2010年11月7日日曜日

大和下市 おけ常@下市

予算¥0(もらいもん)

ボクは、太巻ってヤツがあんまり好きではないんですが、これはハマリました。

プリプリの海老を優しく包み込む玉子焼に寄り添う香ばしく焼かれた鰻と併せて、甘辛く炊かれた椎茸とシャキシャキとした歯応えの三ツ葉の清清しい香り。程良くしっとりと甘酸っぱく炊かれた酢飯に包み込まれたそれを、ひとつ摘んでしまったが最後、もう止まりません。それこそ二本ぐらいはバクバクと楽勝でいってまいます。
「わざわざ遠くから食べに来るほどのもんではないけどな」などと言いやがりますが、ボクにとっては、ワザワザトヲクカラデモタベニイクヨウナモン、でしたね。

大和下市 おけ常
住所:奈良県吉野郡下市町下市13-1 寿しマップ
電話:0747-52-2445
cp? mf7 re6

2010年11月5日金曜日

吉宗@高岡

予算¥850(カレーうどん¥850)

「輪行ですか、甥っ子が競輪をしてましてね、頑張ってください」
「ありがとうございます」
エレベーターで御一緒したご婦人に、そう励まされてしまいました。
「どこまで行かはるんですか?」
「氷見の辺りまで行こうかと思っています」
「折角なのに、勿体ないですね」
「時間があれば一周したいところなのですが」
開いた扉を抜けながら、スーツ姿の紳士へとおざなりに返しました。

ここ、高岡に降り立ったのは、越中国一宮である"気多神社"を訪れるため。もちろん、時間が許せば氷見を通って能登を一周したいな、などと思っておりました。しかし、社会人ともなってしまいますと、なかなかそんな時間も取れません。学生の頃に日本一周でもしておくのだった、などと悔やんでも後の祭り。通しで廻れる時間など、この歳となってしまっては定年を待つほかありません。もっとも、そんなお年頃となってからでは、そんな体力も気力も衰え、そんな意欲も萎えていることでしょう。だからボクは断片的にでも、時間が許す限り精力的に廻り続けているのです。

気多神社、雲龍山勝興寺と廻り、カレーうどんで有名な吉宗を訪れました。時間は丁度お昼時ということもあって、広い店内は、半分ほど席が埋まっておりました。頼むのはもちろんカレーうどん。ピーナッツの風味が利いたコッテリ系というウワサです。
そして運ばれてきたのは、大きめの丼にごっそりと肉が盛られたボリュームたっぷりのカレーうどん。とろみの強い餡には、刻み葱が散らしてあります。うどんは、もっちり感はありますがコシや粘りが乏しく物足りません。カレー餡も甘みは強めなのですが、ダシの香りもなく単調、カレーの風味もあまり感じられずに、ただただ塩辛いだけの物でした。そしてなにより、別茹でされたパッサパサの鶏胸肉の炊いたんの辛いことと云ったらありません。ポットで運ばれてきた水を半分以上飲み干しても食べきることが出来ませんでした。

口直しにと、ホームでビールなど啜っておりますと、「もう帰ってきはったんですか!」と、突然声を掛けられます。
振り返るとそこには、行きしに会話した方の姿がありました。

吉宗(よしむね)
住所:富山県高岡市宝町7-4 カレーマップ
電話:0766-24-1767
営業時間:11:00~15:30 17:00~20:30、11:00~20:30(土日祝日)
定休日:月曜(祝日の場合は営業) 第1火曜
cp4 mf4 re4

2010年10月29日金曜日

餃子の店 江戸久@米沢

予算¥1,260(水餃子(10ヶ)¥600、キリンラガー大瓶(キュウリ、キャベツ浅漬付)¥660)

東北で餃子処と云えばボク的には福島なのだが、ここ米沢にも有名な老舗の餃子屋がある。
ボクは、焼餃子と水餃子は元から別のものとして作って欲しいな、と常常思っているのだが、ここはそんな思いを叶えてくれるお店のひとつなのだ。

キャベツとニラがたっぷりと入った餡を包み込むのは、厚手のツルッとした皮。そんな水餃子らしいプックリと丸みを帯びたそれが、茹でた湯の中に10コほど浮かんでいる。そのしっかりと下味の付いた餡は、タレに浸けなくてもビールのアテに十分だ。
それから、浅漬もお代わりできるそうだが、始めに供されたそのたっぷりとした量で足りないなどとは、考えられない。

小振りな餃子10コで600円という値付けは高めな気もするが、その味だけは、何処へ持っていっても引けを取らないものではないだろうか。

餃子の店 江戸久(えどきゅう)
住所:山形県米沢市門東町2-4-9 餃子マップ
電話:0238-23-2671
営業時間:16:00-23:00
定休日:第2,4日曜
cp4 mf5 re5

2010年10月27日水曜日

旬魚処 海蔵@大石

予算¥21,420(男2人女2人)(獺祭 純米瓶内発泡にごり四合瓶¥4,400、赤石 純米吟醸生原酒たれくち¥950、尾瀬の雪どけ 純米吟醸本生 夏吟¥900、キリン一番搾り生中¥500x3、お造り盛合せ(千葉産特大さざえ、福岡産よこわ、淡路産天然鯛、由良うに、あなご、あこう、しゃり玉付)、かわつえびのポテトサラダ¥680、さらし鯨のからし酢みそ¥580、うなぎ白焼¥900、自家製味噌漬の四種盛り、釜めし(貝柱(平木貝))¥1,050、他)

もう、随分と前の話になってしまったんだけれど、ボクの周りで"海蔵"さんが流行っていた時期があった。
なんだか"流行っていた"なんて言い方をすると、それはとってもおかしな言い表し方だなって気もするんだけど、"流行っていた"なんて言葉以外に適当な表現が思い浮かばないくらいに、ボクらの中では流行っていたんだ。

それで、ある日のこと。
いつも通り呑んでいると、いつも通りに"海蔵"さんの話が出たんですよ。そこでね、「前前から一度行ってみたいと思っていたんすよ」なあんて話に加わると、「行きましょう、行きましょう」と、彼女はその場で携帯を取り出し、予約を入れ、トントン拍子に事が運んで行ったんだ。


料理は至ってシンプル。旬の魚介をいじり廻さずに供する。素材が良いだけに、焼いた、茹でた、下ろした、ただそれだけで、その数数は十分に美味しかったんだ。

「発泡しとう"にごり"は頼んどかなアカンよ」と女の子達一押しの獺祭のにごりを頼んだんだけれど、二合瓶は切らしているそうなので仕方なしに四合瓶にする。
爽やかな香りとスッキリとした後味。そのシャンパンのような軽やかさは、女の子が好きだって言うのも頷ける口当たりだな。もちろんボクも好きな味。

それから、〆の釜めしは、三十分くらいかかりますので、と云うので早めに頼んでおいて、追加のアテと地酒を注文。
獺祭(山口)、赤石(兵庫)、尾瀬の雪どけ(群馬)、初亀(静岡)、常山(山形)、賀茂金秀(広島)、玉川(京都)、岩の井(千葉)、豊盃(青森)、ひと夏の恋(宮城)、開運(静岡)、等などと、リストに並ぶ地酒は半分くらいは呑んだことがなかったけれど、これから先先の事も考えて、控え目にしておいたんだ。色色と試してみたかったんだけどね。

お釜にこびり付いたおこげまで美味しくいただいて、一人頭五千円だもんね。これは、かなり満足したな。

その後、二軒目へと向かう途中で「ここが親御さんの魚屋さん」と教えられ、さすがは魚屋さんがやってはるお店だな、と、その目利きに納得したんだ。

旬魚処 海蔵(みくら)
住所:神戸市灘区大石東町5-6-10 海鮮マップ
電話:078-882-5228
営業時間:17:00~22:00(L.O.21:30)
定休日:日曜、祝日の月曜
cp7 mf7 re7