注がれた生ビールに、大阪らしく小振りな餃子。皮は少し厚めのもっちりで焼きがパリパリと香ばしく、肉と野菜の旨味がしっかりしている。浸けるラー油のゴマの香りがまたよい。 
かどや丼は、そんな名を冠してはいるものの奇を衒った料理などではなく、甘めに仕上げられた麻婆豆腐から豆腐を抜いて熱熱のご飯にかけた、単純な挽肉餡掛け飯である。刻み葱に甘めの餡、たっぷりと入れられた挽肉に、唐辛子の辛味がアクセントが食を進める。
この量で、この味で、この値段。絶品の中華料理屋というわけではないが、町の中華屋としては佳き店である。

かどや飯店
住所:大阪府池田市空港1-5-26 餃子マップ
電話:06-6853-8320
営業時間:18:00~27:00
定休日:日曜
公式サイト
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2009年5月8日金曜日

本多@三木

予算¥1,700(餃子(8ヶ)¥400、天まど焼(豚)¥700、キリンラガー大瓶)

三木には、"ここのんを食べると他では食べられへん"という人が居るほど、独特な餃子を出す店がある。お好み焼屋なのに。

【本多】
暖簾を潜ると店中に人気はなく、電気も消されていた。奥から微かに聞こえてくるTVの音にむかって、二三度呼びかける。

「なんでこんな時間に来はったん?もう二時半やで」
顔を出すなり、おばちゃんはこう言った。

暖簾が出ていたのに中休みだったのかな?と不安になりはしたが
「火ィ入っとうから、座っといて、何にする?」
の言葉に一安心し、油煙に塗れ薄汚れたメニューを眺めた。

「餃子と、、、天まど焼って何ですか?」
と尋ねてみる。
「お好みに蕎麦入れたモダン焼ってありまっしゃろ、それに卵を入れたヤツや、卵がアカンのやなかったら旨いと思うで」
と、返事が返ってくる。
モダンを窓枠に見立て、そこに落とした卵を月とするのだろうか?粋な名付け方だな、等と思いながら
「それじゃあ、天まど焼を牛で」
と頼むと
「何で牛なん?あれか、インフルエンザやからか、豚の方が旨いで」
と言わはる。
「それじゃあ、豚で」
と変えると
「牛もあるで、豚でええか?ええか?」
と豚に決定してしまっていた。

具材を取りに奥へと下がったおばちゃんに
「ビール貰いますね」
と声をかけ、返事を受けて、冷蔵庫より冷えたラガーとグラスを取り出した。
そこで勝手に栓を抜いても良いものかどうか、一瞬ためらいはしたが、上に置かれた栓抜きと王冠に倣い、それを開けた。

そのあとは、焼き上がりまで雑談に興じる。
三木鉄道の話しに始まり、金物まつり、おばちゃんの高校時代の通学から、震災、金物、小山ロール、観光案内に"しにせのちから"までと、餃子に天まど焼を平らげ、ビールを飲み干しても尚、話は尽きなかった。

この店の名物は”餃子”。
常連さんが神戸から持ってきた餃子がきっかけで、50年前からの看板メニューになっているという。
「この菜切り包丁で玉葱を刻んでんねん」
とすっかり丸くなってしまった包丁を見せて貰った。

「不思議なもんでな、機械で刻むより、手で刻んだ方が、美味しくなんねん」
「焼きもな、同じ材料使こうても、妹と私じゃ味が違う、言われますねん」

当初は、玉葱に青葱、それと”肉の平井”さんに頼んだ牛ミンチで作っていたが、青葱よりニラが合うかな、と今はニラになったそうだ。
玉葱にニラ、それと牛ミンチの餃子など、ここ以外に無いのではないだろうか?
玉葱に牛の脂の甘みが加わった、かなり甘めの餃子。これを酢醤油にお好みで七味を加えていただく。遠く西脇、和田山、姫路からも客が足を運ぶというのも頷ける個性的な味わい。

「にいちゃんにあげよ、思うて包丁捜したけど無かったわ、こないだ他のお客さんにあげてしもて」
の言葉に恐縮しながら、店を後にした。

このあと紹介して貰った福居さんトコに包丁を買いに行ったのだが、それをここで書くと長くなるので、それはまた別の話。
多分書かないけど。

本多
住所:兵庫県三木市福井1-9-17 餃子マップ
電話:0794-82-2234
営業時間:11:00~19:00
定休日:5、16、23、26日
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2009年5月7日木曜日

険道327号線

全行程:89.9km

前編

武田尾の湯への誘惑は呆気なく消え去り、その先へと続く県道327号線をそのまま先へと辿っていった。

地図によると、これから先、二重の実線から波線へと変わっていくはず。ということは、幅員1.5m未満の道へと変わることを、それは示していた。
もちろん、こちらはMTBで行くわけだから、それがたとえ1メートル未満であったとしても、別に問題などなかった。
ただ、少しばかり気になっていたのは、福知山線と重なる部分があり、そこに道が表記されていないことと、途中から県道を表す色塗りが途絶えていた事だった。

こんなフラットダートなら、オンロードモーターバイクでも楽勝だな、等と思いながら進んでいくと、ガードレールにその行く手を阻まれた。
おや、間違えたかな、と少しばかり手前にあった分岐へと戻り、もう一方を辿った。
しかし、そちらの道は直ぐに行き止まりとなっていた。

地図には道の表記がある以上、先に進む歩道くらいはあるはず、と再びガールレールで閉ざされた道へと戻った。
そのガードレールの脇から続く踏み跡を辿り、バイクと共に進んでいく。多少やっかいな道ではあるのだが、行けないことはないだろうと判断してのことだった。

だが、この判断は、甘かった、大甘だった。
この道は県道など名ばかりで、野鳥観察用サイトへと向かう人が辿るだけの道でしかなかったのだ。

途中、鎖場に阻まれ、果たしてその先に道があるのかと、バイクを置き去りに先の道を探ったりもした。クリートの付いたシューズは、岩場ではよく滑り、ヒールでしかグリップできないという状況の中で、よくもまぁ、この道を抜けることが出来たものだと我ながら感心する。
たかがポタリングといえども、何があるかわからない。
どんなときでも、トレッキングシューズに細引き、カラビナぐらいは持ち歩かねばならないのか、準備不足故の苦戦であった。


2009年5月6日水曜日

やきとり 鳥福@出屋敷

予算¥1,600(ホイスレモン¥400x2、付出(関東煮(筍、大根、厚揚、竹輪))、キモ¥120x2、ささみ造り¥400)

ホイス”という酒がある。

学生の頃は、バーボンにウォトカにジンにとハードリカーばかり呑み漁り、酒と泪と男と女な日日を過ごしてきたわけだ。しかし、歳を重ねるにつれ、すぐ酔いつぶれるし、涙もろくなり、男も女にも弱くなってしまっていた。
そこで、最近呑むようになったハイボールに、代用品的なホッピーにホイス。
その、人によっては懐かしく人によっては新しい”ホイス”を置く数少ない店が、時代に取り残された街、ここ出屋敷にある。

【やきとり 鳥福】
午後八時過ぎと遅めの時間故、残っているものは数少なかった。ささみ造り、キモと頼んでいくと、品切れを表すように、札を返していく。(早い時間であれば、”ほうでん”など珍しい品もある。それは、血管の浮いた鈴生りの葡萄のような見た目でグロく、ちょっと臭みもある。味はというと、肝を柔らかくあっさりとしたような風味。何より滋養に期待、弱くなっただけに。)
ホイスにレモンを搾り入れながら、造りを摘む。ネットリと口蓋に吸い付く感触、そして拡がる鶏の甘み。いやぁ、旨い。
半生に焼き上げられたキモもまた、格別に旨い。その先に刺された白いものは何ですか?と尋ねると、ササミだという。普通は”こころ”だけど、限りがあるからね、と。

「これ、貰いモンで悪いけど」
と、大福まで戴いてしまった。何でも杭瀬では、知る人ぞ知る逸品らしい。

「何処のですか?」
と聞くと
「包み紙に書いてあったわ、丸山堂ゆうらしいわ」
と。

おもむろに頬張ると、うっすらと塩の利いた上品な甘さが拡がった。

やきとり 鳥福
住所:兵庫県尼崎市竹谷町1-22-14 焼鳥マップ
電話:06-6413-2030
営業時間:17:00~21:00
定休日:日曜
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丸山堂製菓
兵庫県尼崎市杭瀬北新町1-9-15
06-6481-3392