2014年5月27日火曜日
2013年7月8日月曜日
あさひ食堂
予算¥2,200(豚肩ロースとんてき¥1,100 アサヒスーパードライ大瓶¥550x2)
「お、おいしい♡」一口食べてそう思った。
「お口の中で肉汁が♡」なんてことはないが、ソースの甘みが柔らかな豚肩ロースを包み込み、しっとりとした歯応えが心地よかった。
「外はパリパリ中はジューシー♡」ってなことはまったく無いのだけれど、サクッとした豚の食感にホクホクとしたニンニクがなんとも言えず美味かった。
そして四日市名物だというのに、この「トンテキ」にたどり着くまでかなりの紆余曲折があったのだった。
御在所帰りに、改札を抜けアーケードへ向かった。 そこはよくある地方都市の駅前のように、しもた屋が建ち並ぶと云った風情ではないのだが、そこは日曜だからなのか、いまだ午前中だからかはしらんけど、ろくに酒が呑めそうな店などありそうも無かった。
そして徐々にその散策範囲を拡げていくにつれ「五十路おばさん助平ったらしい尻」とか「密室女性トイレ 洩れる喘ぎ声」なんてポスターを掲げている映画館なんかがあったり、熟女何とかとかキャンパスパブとかよく分からない看板が並ぶ一角をぶらつく羽目となっていた。

ようやく洋食屋に出くわしたと思っても、松坂牛のステーキを出したりするような微妙にB級を踏み外した店であって、当然のようにB級の代表格「トンテキ」なるものはそこに名を連ねていなかったりもした。
更にさまよい歩いても「トンテキ」を掲げる店を見かけない。あるのは中華屋やラーメン屋にカレー屋と云った按配だった。
それならば一層の事と駅裏へと向かい、全品¥500の定食(コーヒー付)を出す居酒屋で、¥500ならハズレでもいいやろとハンバーグ定食を選んだりもした。小鉢をアテにビールを頼んでもって気持ちもあったからだ。
牛肉タップリのハンバーグに千切りキャベツを添えて、小鉢には揚げなどを炊いたんと小さな冷奴がひとつ。あとは沢庵が4切れと多いが、味噌汁の具は寂しかった。食後にちょっとだけですけれどとデミタスカップで供されたコーヒーは、単なるオマケとは違うよなってくらいには美味しかったのだけれども、残念ながらビールを傾けるといった感じには成れなかったのも確かだった。

その物足りなさゆえに、餃子に麦酒とでも、あるいはちょこっとトンテキとでも、ってな感じで駅へ戻りながらビールを美味しくいただけそうな店を探し求めた。
そして呆気なくそれはあった。トンテキ専門店「ちゃん」
しかしそれは明らかにガッツリ系の店であって、ラーメンとセットであったり、山盛りな定食であったりしたのだった。腹がソコソコ満たされたボクは、ラーメンだとかご飯だとか余計なもの入らないので、ここは却下。
それならば、アサヒビールの直営店にでもとも思ったが、 料理を注文された方は生ビール半額ってのが これまたボクの癇に障り入るのを止めた。
再び線路をくぐり、夜の歓楽街方面へと向う。
するとすぐに新味覚の看板を見付けた。
新味覚があるなら、それこそそこで餃子で一杯で丁度いいではないか、と餃子にビールを頼んだ。
しゃきしゃきとした野菜に、肉のうまみ、ニンニクたっぷりのラー油を加えた、うまい餃子にうまいビールで充分満足したはずなのに、何故か満たされないところがあった。

「トンテキ」なぜそんなものにこれほど固執しているのだろう。肉などさして好きではないし、ましてや豚など年に何回も口にするのことはない。
かつて日本中を何周かバイクで廻っていた頃、各地の郷土色豊かなものを、貧乏ゆえにB級なものばかりを食い散らかして旅していた。そして四日市には来来憲のトンテキがあると聞いて、ツーリングマップルにも書き込んでいたのだった。
それでも豚肉が好きではないから、幾度と無く四日市を訪れてもそれを食す機会は一度としてなかったのだ。
そして、そのトンテキを出す店が目の前にあった。
その看板は、今日四日市を訪れて早々に、というか、前日御在所を登る前に見かけていたものだった。
そしてそれは昼呑み出来そうな店だなって漠然と思っていた店だった。
暖簾をくぐる。中にはテーブルが十ほど並んでいるであろうか。そのすべてに客が着いていた。
「相席でも良いですか」
もちろんかまわない。
ボクの前にいたお客さんはちょうど食べ終わったばかりで、すぐ会計を済ませた。
頼んだのはビールと、¥1,100って値段に躊躇したけれど「トンテキ」
「トンテキ」を食べに来たのにそれを頼まないってのは、ワケが分からない。
「15分ほどお時間を頂戴しますが」
腹ごなしに遅ければ遅いほどいい感じだ。コンパまでにはまだまだ時間がある。
すぐに二人連れの老人が相席となる。
ひとりは杖を突き、ちんばをひく。ふたりともガッツリ墨を入れている。
「あのねーちゃん、不細工やけどよう動きよるやろ」店員の一人を指差し、言う。
「ユッキーナ、お前チチ無いやろ」そんなセクハラまがいの発言にも、遠慮なく叱り付ける彼女らの接客は、大阪っぽくてなんとも心地よい。
「もうすぐ、この店出るで」
ブラウン管の中では、照英があさひ食堂の「トンテキ」を美味そうに食っていた。
「お、おいしい♡」一口食べてそう思った。
「お口の中で肉汁が♡」なんてことはないが、ソースの甘みが柔らかな豚肩ロースを包み込み、しっとりとした歯応えが心地よかった。
「外はパリパリ中はジューシー♡」ってなことはまったく無いのだけれど、サクッとした豚の食感にホクホクとしたニンニクがなんとも言えず美味かった。
そして四日市名物だというのに、この「トンテキ」にたどり着くまでかなりの紆余曲折があったのだった。
御在所帰りに、改札を抜けアーケードへ向かった。 そこはよくある地方都市の駅前のように、しもた屋が建ち並ぶと云った風情ではないのだが、そこは日曜だからなのか、いまだ午前中だからかはしらんけど、ろくに酒が呑めそうな店などありそうも無かった。
そして徐々にその散策範囲を拡げていくにつれ「五十路おばさん助平ったらしい尻」とか「密室女性トイレ 洩れる喘ぎ声」なんてポスターを掲げている映画館なんかがあったり、熟女何とかとかキャンパスパブとかよく分からない看板が並ぶ一角をぶらつく羽目となっていた。

ようやく洋食屋に出くわしたと思っても、松坂牛のステーキを出したりするような微妙にB級を踏み外した店であって、当然のようにB級の代表格「トンテキ」なるものはそこに名を連ねていなかったりもした。
更にさまよい歩いても「トンテキ」を掲げる店を見かけない。あるのは中華屋やラーメン屋にカレー屋と云った按配だった。
それならば一層の事と駅裏へと向かい、全品¥500の定食(コーヒー付)を出す居酒屋で、¥500ならハズレでもいいやろとハンバーグ定食を選んだりもした。小鉢をアテにビールを頼んでもって気持ちもあったからだ。
牛肉タップリのハンバーグに千切りキャベツを添えて、小鉢には揚げなどを炊いたんと小さな冷奴がひとつ。あとは沢庵が4切れと多いが、味噌汁の具は寂しかった。食後にちょっとだけですけれどとデミタスカップで供されたコーヒーは、単なるオマケとは違うよなってくらいには美味しかったのだけれども、残念ながらビールを傾けるといった感じには成れなかったのも確かだった。

その物足りなさゆえに、餃子に麦酒とでも、あるいはちょこっとトンテキとでも、ってな感じで駅へ戻りながらビールを美味しくいただけそうな店を探し求めた。
そして呆気なくそれはあった。トンテキ専門店「ちゃん」
しかしそれは明らかにガッツリ系の店であって、ラーメンとセットであったり、山盛りな定食であったりしたのだった。腹がソコソコ満たされたボクは、ラーメンだとかご飯だとか余計なもの入らないので、ここは却下。
それならば、アサヒビールの直営店にでもとも思ったが、 料理を注文された方は生ビール半額ってのが これまたボクの癇に障り入るのを止めた。
再び線路をくぐり、夜の歓楽街方面へと向う。
するとすぐに新味覚の看板を見付けた。
新味覚があるなら、それこそそこで餃子で一杯で丁度いいではないか、と餃子にビールを頼んだ。
しゃきしゃきとした野菜に、肉のうまみ、ニンニクたっぷりのラー油を加えた、うまい餃子にうまいビールで充分満足したはずなのに、何故か満たされないところがあった。

「トンテキ」なぜそんなものにこれほど固執しているのだろう。肉などさして好きではないし、ましてや豚など年に何回も口にするのことはない。
かつて日本中を何周かバイクで廻っていた頃、各地の郷土色豊かなものを、貧乏ゆえにB級なものばかりを食い散らかして旅していた。そして四日市には来来憲のトンテキがあると聞いて、ツーリングマップルにも書き込んでいたのだった。
それでも豚肉が好きではないから、幾度と無く四日市を訪れてもそれを食す機会は一度としてなかったのだ。
そして、そのトンテキを出す店が目の前にあった。
その看板は、今日四日市を訪れて早々に、というか、前日御在所を登る前に見かけていたものだった。
そしてそれは昼呑み出来そうな店だなって漠然と思っていた店だった。
暖簾をくぐる。中にはテーブルが十ほど並んでいるであろうか。そのすべてに客が着いていた。
「相席でも良いですか」
もちろんかまわない。
ボクの前にいたお客さんはちょうど食べ終わったばかりで、すぐ会計を済ませた。
頼んだのはビールと、¥1,100って値段に躊躇したけれど「トンテキ」
「トンテキ」を食べに来たのにそれを頼まないってのは、ワケが分からない。
「15分ほどお時間を頂戴しますが」
腹ごなしに遅ければ遅いほどいい感じだ。コンパまでにはまだまだ時間がある。
すぐに二人連れの老人が相席となる。
ひとりは杖を突き、ちんばをひく。ふたりともガッツリ墨を入れている。
「あのねーちゃん、不細工やけどよう動きよるやろ」店員の一人を指差し、言う。
「ユッキーナ、お前チチ無いやろ」そんなセクハラまがいの発言にも、遠慮なく叱り付ける彼女らの接客は、大阪っぽくてなんとも心地よい。
「もうすぐ、この店出るで」
ブラウン管の中では、照英があさひ食堂の「トンテキ」を美味そうに食っていた。
2012年12月21日金曜日
Filomena Ristorante
予算$500くらい(大人8人子供3人)SCAMPI DI CORRADO ALLA VODKA $32、Villa Cerna "Riserva" Chianti Classico 2005、etc
「次回はもう少し遠いところの話をしたいと思う」 なんて曳きをしながらも長いこと放置していたのは、U.S.Aに行っていて気軽に更新できる環境に居なかったから、なんてことは全くて、ただただ面倒くさかったからってことは、言わずもがなだろうけれども、敢えて言ってみたりもする。
そんなこんなで、気乗りしないながらにも今回筆を取ったのは、あまりにも放置しすぎていると記憶は薄れ、ちょこっと感動した場面ですら過剰に美化されてしまったり、仔細なことではあっても重要な事柄が忘れ去られてしまったりして、なるべく旅の記録を正確に取っていこうというボクのblogを遣る上での趣旨から逸脱してしまうのではないかなって思ったからだった。
それは、息子とワシントンD.C.のロハな美術館を練歩き、アメリカンなファーマシーでは日本では手に入らないようなdrugを仕入れ、駅に隣接したショッピングモールのBookstoreでモレスキンの手帳を買い求めた後のことだった。
約束の時間ぎりぎりに、なんとも危なげな中華街を抜けてホテルに帰り、空港帰りの時とは違って加算されない割安かなって思えるタクシーに20分くらい乗った後に、親父が行きたいと予約を入れたイタリアンな店の前に降り立った。
「次回はもう少し遠いところの話をしたいと思う」 なんて曳きをしながらも長いこと放置していたのは、U.S.Aに行っていて気軽に更新できる環境に居なかったから、なんてことは全くて、ただただ面倒くさかったからってことは、言わずもがなだろうけれども、敢えて言ってみたりもする。
そんなこんなで、気乗りしないながらにも今回筆を取ったのは、あまりにも放置しすぎていると記憶は薄れ、ちょこっと感動した場面ですら過剰に美化されてしまったり、仔細なことではあっても重要な事柄が忘れ去られてしまったりして、なるべく旅の記録を正確に取っていこうというボクのblogを遣る上での趣旨から逸脱してしまうのではないかなって思ったからだった。
それは、息子とワシントンD.C.のロハな美術館を練歩き、アメリカンなファーマシーでは日本では手に入らないようなdrugを仕入れ、駅に隣接したショッピングモールのBookstoreでモレスキンの手帳を買い求めた後のことだった。
約束の時間ぎりぎりに、なんとも危なげな中華街を抜けてホテルに帰り、空港帰りの時とは違って加算されない割安かなって思えるタクシーに20分くらい乗った後に、親父が行きたいと予約を入れたイタリアンな店の前に降り立った。
地下へと続く階段の横では、日本でよく見かける店頭手打ちうどん実演の如く、いかにもイタリアのマンマといった女性がひたすらにラビオリを作り続けている。
その姿に誘われたのか、英語で書かれたメニューを読み解くのが面倒だったのか、オヤジはラビオリを頼んだ。ボクは食べたいものを食べたかったので安易に決定せずに、じっくりとメニューに対峙する。
Eight Large Shrimp pan seared with Extra Virgin Olive Oil.
Bacon, Onions, Vodka and a touch of creamy Tomato Sauce served over Linguini Pasta.
八尾の大きなエビをオリーブオイルで炒める。
ベーコン、オニオン、ウオッカを加えたトマトクリームソースをリングイネにかける。
これくらいならボクでもわかる。これに下ろしたてのパルメジャーノ・レッジャーノをたっぷりとかけてもらう。




がっつりとこってりでかなりうまい。が、パスタだけで500gはあり、これだけで軽く2000kcalを超えてしまいそうだ。ラビオリはまるで水餃子のようなデカさだし、ニョッキも一口では食べられない。なにもかもがけた違いにデカい。

それに加え、海鮮のフリッターを摘まみながら、どうにもこうにも水っぽいとしか言いようのないビールに始り、キャンティークラシコを6人で3本空け、サービスですと出された杏仁豆腐の香りのリキュールとアニス酒にコーヒー豆を二三粒加えて飲み干す。みんなアニス酒は嫌いだというので、ボク一人杯を重ねる。
どのドルチェで〆ようかな、なんてガラスケースを眺めていた事も忘れ、腹ははちきれんばかりである。ボクはトイレに駆け込み、少し戻した。
Filomena Ristorante
住所:1063 Wisconsin Avenue, NW Washington, DC 20007
電話:(202) 338-8800 or 1 (888) FILOMENA
営業時間:LUNCH MON-SUN 11:00-3:30PM
DINNER MON-SUN 3:30-11:00PM
公式サイト
その姿に誘われたのか、英語で書かれたメニューを読み解くのが面倒だったのか、オヤジはラビオリを頼んだ。ボクは食べたいものを食べたかったので安易に決定せずに、じっくりとメニューに対峙する。
Eight Large Shrimp pan seared with Extra Virgin Olive Oil.
Bacon, Onions, Vodka and a touch of creamy Tomato Sauce served over Linguini Pasta.
八尾の大きなエビをオリーブオイルで炒める。
ベーコン、オニオン、ウオッカを加えたトマトクリームソースをリングイネにかける。
これくらいならボクでもわかる。これに下ろしたてのパルメジャーノ・レッジャーノをたっぷりとかけてもらう。




がっつりとこってりでかなりうまい。が、パスタだけで500gはあり、これだけで軽く2000kcalを超えてしまいそうだ。ラビオリはまるで水餃子のようなデカさだし、ニョッキも一口では食べられない。なにもかもがけた違いにデカい。

それに加え、海鮮のフリッターを摘まみながら、どうにもこうにも水っぽいとしか言いようのないビールに始り、キャンティークラシコを6人で3本空け、サービスですと出された杏仁豆腐の香りのリキュールとアニス酒にコーヒー豆を二三粒加えて飲み干す。みんなアニス酒は嫌いだというので、ボク一人杯を重ねる。
どのドルチェで〆ようかな、なんてガラスケースを眺めていた事も忘れ、腹ははちきれんばかりである。ボクはトイレに駆け込み、少し戻した。
Filomena Ristorante
住所:1063 Wisconsin Avenue, NW Washington, DC 20007
電話:(202) 338-8800 or 1 (888) FILOMENA
営業時間:LUNCH MON-SUN 11:00-3:30PM
DINNER MON-SUN 3:30-11:00PM
公式サイト
ラベル:
たべもん@U.S.A
2012年4月24日火曜日
2012年4月12日木曜日
写真
ようやくキャノンボールも終わったってことで、三宮まで十数㎞ほど軽くラン。


アキトが最近、肉食系になってきたから唐揚げ喰いたいんすよって言うからミュンヘンへ。

お次は元町へと移って金時食堂へ。昼まっから二階を貸し切りで宴会と事成った。


地元へ帰っていつも通りに高田屋。


そして粉もん食べたいなっと名木さんへ。ボクは神戸風の方が好きやけど、大阪風ではここがこの辺りでは一番旨いなとは思っていたが、あえて行きはしないよなって思うくらいのお好みやと思っていたのに記憶以上に旨かった。

金時食堂
住所:兵庫県神戸市中央区元町通1-7-2
電話:078-331-1037
営業時間:10:30~21:00(月~金曜)、10:30~20:00(土曜)、10:30~19:00(日曜)
定休日:祝日


アキトが最近、肉食系になってきたから唐揚げ喰いたいんすよって言うからミュンヘンへ。

お次は元町へと移って金時食堂へ。昼まっから二階を貸し切りで宴会と事成った。


地元へ帰っていつも通りに高田屋。


そして粉もん食べたいなっと名木さんへ。ボクは神戸風の方が好きやけど、大阪風ではここがこの辺りでは一番旨いなとは思っていたが、あえて行きはしないよなって思うくらいのお好みやと思っていたのに記憶以上に旨かった。

金時食堂
住所:兵庫県神戸市中央区元町通1-7-2
電話:078-331-1037
営業時間:10:30~21:00(月~金曜)、10:30~20:00(土曜)、10:30~19:00(日曜)
定休日:祝日
2012年4月5日木曜日
2012年3月30日金曜日
2012年3月21日水曜日
2012年3月8日木曜日
立呑処 鶴吉
予算¥1,580(生中¥380、菊正宗(熱燗)正一合¥300、酎ハイ(日ノ丸)¥250、黒霧島(ロック)6勺¥350、鶏肝のしょうが煮¥300、スジと大根のタイタン¥サービス)
おっと、いつまにやら二週間も間が開いてしまったが、ボクは全くもって旅をしていなかった、ってわけでもないんだ。その証拠に、今年に入ってからお山に登らなかった週は一度たりともないわけだし、そのお山が滋賀の雪山なんかだったりしたもんだから妙に懐具合が寂しかったりしているわけだ。
そんな日常的な気配さえする在り来たりの山行のとある一日を、問わず語りに呟いてみようと思う。
あれは忘れもしない一月は下旬?のある一日のことだった。金剛山を登って、方違さんで祓ってもらって、湊潮湯で湯浴みをし、晴一で腹を満たした後でのことだった。いつもどおりに消費した分の燃料補給に、と湊へ赴いていたのだけれど、田宮酒店は休みやし犬吉が開くまでにはまだ時間があった。そこで何とはなしに犬吉に似た名前の鶴吉って立呑屋を訪れたのだった。
L字型のカウンターには、円形に切り抜いた板が座面となった19㍑の空き樽が12、3ほど据え付けられている。そしてカウンターの上には大鉢に盛られた料理。雑多に拡げられたままの新聞。奥のボードに並ぶ迷うほどのアテの数々。おでんの鍋がコトコトと音を立て、圧力鍋がシュンシュンと湯気を振りまく。地元民しか訪れませんってな真っ当な立呑屋な佇まいがなんとも居心地がよい。
とりあえず頼んだ生中を片手に腹は空いてはいないがアテのひとつも頼まなければな、とメニューを睨みつけるが、なかなかに決めかね、大鉢の中身を尋ねてみたりしながら結局のところ、普通に無難な鶏肝なんてところに落ち着いた。生姜の利いた鶏肝もまた、特に洒落たワケでもなく濃ゆめの味付けが酒を勧める可もなく不可もなくな真に真っ当な立呑屋のアテで、これもまた嬉しくもあるのであった。
「ちょっと食べてみ」と常連さんに小鉢が差しだされる。おもむろに頬張り、ブホッと吹き出す。
「熱すぎるわ!」と何ものかに遣り場のない怒りを露わにする。
「アホやなぁ、熱いことなんて分かり切ってるやろ」と女将さんは呆れる。
「そない熱いなんて思わへんわ」なんて憤懣やるかたない様子でぶつくさと歯切れの悪い言葉を続ける。
「そちらさんもどうぞ」とご相伴に預かったのは薄めのダシで炊かれたスジと大根で、先ほどまで蒸気を振りまいていた鍋の中身であった。ボクはブホッといかないように小さく切り分け冷まして頂く。そして気になっていたメニューについて質問してみた。各種酎ハイが並ぶ中の「梅ざんまい」の三昧具合とか「日の丸」とは何が入っているのかとかを、だ。練り梅に梅干と梅シロップをたっぷりと加えたのだと云う。かなり甘いけどな、と付け加える。それなら「日の丸」は梅干だろう、と予想通りの答えが返ってきた。
話題がいつしか地震の話へと変わっていったのは、つい先日富士山で地震があったし、震災当時ボクは堺に避難していたのだから、当然と云えば当然の成り行きだった。
もちろん堺は地震の被害など全くと云っていいほどなかったのだが、ただ、当時勤めていた堺市内の会社への道は大渋滞しており、普段の五倍も時間がかかったそうな。
そんな他愛もない話を積もり重ねていったわけだが、今思い返してみてもあまりと云えばあまりにすぎるほどに覚えてなくて、気がつけばいつも通りに水道筋あたりで呑み重ねていたのだった。
偉そうに、旅だの山だの云っていたわりに近場過ぎて日常から全然離れていなかったりもしたので、次回はもう少し遠いところの話をしたいと思う。
立呑処 鶴吉
住所:大阪府堺市堺区出島海岸通1-12-19
電話:072-245-5337
席数:カウンター12席(生樽が椅子)
おっと、いつまにやら二週間も間が開いてしまったが、ボクは全くもって旅をしていなかった、ってわけでもないんだ。その証拠に、今年に入ってからお山に登らなかった週は一度たりともないわけだし、そのお山が滋賀の雪山なんかだったりしたもんだから妙に懐具合が寂しかったりしているわけだ。そんな日常的な気配さえする在り来たりの山行のとある一日を、問わず語りに呟いてみようと思う。
あれは忘れもしない一月は下旬?のある一日のことだった。金剛山を登って、方違さんで祓ってもらって、湊潮湯で湯浴みをし、晴一で腹を満たした後でのことだった。いつもどおりに消費した分の燃料補給に、と湊へ赴いていたのだけれど、田宮酒店は休みやし犬吉が開くまでにはまだ時間があった。そこで何とはなしに犬吉に似た名前の鶴吉って立呑屋を訪れたのだった。
L字型のカウンターには、円形に切り抜いた板が座面となった19㍑の空き樽が12、3ほど据え付けられている。そしてカウンターの上には大鉢に盛られた料理。雑多に拡げられたままの新聞。奥のボードに並ぶ迷うほどのアテの数々。おでんの鍋がコトコトと音を立て、圧力鍋がシュンシュンと湯気を振りまく。地元民しか訪れませんってな真っ当な立呑屋な佇まいがなんとも居心地がよい。
とりあえず頼んだ生中を片手に腹は空いてはいないがアテのひとつも頼まなければな、とメニューを睨みつけるが、なかなかに決めかね、大鉢の中身を尋ねてみたりしながら結局のところ、普通に無難な鶏肝なんてところに落ち着いた。生姜の利いた鶏肝もまた、特に洒落たワケでもなく濃ゆめの味付けが酒を勧める可もなく不可もなくな真に真っ当な立呑屋のアテで、これもまた嬉しくもあるのであった。
「ちょっと食べてみ」と常連さんに小鉢が差しだされる。おもむろに頬張り、ブホッと吹き出す。
「熱すぎるわ!」と何ものかに遣り場のない怒りを露わにする。
「アホやなぁ、熱いことなんて分かり切ってるやろ」と女将さんは呆れる。
「そない熱いなんて思わへんわ」なんて憤懣やるかたない様子でぶつくさと歯切れの悪い言葉を続ける。
「そちらさんもどうぞ」とご相伴に預かったのは薄めのダシで炊かれたスジと大根で、先ほどまで蒸気を振りまいていた鍋の中身であった。ボクはブホッといかないように小さく切り分け冷まして頂く。そして気になっていたメニューについて質問してみた。各種酎ハイが並ぶ中の「梅ざんまい」の三昧具合とか「日の丸」とは何が入っているのかとかを、だ。練り梅に梅干と梅シロップをたっぷりと加えたのだと云う。かなり甘いけどな、と付け加える。それなら「日の丸」は梅干だろう、と予想通りの答えが返ってきた。
話題がいつしか地震の話へと変わっていったのは、つい先日富士山で地震があったし、震災当時ボクは堺に避難していたのだから、当然と云えば当然の成り行きだった。
もちろん堺は地震の被害など全くと云っていいほどなかったのだが、ただ、当時勤めていた堺市内の会社への道は大渋滞しており、普段の五倍も時間がかかったそうな。
そんな他愛もない話を積もり重ねていったわけだが、今思い返してみてもあまりと云えばあまりにすぎるほどに覚えてなくて、気がつけばいつも通りに水道筋あたりで呑み重ねていたのだった。
偉そうに、旅だの山だの云っていたわりに近場過ぎて日常から全然離れていなかったりもしたので、次回はもう少し遠いところの話をしたいと思う。
立呑処 鶴吉
住所:大阪府堺市堺区出島海岸通1-12-19
電話:072-245-5337
席数:カウンター12席(生樽が椅子)
2012年2月22日水曜日
みよちゃん
予算¥1,500(剣菱一合熱燗¥600x2、付出(おでん、スジ、まるてん)¥300)
さほどオイシイ店があるわけでもなく、さしてヤスイ店があるわけでもないのだが、西院のあの辺りや大宮のこの辺りは、以前壬生に住んでいたときから心惹かれるものを留め置いて止まない。
「付出、おでんでええか?」「おでんしかないけどな」って表の赤提灯にはおでん以外も書いてあったん違うんか!なんて心の中でツッコミを入れながらも「なんにする?」「スジにするか」「丸天もちょうだい」「それだけでええか?」「ええで」と素直に応じるボク。
そして瓶ビールを追加していく常連さんに混じり、ポツリポツリと言葉を重ねていく。
祇園なんて華やかにして縁遠い世界よりも、場末感たっぷりな寛遊園こそが、ボクにとってもっとも京都らしい京都である。
みよちゃん
住所:京都府京都市中京区大宮通四条上ル錦大宮町 寛遊園内
営業時間:22:30LO
カウンター7席
さほどオイシイ店があるわけでもなく、さしてヤスイ店があるわけでもないのだが、西院のあの辺りや大宮のこの辺りは、以前壬生に住んでいたときから心惹かれるものを留め置いて止まない。「付出、おでんでええか?」「おでんしかないけどな」って表の赤提灯にはおでん以外も書いてあったん違うんか!なんて心の中でツッコミを入れながらも「なんにする?」「スジにするか」「丸天もちょうだい」「それだけでええか?」「ええで」と素直に応じるボク。
そして瓶ビールを追加していく常連さんに混じり、ポツリポツリと言葉を重ねていく。
祇園なんて華やかにして縁遠い世界よりも、場末感たっぷりな寛遊園こそが、ボクにとってもっとも京都らしい京都である。
みよちゃん
住所:京都府京都市中京区大宮通四条上ル錦大宮町 寛遊園内
営業時間:22:30LO
カウンター7席
2012年2月16日木曜日
やきとり おおしば
予算¥2,450(お通し(マカロニサラダ)¥300、たん¥110x2、子袋¥110x1、しろ¥110x2、ぼんちり¥110x2、バルラリーセット¥800(若鶏、しろ、かしら+子袋 各1、もつ煮込み、多満自慢 純米無濾過120ml)、キリンクラシックラガー大瓶¥580、花陽浴(はなあび)純吟雫酒120ml¥600)
福生のやきとり屋おおしばへ。
「やきとり」っていってもこちらの「やきとり」は半分くらい「やきとん」なわけで、ボクが頼んだのも半分以上「やきとん」なわけだった。
すべて「塩」で頼んだその横には、コチュジャンにニンニク、一味、砂糖を加え練り合わせたようなお味の、おおしば特製の辛みそが添えられていた。これがなんとも酒を勧めるお味で、バルラリーセット(おまかせ3串もつ煮込み福生の地酒(3/11まで))までも追加した。
大振りのやきとり(やきとん)できっちりと小腹を満たし、ほどよく旨い酒で微酔いになっての2,450円なんて安すぎるな、って思っていたのだが、それもそのはず花陽浴を付け忘れていたようだ。もっとも、本来の支払いである3,050円であっても、結構安かったな、って思ったりもしたのだろうけれど。
やきとり おおしば 拝島本店
住所:東京都昭島市松原町4-12-6
電話:042-545-6922
営業時間:17:00~23:00(日~木曜)、17:00~24:00(金、土、祝祭日前夜)
定休日:不定休
公式サイト
福生のやきとり屋おおしばへ。「やきとり」っていってもこちらの「やきとり」は半分くらい「やきとん」なわけで、ボクが頼んだのも半分以上「やきとん」なわけだった。
すべて「塩」で頼んだその横には、コチュジャンにニンニク、一味、砂糖を加え練り合わせたようなお味の、おおしば特製の辛みそが添えられていた。これがなんとも酒を勧めるお味で、バルラリーセット(おまかせ3串もつ煮込み福生の地酒(3/11まで))までも追加した。
大振りのやきとり(やきとん)できっちりと小腹を満たし、ほどよく旨い酒で微酔いになっての2,450円なんて安すぎるな、って思っていたのだが、それもそのはず花陽浴を付け忘れていたようだ。もっとも、本来の支払いである3,050円であっても、結構安かったな、って思ったりもしたのだろうけれど。
やきとり おおしば 拝島本店
住所:東京都昭島市松原町4-12-6
電話:042-545-6922
営業時間:17:00~23:00(日~木曜)、17:00~24:00(金、土、祝祭日前夜)
定休日:不定休
公式サイト
2012年2月14日火曜日
2012神戸バレンタイン・ラブラン
結局、ほとんど練習せずに参戦となってしまったところの「バレンタイン・ラブラン」
案の定、14kmを過ぎると膝が痛み出し、16kmに至っては足の裏が疼いてガックリとペースが落ちる。アミノ酸を飲みつつの、騙し騙し走りつつの、イチ時間ゴジュウナナ分。
時速10kmほどのペースで21kmくらいってなら息ひとつ乱れやしないけど、いろんなところが痛みだすのは、やっぱ走り込みが足りないからなんだろう。四ヶ月かけて100kmくらいしか走ってないんだもんな、だって走るのキライやし。
目的は呑み会なんだからタイムはどうでもいいんだけど、ポンマジくんやジュンマンみたく10分20分台までいかなくても、やっぱり40分ぐらいは狙いたいってところ。キャノンボール的な意味で。
写真
2012神戸バレンタイン・ラブラン

写真
案の定、14kmを過ぎると膝が痛み出し、16kmに至っては足の裏が疼いてガックリとペースが落ちる。アミノ酸を飲みつつの、騙し騙し走りつつの、イチ時間ゴジュウナナ分。
時速10kmほどのペースで21kmくらいってなら息ひとつ乱れやしないけど、いろんなところが痛みだすのは、やっぱ走り込みが足りないからなんだろう。四ヶ月かけて100kmくらいしか走ってないんだもんな、だって走るのキライやし。
目的は呑み会なんだからタイムはどうでもいいんだけど、ポンマジくんやジュンマンみたく10分20分台までいかなくても、やっぱり40分ぐらいは狙いたいってところ。キャノンボール的な意味で。
写真
2012神戸バレンタイン・ラブラン
写真
2012年2月6日月曜日
登録:
投稿 (Atom)





















